寝たふり

司会
本日の「大空に響け 俺の思い」コーナーは、ボケが異常にどんくさいコンビ「らたとぅいゆ」のツッコミ、東鳩ススムさんです。
東鳩
こんにちは。
司会
今日は、どんな思いを歌ってくれるんでしょうか。
東鳩
漫才を始めるときの、緊張感を歌い上げます。
司会
では、歌っていただきましょう。「徳永英明 最後の言い訳」です。
東鳩
「♪ ネタフリが こんなに つらいことだとは・・・ ♪」

パトリオット2

【あらすじ】
志津子は、ジャック向田のことを外人だと勘違いしているが、悪意はない。
そんな志津子の「来日してからどのくらいたつか」という問いに対し、話を合わせるため年齢を答えてしまった向田。
間違ってはいないが、とにかくもう、向田はめんどくさくなっていた。
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志津子「ところで、来日されてから26年ともなると、だいぶ日本になれてらっしゃる。」
ジャック「・・・そりゃあ、もう。」
志「好きな日本料理とかは。」
ジ「・・・まぁ、スシテンプラですよ。」
志「あら、以外にソードアックス。」
ジ「・・・オーソドックス・・・。」
志「やっぱり、行き着くところはスシテンプラなんですねぇ。」
ジ「・・・そうでしょうね。」
志「来日されてから、初めて覚えた日本語なんて、あります。」
ジ「・・・えぇ。アリガトウ、コンニチハ。」
志「やっぱり。そう、日本はあいさつを大切にする国なんですよ。」
ジ「・・・そうでしたか。」
志「他には。」
ジ「・・・うんと。ガチョーンなんかも、割と。」
志「まぁ、それってギャグなんですよ。」
ジ「・・・えぇ。つい最近、知りました。」
志「悪いお友達も、いたものですねぇ。」
ジ「・・・そうですね。」
志「これはいい意味を持つ言葉だ、みたいなものはありました。」
ジ「・・・そうですね。「キョウハ キミノタメダケニ ウタッタアト ウインクスルカラ テレビミテオイテクレ」ですかね。」
志「まぁ、実用的ですね。」
ジ「そうでしたね。」
志「今日は、楽しい話をたくさん伺うことができました。ありがとうございます。」
ジ「・・・いえ、こちらこそ。」
志「ところで今日は、ちょっとしたサプライズがあります。」
ジ「え、なんでしょう。」
志「ジョニーさん。お誕生日おめでとうございます。ケーキです。」
ジ「えー。あ、ありがとうございます。ジャックですけど。」
志「もう、26歳になられるということで、ロウソクもちゃんと用意しましたよ。」
ジ「!!」

パトリオット

志津子「今日のゲストは人気バンド「ジャック向田と市井数学研究所」のボーカル、ジャック向田です。」
ジャック「どうも。」
志「今、すごい人気なんですよね。新曲「割り切れない思い」。お若いのに、あんな曲がよくできますね。」
ジ「そうですね。苦労しました。」
志「それにしても、お上手ですね。」
ジ「え。何がです。」
志「日本語ですよ。とどこおりなく。」
ジ「え。いや、別に。僕、日本人ですよ。」
志「またご冗談を。」
ジ「いや。あの。」
志「大丈夫ですよ。全て受け入れていますから。」
ジ「いや、別に。日本人ですから。ずっと日本ですから。」
志「来日されてからは、どのくらい。」
ジ「だから、あの。」
志「来日されてからは。」
ジ「・・・26年です。」
志「まぁ。素数じゃないんですね。」
ジ「・・・。」
ジャックという名から、外人だと勘違いしている志津子に、つい話を合わせてしまった重雄(ジャック向田)。
こんなにも小さな誤解が、特にどうもならない次回へと続く!!。

