怒りは潮溜まりを越えて

どうも、nimbus7942です。
唐突ですが、僕は今まで、手前味噌ながら「怒らなそう」、「親切そう」、「出てこなくなったヤドカリをやさしく出してあげてそう」などと言われてきました。
しかし、僕はホトケではありません。顔は笑っていても、濡れた子犬に手を差し伸べていても、本当は、何かに対して怒り狂っている、心中にただならぬものを宿らせることもあります。
ごっつ、むかつくときもあるのです。
「菌」って字、ずっと口の中が「米」だと思ってたよ。すげーむかつく。
「男の乳首」って、何の役割が期待されてんだろ。むかつく度Max。
ゲッソーの動き、半端無くむかつく。海の中じゃその動きに対応しきれないよ。しかも、何で踏めないんだよ。テラむかつく。
「お前がポテコを指にはめてたから怒られたんだろ!!」って言われたけど、お前もはめてたじゃんか!!。むかつくなー。
お前がウルトラ警備隊に入りたいって言うから、ペンライト買ってきてあげたんだろ!!。そういえばお前、ピグモンに似てるぞむかつく。
あー、すっきりした。
ヤドカリ
「うわー、誰か、俺の貝殻をやさしくなでるやつがいるよ。ごっつむかつくわー。」

虹の果てには

僕は生来、あんまり服装とかに興味がありません。
服が2着あれば、それをとっかえひっかえで過ごせるし、ズボンにいたっては、もらい物や親、姉のものを勝手に拝借、今までほとんど自分で買ったことがありませんでした。
でした。
ということで、今日は自分で久しぶりにズボ?、ズボなんとか?を買いに行きました。
だいたい、足の短い僕は、自分の足の長さにズボンを合わせてもらうのが申し訳ないというか、ハズいというのか。
「この部分でお切りいたしますね。」
切られる部分が「腕章」できるんちゃうんかってくらいの長さだったりするんです。
スカートはいい。
長さが社会的に自由だから。長いとウェディングだし、短いと喜ばれちゃったりもする。
ズボンは長いと遠山の金さんだし、短いと裸の大将だもの。
とにかく、ズボンのメッカ、ユニクロ(我が家ではウニキュロ)へ。
あまり服を買うことがない僕にとって、ユニクロはアウェーであるため、とりあえず全員敵ということになります。
「おっ、君はその服に興味があるのか!!。このおませさんめ!!。」
「そんなおしゃれな服を買って、僕にどうしろと!?。」
敵の容赦ない攻撃をかいくぐり、どうにかズボンコーナーへ
さすがズボンのメッカ、ユニクロ。ズ、ズボンがあるぞ!!。さてはズボンを売る気だな!?。
男性物のズボンコーナーには、なんとかーという素材でできたものが売れ筋のよう。涼しいらしいです。
だが、その昔「リトルグレイ」と呼ばれていた僕に合うズボンはやはりありません。けど、売り場の隣には寸法を直してくれるらしい場所が。
「ズボンを買うのも初に近いのに、いきなり寸法あわせまでいくのはちょっと軽率、早いのではないか!?。」
リトルグレイが僕に囁きます。
しかし、「だったら、いつしてもらうん?。」という至極当然の反論により、ついに購入、寸法あわせへの決意をしました。
脳内スパイの情報によると、購入したズボンを「合わせ場」で計測、15分後にはあなたサイズのズボンがラララララーという仕組みらしい。
とにかく、まずは購入だ!!。
なんと、赤面しつつも、案外冷静に購入できました。おそらく店員さんには初のズボン買いとは思われなかったに違いないだろう。それもこれも、僕が子供の頃「お前は橋の下で拾ってきた」と言い、僕を泣かせ続けた両親のおかげであろう。
ということで購入後、合わせ場でさっそく狼狽していた僕は女性店員により捕縛され、買ったズボンをはいてください、と命ぜられました。
試着室でズボンをはくと、僕の目の前に金さんが現れました。つまり、ズボン長い。
店員さんに見せると、店員さんはどのくらい切るかを聴きつつ、ズボンを折り返し始めます。そこには「腕章」が。
「長さは、変じゃなければ良いです!!。店員さん、あなたに全てをゆだねますよ!!。」という意気込みで、「少し長めに」と頼みました。
僕はズボンの全てを店員さんに託し、戦いを終えました。長かった・・・。
15分後、寸法の合ったズボンを受け取りに。
「切って残った部分を腕章みたく腕につければズボンと合った腕章になるじゃん!!。」とか考えながらズボンを受け取ろうとしたとき、予想だにしない質問が!!。
「リネンの履き心地、いかがでした?。」
リ、りねん???。
どうやら、このズボンの素材のことらしい。しかし、こちらとしては、履き心地中は店員さんに全てをゆだねていて、それどころではありません。
しかし、ユニクロでは、寸法あわせは無料なのです。
そして、この質問はこれからの市場戦略に役立つデータになるのかも。こちらも客として、変なことは言えない!!。
店員「リネンの履き心地、いかがでした?。」
7942「リ、リネンね。なんか、スッカスカでした。」
初めて女装したときの感想みたいなデータを残し、去っていく7942。
外に出ると、すごくきれいな虹が。
近くにいた夫婦が、
「本当に歩いていけそうなくらいはっきり見えるね。」
僕はついさっき、歩いてたんです。

