しゃかいべんきょう

やぁ、おはよう。今日は、みんなのお父さんがどんなところで働いているかを見てみよう。
みんなのうちのお父さんは、いつも朝早くに出かけるよね。
どこに向かっているのかな?。
そう、会社だね。
お父さんたちは家族のために働いているんだ。
みんな、通勤ラッシュを知っているかい?。
朝なんかは、電車がすごく込むから大変なんだ。
踏切の近くで、朝早くの電車を見てごらん。
これからがんばって働く、たくさんのお父さんたちが見えるから
そしてそれを狙う巨大カラスがね!!。
そんなことはないよね?。
ともかく、お父さんたちはよく働くんだ。
都心の駅なんかは大混雑だ。
ニュースなんかで流れるよね?。
例えば渋谷駅の大きな十字路なんて、すごい人が交差しているよね?。
あぁ、ごめん。
渋谷は平日でも祝日でも込んでいたね。
平日はともかく、お休みの日はお父さんにだけでなく、お兄さん、お姉さんやお友達が多いんだ
そしてそれを狙う巨大シロサギもね!!。
怖がらせてしまったね。
じゃあ、今日はここまで。

作用と反作用

「わが社「死に方応援団」では、あらゆるニーズにお答えすることをモットーとしています。」
珍しい会社があるものだと、ビルの前で看板を見ていたら声をかけられた。
「人間いつ死ぬか分かりませんから。弊社でご契約いただければ、かなり突発的な最後でも、対応できますよ。」
ちょっと、イメージが湧きませんね・・・。
「例えば、お亡くなりになる前に親戚全員に看取られたい、といった契約をしていただければ、そのようにするということです。」
へぇ。
変な話、契約される方ってのはけっこういるんですか?。
「それはもう。」
プライバシー的なこともあるでしょうが、何か他にも例を挙げていただかないと、分かりませんね・・・。
「散骨を希望される方もいますし、最後は自宅で、という方もいます。そして、あらゆる手段を講じてそのようにいたします。」
他には?。
「そうですねぇ。最後は歩行者天国で、雨に打たれながら一人死にたいとかいう人もいます。誰かに刺されて、なんじゃこりゃーと叫びながら、という人も複数いますね。」
けっこう死に方を気にする人、多いんですね・・・。
「そうですね。どんな人でも生まれ方が選べない以上、死に方に執着するのはしょうがないでしょう?。」
なるほど。
では、私は「カミナリにうたれて骨が点滅し、アフロになって死にたい」で契約しましょう。
「ありがとうございます。ここにサインを。」
そして29年後の今、ゴルフをしていた私はカミナリにうたれたようだ。
病院に運ばれた私は、意識が消えゆく中、駆けつけた家族が腹を抱えて大笑いするのが少しだけ見えた。
・・・
ふと、ぼんやりした映像が、死んだはずの私の頭に浮かんできた。
どこか道を歩いている。
他の感覚はないのだが、実際に歩いているような感じだ。
しばらく歩いていると、前の方にログハウスのような建物が現れた。
「生まれ方応援団」とある。
・・・
選べてたんだ・・・。

臨戦態勢、まえかけ用意。

僕がよく行く美容室は、自宅から2時間弱。
極めてめんどいのだ。
だが、皆さんもうなずかれると思うのだが、美容室を新規開拓するのはかなり勇気がいることなのである。
もちろんそんなことはないと思うのだが、初めての美容室に入ったら、店員さんに
「今日はどうなさいます?。ちんちくりん?。」
とか言われたらもう立ち直れない。
ということで、僕は2時間かけざるを得ないのである。
しかし、2時間かけて行きつけの店に着いたとしても、全く油断はできない。
30分くらいの間、僕はじっとしていなくてはならないのである。
じっとしているのが苦というわけではない。どういうことか。
髪を切ってくれている人と、切られている人。
この二人の間に、いかなる沈黙が許されるであろうかいや許されるはずがない。
両者ともあたりさわりのない話を選びながら、沈黙を言葉で埋めていかなくてはならないのだ。
いつか書いたが、僕はどうも間が空くのが苦手だ。
店員さんが、いわば「ステーキについてるパセリ」のような話をコンスタントに提供できる方ならばだいぶ楽だ。
逆にそうでない店員さんの場合は、両者とも「もうほんと、ごめん!!」的な感情を秘め続ける30分となるであろう。
今回は前者の店員さんだった。
店員さんは
「リンスとコンディショナーの違い」
「化粧をするしないで、女性のお出かけ準備がどれほど変わるか」
「坊主の人は顔を洗う続きで頭も洗うのか」
という話題を提供し、
僕は
「男からリンスのにおいがしても、ちょっとドキドキする」
「僕の、おしゃれ男性タレント最先端情報はGray」
「男でもすね毛を剃るとけっこうスベスベ」
という話題を提供。
事なきを得た。

