マシュマロと私

「なぜ山に登るのですか?」
イギリスの登山家ジョージ・マロリー曰く、
「そこに山があるからだ」
「何でマシュマロなんですかね?」
チョモランマさん曰く、
「キャンディーはOKで、マシュマロはごめんって意味」
この、深遠なる意見が得られた背景は、まぁ、ホワイトデーのお返しの品について話したときだ。
どうやら、
その者、黄金色の恋(ちょこ)を受け取りし男子は、ひと月後の満月の夜、その気持ちを菓子に変え、神託を与えるであろう。
ということらしい。満月の夜は脚色である。
これが本当だとすると、仕事も忘れてメレンゲを作り、ゼラチンを溶かし、男数人が生み出した特大板状マシュマロは、どれほどの「ごめん」なのだろうか。
普通のマシュマロが、「砂浜に書かれていて、波で消されてしまうようなごめん」であるなら、「紀文から送られてきた座布団はんぺんの試作品」ですと言ってしまえば納得してしまいそうなくらいでかい今回のマシュマロは、駅の伝言板に「ご・め・ん」と本名入りで書くくらい、すごい「ごめん」である。
また、この「特大マシュマロ製作委員会」にいた男のうち、nimbus7942はいまだ黄金色の恋を得られない人種である。いと悲しい。
それはさておき、メレンゲ作りは面白かった。
現実逃避する方法としては仕事中にヤフオクを覗き見するくらいの見返りがあったと思う。製作委員会に所属していなくても、お試しあれ。
最後に、「大さじ一杯」とは、「約10g前後」だそうです。
ゼラチンの会社に電話して、聞きました。
ひとつ賢くなりました。

確率

「神はサイコロを振らない」。こんなドラマがやっているみたい。
なんとなくうろ覚えだけど、この台詞は特殊相対性理論とかで有名なアインシュタイン博士の言葉だったと思う。そしてこの言葉のあとに、友達にキレられていたはず。
「アルバート!!。科学の話をしているときに神を持ち出すのはやめれや!!。」
そのとーり!!。
かみさまがいるんだったら、ばんばんサイコロ投げまくってるとみたね。僕。
そうでないと、「九死に一生スペシャル」を放映するほどの事象がなくなっちゃうからね。
そして、そういう奇跡が奇跡なみにないと、僕の財布の中にすこんぶが一枚はさまっていたというミラクルは説明つかなくなっちゃうしね(ここで「蛇の皮かよ!!」的なツッコミを考えた人は人生、考えたほうがいいです)。
小学生のとき、新聞受けに「北斗の拳」フィギュアが突っ込まれていたというのも「ややミラクル」だ。
飼い猫に、後ろ足で顔を蹴られたというのも難易度高い。
それに比べて、「ぼく」とタイプするときになぜか「獏」と、打ち間違いの上に変換までしまうことは「ミラクル」ではない。
けど、脈絡なしで、大和田獏に思いを馳せる点は奇跡に近い。
最後にお気に入りのことばをひとつ。
「1回ですむ奇跡を、2回の奇跡にすりかえる必要はない」
僕はよく、2回の奇跡にすりかえてしまうことがあります。

コア焼ける

僕の今使っているノートパソコンは、BIOS起動時にものを言う。
「おまえ、ファン回ってないんだけど、いいの?」
前に分解したら、CPUだか、それをつける薬だか、焦げてたね。
パソコン使ってるとき、CPUの上部分が尋常じゃなく熱くなるね。
BIOSの設定とかわかんないしね。
ので、
僕の朝は濡れたティッシュをCPU上部に置くことから始まる、ということになります。
「濡れたティッシュ」。
なんとなく。なんとなくだけどね。なんかあれだね。
なんとなく、クリスタル。
「なんとなく」の力はすごいね。
「なんとなく」交差点の白線だけ踏んだり、
「なんとなく」ポエ夢を作ってみたり、
「なんとなく」味のり食べてみたり、
「なんとなく」ぜんじろうはどうしてるかなぁと思ってみたり、
「なんとなく」東尋坊へ行きたくなったり、
「なんとなく」牛乳瓶のふた集めてみたり。
そこにきて「なんとなく、クリスタル」ときた!!。
読んだことないけどすごい自慢みたいな気もするぞ!!。
「さりげなく、ダイアモンド」みたいでCMにありそうだ。
そこで今夜!!。
「いつのまにか、しごとおわり」を望む!!。
「とんがりぼうしのメモル」あたりに電話してみるか・・・。
追記
「東尋坊タワー」というのがあるそうです。高低差アップ!!。