天国に一番近い日本

両親の田舎が九州熊本で、夏休みに車で行ったことがあります。
熊本でもかなり田舎のほう。見たこともないヤモリが生息する地域です。
そんな地方の、お店も車でないといけないような場所に祖母の家がありました。
そこへ向かう途中。
山道を走っていると後方からすごい速さの熊が接近してきました。
間違えました。
後方からすごい速さの車が接近してきました。
「たぶん、親類が危篤なんだ・・・。」
車を脇にとめ、その車をやり過ごしてから数分後、また同じような車が。
「熊本は危篤者が多いな・・・。」
また車をとめて、急ぐ車をやり過ごすこと数回。
もちろんその日は熊本県特有に見られる「一斉危篤日」というわけではありません。
知人によるとこの辺は遊び場がなく、車に金をかけて「峠攻め」で暇つぶしをするのだ、とのこと。
確かに当時は何もありませんでした。
東京から来た私達家族は、何をしていいんだかわかりません。
話は「中学以来音信不通で、10年後くらいに偶然道端で会った初恋の人」くらいに変わります。
「ハシシュ」という麻薬を使って、この世の楽園を再現した人たちがいたそうです。
その人たちは若者をそこに連れ込み、そこでセレブな対応を受けさせます。
そしてある日、ウハウハな若者をいきなり追放。
あの楽園に戻りたくば、誰某を暗殺してこい、と。
暗殺者養成学校(九月入学受付中)というわけらしいです。
さて、東京という楽園(?)からあえて追放されてきた我らはどうしたか。
海にくりだしました。
本当に近くに海があってよかったと思いました。
とにかく何にもない。物理的にも精神的にも。
何せこの地は、海岸線を全裸の男性が犬を散歩しているようなワンダーランド。
服もないらしい。
みんなー。海外行かなくても、ヌーディストビーチがあるぞー。
(さすがに普段はないらしく、祖母はビビっていたが。)
何年か経って、再び祖母の家へ。
15分くらい離れたところにできた「ジャスコ」に、我が家族は騒然としました。
滞在の何日間、「ジャスコ」に入り浸ったことは言うまでもありません。

ホストクラブ「玄界灘」

高円寺の一等地に構える「ホストクラブ玄界灘」。その朝は早い。
新入りの「ヤス」は店に入るとまず屋上に向かう。イカの一夜干しを回収するためだ。
「きっかけはこっちに出稼ぎに来たとき、おやっさんに、おまえハチマキ似合いそうだなって口説かれたことでした。ひげも濃かったですし。」
ヤスは屋上に新しいムシロをひきながら私に語ってくれた。その言葉は新入りとは思えないほど丁寧で、流暢だった。
店主、大五朗は昨今のホストクラブブームに、「男くささ」が足りないと感じていた。
「やっぱり男は男を出してないと。お客様はね、大漁旗で身を包んだふんどし男に興奮するんですよ。その旗をぱーっと脱いだときの歓声を聞くと、してやったり、と思いますよ。大漁旗なんか、引っ張り合いだもの。お前らが大漁だっていうくらいね。」
大五朗は40代の女性とある種の男性をターゲットとし、見事成功を果たした。
「次は山男を考えています。」
ヤスが新しいイカを並び終えた頃、ホストクラブとしては異例の早さで店がオープンする。
「へいらっしゃい!!。今日も大漁じゃあ!!。」
基本的に従業員は全員、宮沢りえ並みのふんどしルック。
イカが汚れるのでディーゼルエンジンには反対だ。