ナイスチョイス ネガティブエリア

「うんにょ味のカレー」と、「カレー味のうんにょ」
どっちがいい?。
?「うーん。うんにょ味のうんにょは、存在するのになぁ・・・。」
「空を飛ぶ能力を得たけど、全裸じゃないと飛べない」のと、
「空は飛べないけど、服は着ていられる」
どっちがいい?。
?「うーん。空飛べなくて全裸はできるんだけどなぁ。」
「すごい美人に拳銃突きつけられる」のと、
「すごい体毛の男性が家で裸エプロン」
どっちがいい?。
?「うーん。すごい体毛の男性に拳銃突きつけられるのは、古い映画の中盤あたりなんだけどなぁ・・・。」
「お母さんが泉ピン子」なのと、
「お父さんが角野卓造」
どっちがいい?。
?「うーん。どっちかを選んじゃうと、えなり君が生まれてこないことになっちゃうからなぁ・・・。」

羊の皮をかぶってはみませんか?。

前回、芥川龍之介の本を買いました。「鼻」。
しかし、買った文庫本のタイトルは「羅生門」。
確かに、こっちの方が有名っぽい。
「羅生門」ってのは、確か中学くらいの国語の教科書に載ってました。
・・・
ふと、イギリスあたりでは「人毛で作られたカツラをかぶると、人格が変わる」と言われていることを思い出しました。
なんかの本に書いてあったことです。
今は人毛のカツラはほとんどないのかもしれないけど(あるかも)、昔はそればっかだったはず。
昔の人は性格がブレていたに違いない。
また、ルイ○○世とかのクルクル髪型のような立派なカツラが人毛だったとしたら、相当希少価値が高かったはず。
結果、カツラ世襲的な感じであると考えられ、その一族はだいたい似た性格だったろう。
現在では、人工のカツラが主流だろうけど、その場合はどうなってしまうのでしょうか?。
芸能界でカツラ着用を疑われている人たちが、サイボーグ的なものの考え方をしているかどうかをチェックしなくてはならないようです。
また、CMが印象的な「腕に毛を生やすヤツ」では腕が別の人格を持ってしまうかもしれません。
「あの技術で人差し指に毛を生やせば、歯ブラシがいらない」とかいう人がいそうですが、近くにいたら涙ながらに止めましょう。
ただ、親指先端に毛を生やしてあげると、「親指ウォーズ」的にはオケかも。
追記「羅生門」概略
おばあさんが「しば」みたいな、似たものを刈っていたら、追いはぎにあう話。

ア行で交わる神話とグミ

何だかわからないけど、無性に芥川龍之介の「鼻」が読みたくなりました。
古本屋なら確実にありそうだけど、あいにく近くには普通の書店しかありません。
うおー鼻!!。
我慢できないので新刊を買うことにしました。
その本屋はけっこう広くて、各ジャンルの本がずらり。
ないことはないだろう。
ところが見つからない。
文庫本コーナーにはずらりと本が並んでいます。
しかし見つからない。
なぜかというと、本棚に作者名の書かれた仕切り板がないからなのでした。
どうにか「あいうえお」順には並んでいるようですが、これでは時間がかかる・・・。
めんどい書店だな・・・。
・・・ん?。
!!!!!!!!!!!!!!!!!
違う。
仕切り板がある。
しかも、ずらりと並んだ文庫本の中に、2名のものだけ。
その、栄えある作者は
「阿刀田 高」と「大槻 ケンジ」でした・・・。
な、なんでだろう・・・?。
追記「鼻」概略
すごく鼻の長いお坊さんがいて、嘘をついたりすると伸び縮みする話。