終電

終電帰りというのはなかなかつらい。
月曜日にこんなタイトルな点、明日があるということを踏まえてお察しください。
けど、僕の帰路にある、途中の駅一帯は終電間際にとても神秘的になる。終電間際は電車が遅れるが、それが少し楽しみになる。
やさしい明かりが、誰もいない通路を照らす。
誰も乗らないのに動き続けるエスカレーター。静寂。
恋人たちがベンチで他愛もない会話を交わす。
そして、ハンチング帽をかぶったマスクの背むし男。
でた?!!。都市伝説系くちさけ男!!。
僕だー。
とりあえず怪しまれないように鼻をすするしぐさを20秒おきぐらいにする。
「みなさーん!!。怪しそうに見えるものほど怪しくありませんよー。」
「ほらね、花粉症なんですよ。花粉症。」
誰も見ていない舞台でパントマイムをするみたいだ・・・。
ともあれ、中央線発UMAの誕生です。
2年後くらいに、
「ハンチング帽の小男が電車を越えて走っていく」
「踏み切りで大きなマスクの小男がケケケと笑った」
「すごい跳躍力の小男がアベック(古っ)を襲う」
「HGって今何やってんだろ」
ということになると思うのでしくよろ。
追記
「都市伝説系くちさけ男」と、「渋谷系裏りんご」は似ていることが局の調べによりわかりました。

ドライブ

今日は姉とラパンでドライブ。
「ほんま怒るで、こらー!!」
二車線しかないのに片方ずつ工事すなー!!。
しかし、たまにはこんなゆっくりもいいなー。
「お姉ちゃん運転中にペットショップに
視線奪われすぎやー!!」

「女子高生スカート短すぎんねやー!!」
事故の原因が路肩にはいっぱい。注意しなくちゃね。
「最近の女子小学生はおしゃれさんじゃー!!。」
なんか雑貨を一生懸命選んでいるよ!!。まだ雑貨はええねん!!。
あんまり生産力無いんだから、必要なものをピンポイントで買え!!ピンポイントで!!。
まぁ、生産力無いのはお互い様か・・・。
帰りにマクドナルドで食事。
「ダブルチーズバーガーとビックマックを単品で」
「はい。ダブルチーズバーガーとビックマックとベーコンレタスバーガーですね!!。」
・・・
「そのベーコンレタスバーガーはどこか
ら来kぉklじょえdー!!。」

瞬間です!!。怒りが言語の表現力を超えた瞬間です!!。
思い出した怒りでキーボードの同時押しが増えてきたので今日はおしまい。

いきつけ

いきつけの喫茶店なんかがあると、なんでもない日でも少し、ぜいたくな気分になります。
利いた文庫があると、なおさら。
今日は小一時間だけだったけど、僕の体からはコーヒーのいい香りが
したはず。
嘘です。
今日はずっと家でした。
まぁ、いつもそこそこ忙しいのでこんな休みはとろ火であぶられているかごとく、つらい。
しかもなんだ。部屋汚すぎんだなこれが。
これじゃ、なんでもない日はなんでもない日であって、「不思議の国のアリス」みたいにバンザーイ!!とはならんわけだ。
ということで「パーマン」に出てきたコピーロボットの出番だ!!。
7942「この赤鼻を押せばいいんだな」
コピー「はいどうもー。芳村真理ですー」
7942「古っ。何だよー。ほんと僕だなー。僕自身が芳村真理の物まねできること忘れてたよー」
コピー「コピーですから。コピーアンドペースト!!」
7942「ペースト部分は遠慮しとくよ。それよりちょっと、部屋の掃除してくれない?」
コピー「それよりさー。古タイヤと上戸彩って似てない?。ねぇ」
7942「そんなんええねん。ベクトルの向きといい、大きさといい、すごく違うのにっ!! てな感じがいいけど、そんなんええねん。それよりもさぁ・・・」
コピー「それいけ日の丸飛行隊!!」
7942「おっ。そのポーズ。人ならざる感じがいいねぇ!!」
コピー「千がほしいー。千がほしいー。」
7942「おっ。千と千尋のカエルのマネ!!。それって若人あきらだっけ?」
コピー「タブンネ」
7942「いきなりコピーらしくなんな!!。それにしても若人あきら全般のマネもできるってことだなー。」
コピー「ツリハ?」
7942「あ?。釣りな?」
コピー「そう。釣り」
7942「釣りが、こう、ね。」
掃除初めにいきなりなつかしアルバムが出てきたかのごとく、彼らの掃除は進まなそうだ。
ちなみに彼らが転ぶときの音は「ズコーッ」です。

