いつも気になることがあります。
僕は裏口入学で普通免許を所得したほうの人間なのですが、僕が運転していると、いつの間にか後ろに誰もいなくなります。
タクシー運転手(46)
「雨なんか降っていなかった夜、私はお墓近くでコートの女性を乗せたんですが、いつの間にかいなくなっていたんです!!。その座席はびしょ濡れでした・・・。」
という「誰もいなくなる」というのではなくて、僕の車の後ろには誰もついてこないようなのです。
後ろに車が来たくないような運転なのか、偶然なのか、のろいのか。
こういう状況になったとき、僕はいつも「何か僕が知らぬ間に事故を起こしていて、後ろにいた車は現場にとどまっているんじゃないか・・・。」と考えてしまいます。
知らぬ間に事故は起こらんだろ、とも思うんですが、事故を起こしたことがないのでわかりません。
もしかしたら何かと接触したような事故でも、オブラートに包まれたような音しか出ないかもしれません。
なので運転中は窓を絶対開けるようにしています。冬なんかは運転席後部は体感氷点下。
教習所でやった心理テストみたいなもので僕は、まとめると「おまえくよくよし過ぎ」みたいな結果でした。
案外当たっているなぁ。
でもここで、「くよくよしない!!」とか宣言しても、守れなかったときにくよくよしてしまうでしょう。そしてそれにくよくよ。
いわばくよくよのデフレスパイラル。
気をつける程度にします。
ちなみに法定速度-5くらいの速度で走っている車を見ることがあります。
そういう車はたいがい後ろにミニ渋滞を引き起こしています。
僕は速度を守る勇気と、多くの車(とその怒り)を従える姿から「勇者」と呼んでいます。
こんなとき、僕の車はだいたい「僧侶」あたり。
投稿者: nimbus7942
花びら占い
現在、ブログを書こうと思って思いついたお題。
「フラボノイドって、どんな人造人間?。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ広がらねぇ。
他のを考えてみようと思う。
「スナックとパブの違い」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ面白くねぇ。
他のを考えてみようと思う。
「わたせせいぞうの絵の人物は、確実にフリスビーをうまく投げられる。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ確実性高すぎる。
他のを考えてみようと思う。
「とりあえず、「アナタ ウツクシイ」って言っとけばいいよ。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ実用性高すぎる。
他のを考えてみようと思う。
「おまえんちのエアコンの穴に、人が出入りした跡があるぞ。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ怖すぎる。
そしてオチには向かなすぎる。
「タイトルなし」が、よく似合う。
今日は気持ちが流動的でてきとーなので、叙情的なものを書こうと思います。
てきとーな時、どんなものが書かれるのか、僕は分かってます。
意味が致命的に皆無。
君は小宇宙。
僕は永田町。
僕にはいつも肌が触れ合うくらいに寄り添ってくる蚊がいるんだ。
「恋人がいない夕暮れには、蚊でもいいから女っ気があったほうがいいものだ」
李老師が言ってたよ。
そんな今日このごろ。
ミニストップの名前の意味、知ってるかい?。
僕はミニストップの名前の意味を知ってる会の名誉会長なんだ。
ヒントは「ペッパー警部」と「検問」だよ。
おいおいそんなに号泣するなよ。
そんな音量はスクールウォーズ以来だ。
100均で売ってる、本をはさんで立てるやつ。
本の勢力が増すと、負けるよね。
おいおい負けるからって泣くなよ。
アメリカンクラッカーになってるよ。
ノー、プログレス。
水戸黄門の最後の戦闘シーンにドラクエの曲を流してみてよ。