価値は相乗。

世の中に「片付けられない人」が増えたのは、おそらく「開運なんでも鑑定団」が放送されてからである。
かくいう僕のその一員で、部屋を見回すと、「帯」がよく目に留まる。
例の着物の「あ???れ???」ではなくて、初版本を買ったときに付いてくるやつ。なんか捨てにくい。
あと、ハードカバーとかによく付いてくる葉書き。これも捨てられない。
情けないことに、いつか値打ちがつくんじゃないかと思うわけ。
とか考えていると、これから値打ちが付くものって、なんだろうという思いが。
昔、ゲームウォッチという、ゲームボーイの前世みたいなものがあった。
オーラの泉で取り上げてほしいところだが、昔は結構家にある人も多かったはず。そして現在、その中には高価な値が付くものもあるとか。
こういう流れだと、まず万人が思いつくのが「バーチャルボーイ」だとか「リンクス」とかの「なつかしゲーム機」。
僕は今、「リンクス」を思い出すことができたことに感動しています。
けど、昔のものであれば価値が出る、というものかどうかはわからない。
何故かというと、こないだ「パワーグローブ」というファミコンアクセサリのマイナーシーンに名を残すモノが、ハードオフで1個500円で売っていたから。
当時はもう一台ファミコンが買えるくらいの値段だったはず。その容姿は、すごく厳重なスキー手袋に入力ボタンがたくさん付いてる感じ。子供ながらに、これを装備すればさぞ攻撃力が上がるだろうと考えていた。
それが500円なんである。利き手に分けて2種類とかはなかったので、とりあえず1個だけ購入した。
そんなわけで、価値が付随してくるモノは、たぶん現在でもそこそこの価値があるものである。そういう方が圧倒的に多いと思う。
そして、そうでないモノが重要なのだが、いかんせんわからない。
だから、
本の帯でも
葉書きでも
ハズい写真でも
残してしまった給食のパンでも
押すと「へぇ?」っていうキーホルダーでも
もったいなくて食べられなかったバレンタインデーのチョコでも
取っておけばいい。
取っておかなくてもいいのは、まぁ、箱がでかい「パワーグローブ」くらいのもの。
パワーグローブは、おばちゃん自転車のハンドルに付けておけばいいのである。
近い将来、冬の季語として登場するだろう。7文字稼げるし。

池に落としたのは何歯ですか?

「ヘッドが小さいので、奥まで届く。」
歯ブラシの売り出し文句によく聞かれる言葉です。
僕はこの手の歯ブラシで良い思いをした例(ためし)がありません。
ヘッドが小さいためだと思うんですが、歯磨き中に「ガッ!!」ってなります。すなわち、ブラシ部分の「目測」がはずれて、歯ブラシのプラッチックのところを歯茎に突撃させてしまいます。
コギャル→汚ギャルの流れのように、このときの傷が確実に口内炎へ流れてしまいます。
そのたびに僕はリステリンを口に含んで、自分を鞭打つ行為に酔いしれるわけです。
電動歯ブラシにすればいいんです。落ち着いて歯ブラせばいいんです。けど、直ったら忘れちゃうしね。
この手の話で忘れられないのがいつかの前歯治療。
前歯にCなんとかーの虫歯が生じ、治療したときです。
みんなー。肝に銘じとけ。
前歯治療のときの麻酔注射は、痛いぞー。
たぶん、麻酔云々じゃなくて、注射の痛さで治療の痛さを消すやり方だと思う。毒を以って、とか、迎え酒、みたいなもの。
前歯がラララーになったら、笑気ガスが使えるとこ!!、と決めてます。
知り合いにこれを体験した人がいますが、本人はいたって普通なのに、傍から見ると何だか「オーラ」が違うのにビビリます。
けど、痛さに比べたらそんな体裁は関係ないわけで。
みな。心に笑気ガスと日ごろのブラッシングを。
ちなみに、口内炎のときにリステリンで口をゆすぐとかなり治りが早いと思う。モンダミンに比べて、リステリンは全生物にケンカ売ってるかんじ。

遊ぶなら海で。逃げるなら夜で。

ネコじゃらし持って家の屋根を夜中にうろうろするとは思いませんでした・・・。
ねずみ小僧か、はたまたお年寄りか、我が家のネコ、「もも」がただいま屋根周り徘徊中。ネコネタは考えていなかったが、こうなったら「ライブログ」だ!!。
凶悪犯ももは、屋根から決死のダイブでスティーブ・マックィーンよろしく大脱走を企てるわっかつきです。捕らえなくては。
追い詰めると何するかわからないので、逃げ道を作ったうえでそこに追い込む作戦。
この作戦は誰かが屋根づたいをうろうろするという、確実に通報される役回りとなります。
適役は僕ということに。
ところがこの作戦、残念なことに、ももがアホなので逃げ道を通り過ぎる通り過ぎる。まずいことで有名なラーメン屋並みに、路上でティッシュ付きでないチラシを配る「配り人」並みに通り過ぎる。
ということで実力行使。普段はおとなしくアホなももだが、こちらの「はよ寝かせろ!!」オーラに恐れをなしたか、憤然としてとっかかってくる。また、生傷か・・・。
ももは「フー」とか「ファー」とか世良正則ばりに言っているが、言いたいのはこっちだ。何でお前がおこんねん!!。世良正則はたぶんあんまり「フー」とか言わんねん!!。
今夜の紛争は無血とはいかなかったが、どうにか終了。あとで仲直りするか。
そういえばいつだったか、夜逃げたネコを探していたら、「おまえ痴漢だろ」とアパートの人に疑われたっけ。あの時もネコじゃらしのおかげで疑いが晴れたなぁ・・・。