ツンドラさん

前回の「興ざめ」にツンドラさんがコメントくれました。
いつだったか、どなたかがコメントくれたのに対処がわからず、そうこうしているうちに無くなってました。
そんな中、意を決してツンドラさんへ応答してみたところ、
こちらが仕事中だと考えていた時間に再コメントもらいました。
ツンドラさんは僕の先輩。
「ブリザード」、「やませ」、「ダークフォース」、「鳥肌製造機」など、名前が「イッパイアッテナ」状態の、見た目山男さんです。
それにしてもツンドラさん、ご無沙汰しています。
「あなたなんて知らないわよ!!」
おおっと、いきなりご機嫌ななめだ。
さぶかったけど、とてもいい先輩だったのに・・・。
「あなた、お高くとまってるんじゃないの!?」
お怒りになっています!!。ツンドラさんの怒りは大地の怒りじゃ。
しかもお姉語!!。この2ヶ月の間にモロッコにでも行ってきたのか!?。
「でも、そんなあなたが好きだニャン!!」
なーんだ。ツンドラさんじゃなくてツンデレさんじゃないですカ?!!。
※当方「ツンデレ」をよく知りません。イメージで書きました。

興ざめ

卒業式に配るらしい色紙。
「何書こうか」と盛り上がっているお茶のみ場に現れる当人。
興ざめである。
そこいらには興ざめの危険がいっぱいである。
ワビ、サビを愛する日本人は、その手の失態には容赦ないぞ!!
おまえ!!
誕生日ケーキのロウソク立ててるときに「誰の?」とか言うな!!
そこの手品師!!
袖から万国旗が出てるぞ!!
そこの子供!!
その雪の塊は僕が踏む予定だったんだぞ!!
そこのご老人!!
席譲ろうと思ったら同じ駅で降りるのかよ!!
そこの手品師!!
すでに胸元からハトが顔をのぞかせているぞ!!
またおまえか!!
・・・
ふと、冷静になる。
いつだったか、「俺が地獄の手品師だ」という映画看板を見た。
僕たちが想像するようなショッカー怪人みたいのが出ていなければ・・・。
よい興ざめの例となるかも。

ヒュプノスはアナログ派

「虫の知らせ、って信じる?」
あまり信じません。それよりも、このモールス信号をどうにかしてくれ!!。
いつも耳を澄ますとモールス信号みたいに「ピーピッ、ピピッ」って聞こえます。いつか解読したいと思います。
「ソレハ ワタシノ アンゴウダ。」
「だっ、だれ!?」
「ボクダヨ。ボク。」
「なんだー。セガールかー。今日は何?。戦艦からの帰り?」
「ソウダヨー。サッキノアンゴウ、カナリ イケテルカラ チャントカイドク シテネ。」
「だって、お前のこの間の暗号、阿佐ヶ谷でよく出る台の情報とかだったじゃんかー。もっといいの送ってよ。」
解読後、2ヶ月くらいでこうなる予定。

不完全変態

おなかが、痛く、なりました。
なんか尋常じゃない。
帰りはふなむし君と一緒でしたが、痛みは続きます。
駅から家まで歩きます。
ベルトを少し、ゆるめてみるか。
チャックも少し、開けておこう。
前を女の子が歩いてた。
うわー。変なコート着たスーツの男が前開けてるよ!!。
しかも変な帽子かぶってるし。
僕、変態っぽいよ!!。
先生「このシチュエーションに萌えた人、前に出てきなさい。」
先生「君たちが少子化の原因ですよ。」
萌え人「僕らだけですか!!。ふなむし君はどうなんですか!!」
先生「すっごい卵たくさん生むっぽいからオーケーという方向で。」