新党さきがけなみに、前衛的だよ。
気付かないって。
「あくせく働く」を「ACCESS働く」って言っても。
誰も気付かないって。
そのつたない言葉づかいでいいから、言ってごらん?。
おっと。やっくんがのぞき見しているよ。
こっちにおいでよ。
一緒に家に帰ろう。
玉虫色の洪水
家にいるとき、僕が好きなスタイルは以下のとおり。
イヤホンを片方の耳にだけつけて音楽を聴く。
両手は携帯ゲーム機でふさがっている。
あぐらを掻いたその上にはてきとーな雑誌。
目の前では好きな映画を流す。
娯楽の王か娯楽の奴隷か。はたまた自分に正直な聖徳太子か。
「娯楽に真剣です」というキャッチコピーが付きそうなスタイル。
自分に対して容赦ないアミューズメントが展開されます。
ポイントなのは、これらのどれもがあんまりモノを考えさせない内容でなくてはならないこと。
それを踏まえたうえでのチョイスでも結構疲れます。
また、お察しのように、それぞれの内容はどうしても希薄になります。
よって、上記の「聖徳太子」はいろんな意味で勝手ながら辞退いたします。
最近、こんなことができなくなってまいりました。暑いですしね。
僕が今、家でできることといえば、クーラーをつけてアイスを食べることくらいです。
ほんと、こんな体になってしまって・・・。
一日ごしのケリュケイオン
僕が住んでいるところは、自然がある程度残っている。
天気予報とは違う天気になることがままあります。
木々は生い茂り、豪雨(スコールもどき)の後は道路が川となり、あたりは落ちた枝や葉で熱帯雨林みたくなります。
見たこともないフルーツが生っています。
ちょっと油断してうろつくと蚊の猛攻を受けます。これは自然じゃないか・・・。
ともかく、地球上酸素発生量の0.2%くらいはここで生産されています。
ごめん、ちょこちょこ嘘ついた。
そんな自然っ子な僕でも、今まで「ヘビ」を見たことは全くありませんでした。
こないだ、コペルニクスの散歩をしていると20cmくらいのヘビがいました。
とにかくコイツを観察するため、コペを自発的に帰らせて(家までの見送りだけはした)、じっと眺めることにしました。
今まで実物を見たことはなかったけど、このブログでも書いたように(机上の狩猟本能)気味悪い知識と興味があったので、すごく見ました。
僕の熱視線を受けたヘビはビビって隠れてしまいましたが、僕はこの観察で、ヘビの動きが思ったよりも早いこと、何のヘビかは結局分からなかったこと、蚊に刺されるとかゆいということが分かりました。
僕の足に擦り寄ってきたネコがキンカンの刺激に顔をしかめるのを見ながら、ヘビを観察できた満足感に僕は酔いしれました。
ところが次の日、コペ散歩時にまたしてもヘビが。
昨日のヤツと同じ種類っぽい。けど、40cmくらいありました。
一夜で倍の大きさに成長する可能性は、ギリギリあるかもしれないけど、まぁない。別人です。
コペは適当にほったらかしながら観察にいそしみました。
今回は「手に持つ」ってことをしてみたかったけど、なんか嫌がったので止めました。
昔の人は、ヘビに神通力みたいな未知の力があるということを信じていたっぽい。
これは日本に限らず各国(含イノブータン王国)でも見られる伝承だ。
やっぱあの形状がヒトを不思議にさせるね。
この世にヘビがいなくて、誰かに「全く新しい生物を創造してみて」と言っても、ヘビは誰も考えつかなそうな気がします。
そんなヘビは迷惑そうにどっかに行ってしまいました。
さて、ヘビを見たことがなかった男が、2日連続でヘビに出会い、寝るときにヘンな光が見えています。
でも、今のところ何にも変わりません。
何も足さない、何も引かない。
神通力は使う方はもちろん、受ける方にも必要そうです・・・。
拾うには熱過ぎる怒りのかけら
ちょっとみんな!!。
もうすぐ合唱コンクールなのに、気持ちたるんでない?。
一丸とならなくちゃ優勝できないでしょ!?。
早く帰りたいのはわかるけど、練習しないとダメなんだから。