白色吐息

みなさん気づいてないかもしれないから言っておきますが、今日は寒い。
こんなに寒くした人、前に出てきなさい。
外は雨。
君と会う日は、不思議なくらい雨が多かったっけ、ASKA。
ちょっと間違えちゃった。
君と会う日は、不思議なくらい雨が多かったっけ、空也上人。
こうも寒いと口から白いものやら何やらが出ちゃうわけだ。
そんなこんなで外は寒い。
そして何故だか僕の部屋には暖房器具(含む愛)がない。
しょうがないのでお出かけだ!!。
今日はファファの日だ!!。連れ出せ、青春!!。
とはいえ、久々の車運転。文字通り紆余曲折。
目的地のデパートに到着。金品をあさる親族を見逃して、携帯に目を通してみると、何やら誰かのメール。
メールによると、友達のparapanda君が宇宙(そら)に発つとのこと。
僕は携帯の電波が届くかどうか、心配になりました。
ばかも休み休み言え!!、って言う言葉がありますが、なんか変です。
休んだらええんかい。
お買い物も終わり、さて帰ろうか、というときにいいもの見ちゃいました。
前を歩いているカップル。
彼氏のほうが、かっこつけようとしたのか、携帯を片手でスナップ効かせて開けようとしました。
そのとき、携帯が180度くらい開くところが270度前くらいまでねじり開いてしまったのです。
もちろん知らない顔していましたが、近くにいた子供が「イナバウアーしてる!!」とか言い出したために、僕は昔、ドラクエ?のデータが消えたことを思い出しながらその場をしのぎました。
一回休んだから、このくらいは大丈夫であろう。

命は惜しし

ときどき釣りに行くことがあります。
釣りをするまで、「針にごはんつぶ付けておけば釣れるだろう」とか思っていたんですが、まぁ釣れませんです。
釣れたとしても知れた魚は皆無。
そんないつか、友達がカワハギを釣り上げました。
興奮と共に帰路にたち、いざ料理、となったところで、その魚が実は「キタマクラ」と呼ばれるフグの仲間、つまり、どくりんこであることがわかったのです。
残念でしたが、同時に僕の頭の中にはある話が浮かびました。
「フグの毒にあたったときは、頭以外の部分を土に埋めれば良い。」という伝承です。
・・・
な、なんでだろう・・・?。
昔に、埋めてもらって九死に一生を得た人がいるのでしょう。けど、なかなか情けない感じ。
と、ここまで考えてすごいことに気付きました。
「マンドラゴラ」はフグにあたった人の事を指しているんではないでしょうか?。
「マンドラゴラ」はハリーポッターにも登場した、人間の形をした薬草。叫びはなんか人を死なせたりするそうです。
たぶんフグにあたった人はその苦しさのあまり、学級崩壊ばりの奇声を発するんでしょう。
奇声、民間療法、人の形と類似点が次々と!!。特命リサーチ200XのFERCに連絡だ!!。
和製朝鮮人参として、フグにあたった人が重宝されていた可能性が高い。
おそらく、「爪の垢を煎じて飲む」というのは、あたった人のだね。

レーヴェ

最近、どうも「鳥」に近づいてきた、退行してきた感じがするnimbus7942です。
何故かというと、畑とかにぶら下がっているCD。アレが風にひらめく時、何か危険なものを感じるんです。
また、高いところに登ったとき、もしかしたら飛べるんじゃないかと思ってしまうのです。
そして最近、どうも暗闇でモノがよく見えなかったりもします。
さらにはうちのインコちゃんと話せるようになりましたし、うちの猫が僕を狙ってくるようになりました。
こうも嘘を羅列できることを、僕は感動を持ってタイプしているわけですが、後半のふたつは本当です。
インコちゃんはインコで、僕のさえずり(小言とかじゃないよ)に応答してくれます。
うちの猫は僕が隠れるしぐさをするとマジ狙いをします。猫じゃらしに見えるんでしょうか。
昔は寝ている最中、なんかバリバリ聞こえるなと思っていたら、僕の足で猫がじゃれていたことがあります。
やつらには、僕がどのように見えているのでしょうか。
とか書いているうちに喉が渇きました。
コンビニまで空中散歩といきますか。