隣のレジスタント

日本が平和だと、未だに思っている人たちがいるが、もちろんそんなことはない。
既に我々は、あらゆる組織によって毛穴の汚れ具合についてまで詳細に監視されており、反社会的活動が未然に防がれているのである。
例えば、道をゆずってもらったのにハザードランプを点灯しないものに対しては注意が適応される。
注意が3つたまると、その車の駐車場の上に電線がはられ、とりふんが車に落下する確率を高められてしまう。
また、10kgのお米を買うとき、バーコードがついている方を下にしてレジ台に置く人物には最大級の警戒がなされるという。
警戒は注意6個分に相当する。
駐車場に電線をはられた上に、自宅近くの電柱に、怪しく点滅するランプのついた黒い箱をセットされてしまう。
ただランプが点滅するだけの箱なのだが、明らかに怪しいために当人は盗聴されているかもという憶測を考えてしまうようになるのだ。
反社会的行動、注意されたし。

深夜に木琴を探す意義

ある作家は、自伝にて次のようなことを書いている。
「人間なんてものは、寸前まで何を書くのか決めていなくても、机に向かって少し集中さえすれば、何かは書けるものなのですゲヒャヒャ」
ゲヒャヒャにならって集中してみます。
・・・
見えました。
何かのイメージ。
なんかわからないけど、僕が何か問題を出しています。
そして、
「ここのあて先まで、どしどし送ってね」みたいなことを言っている。
例の、虚空に向かって指を差している映像だ。
そんなことをしている自分のイメージが圧倒的に腹立たしいが、そんなことよりも気になることが。
「どしどし」である。
押入れから木琴を探し出し、叩いてみた。
うーん。
だいぶ「どしどし来るはがき」のイメージとは違う音色だ。
誰が最初に言ったんだろう?。
最初に言った人は、たぶん天才だ。
もちろん、いきなり「どしどし送ってね」とかは生まれなかっただろう。
そのため、かなりの試行錯誤をスタジオでやったに違いない。
「さらさら送ってね」
「ちょっと少ない感じだよね」
「だむだむ送ってね」
「お、濁音いいね」
「ぴごぴご送ってね」
「ちょっと、やりすぎって感じだよね」
「かむかむ送ってね」
「ちょっと、ある意味いいんじゃない?」
「どしどし送ってね」
「!!!。ちょっと、鈴木さん呼んできて!!!」
こんな感じ。
偉大だ。
ちなみに僕が思うに、「かむかむ」は最終段階まで「どしどし」と争ったはずだ。

日∧o冫σ美孑ちゃω

僕は昔から「シンニュウ」には一目置いていた。
「シンニュウ」とは「進」とか「遠」とかに見られるうねうねした部分のこと。
その、子供向きする(少なくとも僕はしました)形に加え、国語の授業で「シンニュウ」とも言うという、何だかよく分からない説明により、いつもはよくケンカするけど気になるアイツみたいな感じを持つこととなった。
ちなみに「之繞」って書くらしいです。
確か、ずいぶんこの「シンニュウ」を書く練習をしたおぼえがある。
ノートに「シンニュウ」の部分ばかりを書いた。
けど、いくら書いても「え」にしか見えない。
「え」には見えないものでも、自分の納得いく形のものはそう書けなかった。
しょうがないので「えー」と書くつもりで書くことにし、結果、現在の僕に至る。
今そのノートがあったらギャル語練習帳みたいなものになったかもしれないな・・・。
ちなみにタイトルはギャル語変換サイトみたいなところを参照。

よもやまさんって、誰?

旅行の雑談。
旅行2日目、虹を見ました。
皆さんは虹というとどんなものをイメージするでしょうか?。
何かキレイな色をしていて、アーチ上。
空にぽかんと浮いていたり?。
庭に水をまいたときに小さい虹ができたり?。
そのときの虹は面白かった。
虹アーチの端が、遠くの地上にちゃんとかかって(降り注いで?)いたんです。
僕は今までそんな虹は、絵とかでは見たかもしれないけど実際は見たことありませんでした。
それを見た誰もが想像しただろう。
漫画にあるような「虹の橋を渡っていく」シーン。
あの場所に行けば、あわよくば・・・。
また、「行け! 稲中卓球部」が好きな人は、一味違った解釈でよだれが出るかもしれない。
前も書いたけどこういうとき、僕は高揚しまくる。
「みんな、はやく!!」みたいな感じ。
あらゆる手段で教えたい感じ。
マタギが獲物を追い詰めた感じ。
若干違うのがあるけど、まぁ楽しくなるわけだ。
とりあえずこの高揚は、バスを待つ間にカラオケに一人で行くことによって抑えた。