ちゃんと居残ってよね。
あと、課題曲がロードだからちゃんと体力つけといてね。
あと、授業中消しゴムのカス飛ばすの、止めなさいよね。
教卓に積もってるじゃない。
割ぽう着を何で赤く染めたのよ!!。
そんなの着てる人にけんちんじるついでもらっても美味しそうじゃないのよ!!。
だれ!?、掃除当番表にパジェロ追加した人。
そんなことやってるなら、歌の練習してよね!。
7人でパチパチセブンやると、7番目の人がパチパチし通しだって、何故分からないの!?。
私、ゆるい拍手してるのかと勘違いしたわよ!!。
あなた!。
両足の靴下の上げ具合が違うわよ!!。
何グラフの比較よ!?。
あなた!。その調子でカレーを食べちゃ、ルーが残るでしょ、ルーが!!。
コンスタントにご飯も巻き込みなさいよ!。
こんな調子だとコンクールで優勝なんかできないわ。
ちゃんと練習しなくちゃダメでしょ!?。
あーもう!!。続きはWEBで!!。
追記
パチパチセブン
複数人で輪になって、数を1から順番に言っていく。
7が付く数字と7の倍数のときは数を言わずに手をたたく。言ったら負けの、男同士では盛り上がりたくないゲーム。
最近聞かない。
コピペの未来予想図
このブログを書こうとするとき、書くことがないんですね。
そこに加えて眠い、という生理現象が重なってくると、もはや雪山遭難ですね。
今日のブログは風吹きすさぶ山小屋から心温まるニュースをお届けします。
こう書いた時点で一つも心温まるニュースがないのがつらいところ。
司会「今日は、視聴者の方から寄せられたニュースを紹介したいと思います。」
コメンテータ「どんなニュースでしょう?。」
司会「えー、我が家の庭に植えてあるキューリが人間みたいな形になりました!!、ということで写真を送ってきてくださいました。」
ゲスト「すごい形していますね!!。」
コメンテータ「確かにすごい形です。つまり、かいつまんで言うと何にも起こりませんでした、ということなんでしょうか?。」
司会「次のニュースは8歳の女の子からです。」
司会「大事にしていた時計が盗まれてしまったのですが、その盗まれた場所に、いかに大事な時計なのか、自分が大事にしていたのかを綴った手紙を置いておいたところ、翌日になって時計が置かれていたとのことです。」
ゲスト「盗んじゃダメですけれども、ちょっといいお話ですね。」
コメンテータ「人間、捨てたものじゃないというところでしょうか。ところでこのニュースは結局何も起こりませんでした、ということなんでしょうねぇ。」
司会「あーはい今日は何も起こりませんでした。たぶん明日も何も起こりませんわ。」
ツー&カーの大冒険(旅情編)
-「ふぅ。ただいま」
「ワンワン!!」
-「おー、コロ。ただいま。迎えに来てくれたのかい?。」
「ワンワン!!」
-「よしよし。ボール買ってきてやったぞ。ほれ。」
「ワンワン!!」
-「どっこいしょ。」
「すんすん」
-「おー、ベロ美。ただいま。迎えに来てくれたのかい?。」
「すんすん」
-「よしよし。ガンプラ買ってきてやったぞ。ほれ。」
「すんすん」
-「さて、風呂にでも入るか。」
「ヴィ???!!」
-「おー、ホーミィ。ただいま。迎えに来てくれたのかい?。」
「ヴィ???!!」
-「よしよし。印刷できるCD-Rを買ってきてやったぞ。ほれ。」
「ヴィ???!!」
-「お、夕ご飯が用意されているぞ。」
「オトコタチノバンカッ」
-「おー、ウー。ただいま。迎えに来てくれたのかい?。」
「オトコタチノバンカッ」
-「よしよし。カッターの替え刃を買ってきてやったぞ。ほれ。」
「オトコタチノバンカッ」
-「お風呂は沸いてるかな?」
「あなた、お帰りなさい。」
-「おー、トモコ。ただいま。迎えに来てくれたのかい?。」
「まさか。」
-「だよね。」
MajiでKoiするその刹那
かねてより、僕は「東京ラブストーリー」という歌がすばらしい力を持っていると考えています。
聞いたことがない人には申し訳ないのですが、この曲には途中に「テケテーン」という音が入ります。
なんとなく電車の中で目があった男女。
このシーンで「テケテーン」となると、100点です。
歌詞の、「あの日、あの時、あの場所で君と会えなかったら・・・。」という内容にもぴったり。
こないだ、僕はコンビニで裏からジュースを補充する女性店員と目が合いました。
「テケテーン」。
ツタヤに行くと、だいたい同じ女性店員に対応してもらいます。
「テケテーン」。
カルタで手が重なり合った瞬間。「テケテーン」。
百人一首で手が重なり合った瞬間。「テケテーン」。
大富豪で手が重なり合った瞬間。「テケテーン」。
・・・大富豪は触れ合わないか・・・。
こう書いていて思いましたが、「テケテーン」な展開を望むなら、カルタ、百人一首はお正月のテレビで見るような白熱ぶりは厳禁です。
札で札を洗う戦場に、恋は芽生えません。
そこそこやんわり、ゆっくり。
そう考えると、カルタ、百人一首はいわば「和製ツイスターゲーム」であることが分かりました。
来年の正月は、みんなで奥ゆかしくツイストだ!!。
それにしても活字にすると落語としか考えられないですね、「テケテーン」。
追記
「ツイスターゲーム」がどうしても思い出せなかったので検索しました。
キーワード「カップル ゲーム 敷く 触れ合う」
出ませんでした・・・。
ノスタルジア
校庭に引かれた白線が、こんなにも夏の空に映えるものとは思わなかった。
今日は年に一度の競技大会。
この日のために誰一人サボることなく練習が続けられたんだ。
我が校の競技大会では、種目はひとつ。
「クラスたいこうリレー」だ。
朝10時。
校長先生の話が終わり、ついに大会が始まった。
1レーンは1組の荻原。こいつはスタートダッシュがすごいと聞く。
2レーンは2組の山平。カモシカのような足をした女の子だ。
3レーンは3組。うちのクラスだ。走者の三田はユニークさが売りだ。
4レーンは父母チーム。誰かのお父さんのようだ。
「では、位置について。」
小山先生がピストルを構える。
「よーい!!」
軽い破裂音の中、ついにレースがスタートした。
まずは1レーンの萩原がひっくり返り、背中を地面にこすり始めた。
さすがだ。
2レーンの山平は座り込み、盛んに「おべべ」と言っている。
常套手段だ。
三田は砂を手に取り、口に入れようとし始めた。
何でも口に入れるのは小さい子にはあるそうなのだが、なかなかできない事をするのはさすがだ。
どこかのお父さんもがんばっている。砂で山を作り始めていた。
「クラス退行リレー」は、いかに幼児っぽく保護者(先生、一般公募)の心をくすぐることができるかが焦点となった競技だ。
序盤は、三田の活躍が光った。
多くの保護者が彼のところに集まり、「ぺッ、しなさい。」と言っている。
自分が許す限り退行し続け、ポイントを獲得できるこの競技では、彼のように要点を抑えつつ長時間一線で戦える人材は貴重だ。
1組も順調にポイントを稼いでいるようだ。
悲惨なのは2組と父母チームだった。
2組の周りは「おべべって何だろう・・・。」という、競技どころではない問題が発生してしまっていた。
父母チームは恥ずかしさのあまり微動だにできなくなったお父さんがいた。
誰かが囁いた「即身仏」という言葉と年齢相応の顔つきにより、とりあえず退行からは一番離れたところにいるのは明白だった。
序盤はほぼ横並びだった1組と3組だが、中盤でうちのクラスの山野がミスを犯してしまった。
ほどけた靴紐をすばやく結んでしまったのだ。
それを見ていた1組の走者は、うまく靴紐をほどいた後、駄々をこねた。
山野の綺麗に整った蝶々結びを見たクラスの誰かが、僕の出番が近づいたことを知らせてくれた。
僕は、校内の階段に座り、歓声だけを聞いていた。
この様子だと、保護者全員に親心を抱かせなくてはならないだろう。
動きだけで人の心を掴むことは難しいことだ。
でも。
僕は立ち上がった。
僕の頬が、斜陽で赤く照らされた。