お通し

え、えぇ。
はい。
いや、別にね。
怒っているわけじゃなくてね。
いいんですよ、店の方針なんでしょうから、ね。
まぁ、いいんですけど。
でも、ね。
お通しがカロリーメイトっていうのは、ちょっとどうかと思うんですよ。
えぇ。
ねぇ、ここはお酒飲むところなんでしょう。
そんな、ね。
そのあと栄養バランス崩壊するのに、何をカロリーメイトすることがあるのか。
ちょっとだけ、えぇ、気になるんですよ。
え、はい。
ふん、ん。
うん。
え、ぜんこくの、だらく、した、izakayaぶんかに、えぇ、たい、する、あんち。
あぁ、アンチテーゼ。
全国の堕落した居酒屋文化に対するアンチテーゼなわけね、カロリーメイトが。
あ、あぁ、そう。
でもね、そんなのをこっち側に強制されても、わからないもの。
知らないもの、全国の堕落した居酒屋文化。
ま、まぁ、意味があるんなら、いいんですけどね。
あれ、ちょっと待って。
今なんで居酒屋だけを外人っぽくしゃべったの。
え。
あぁ、気にするなって言われちゃ、まぁそれでいいんですけど。
でも、やっぱりお酒の席で、いきなりカロリーメイトは。
何をこのタイミングで健康気をつけてんだ、みたいな、ね。
連れなんかがいたりしたら、ちょっと、ね。
困っちゃうでしょ、ね。
まぁいいんですけどね。
ただ、あれですよ。
例えば、ちょっとだけ料理が冷えていたくらいで文句を言う客、ね。
それと同等だと思われるのだけはいやなんですけどね。
えぇ。
あぁ、もちろん。
もちろんそれがああならこっちもうんうん、ってなるわけで、ごめんなさいね。
あぁ、もう、いいんですよ。
すいません、こっちもヘンなところ気になっちゃって。
「こんな風に、昔はカロリーメイトを出さない居酒屋の方が多かったのです。」
「今では、とてもじゃないけど考えられませんね。」

資本

もう、1週間ほど十分に睡眠も取れていなかった葛井は、いつもの口癖を無表情で言った。
「やっぱり人間、からだが資本だね」。
自分に言い聞かせるように。
今、彼は健康そのものだ。
正しい生活が、みるみるそうさせた。
これなら、何の問題も無く、刑期を終えることができるだろう。
彼は、違法な臓器売買を行った罪などで逮捕、懲役刑を課せられたのである。

噂の無真相

所長「えー、今日は3つの噂が手に入った。」
所員「いつもより多いですね。」
所長「だからといって、大味ということもない。調べようのあるものばかりだ。」
所員「で、内容は?。」
所長「まず一つ目は、「途中下車の旅」に出演するとき、万が一に備えて保険書コピーの所持を求められるらしい。」
所員「あぁ、いいですね。どうでもいい感じが、いいですね。こういうのは噂の状態が一番、いいんですよね。」
所長「うん。そう思って断っておいた。」
所員「所長にしては、気が利いていますね。」
所長「じゃあ二つ目。Perfumeの「plastic smile」の歌詞にある「何か外れた」というのは、テレビのリモコンを振ると、何かが外れていてカチャカチャいう、その何かを指しているらしい。」
所員「あれ、僕は完成したガンダムのプラモデルを立たせるとき、ぽろっと何かが落ちる、その何かだと思ってましたよ。」
所長「なんだ、君の意見を聞いたら、噂が増えてしまうじゃないか。」
所員「それにしても、何が外れたのか、ちゃんと確認できてから、外れたことを報告してもらいたいものですね。」
所長「ここはひとつ、「ガンダムのプラモデルを振ると、何かが中で外れていてカチャカチャいう、その何か」にしておこうか。」
所長「三つ目だ。鼻が詰まっているときにちょっとした運動をすると、詰まっていた鼻がとおる。」
所員「しょ、所長!!。」
所長「なにかね?。最後のだけ、ひどく普通になってしまったのが不服かな?。」
所員「さっきの所長のセンテンスの最初と最後をつなぐと「三つ目がとおる」になります!!。」
所長「ホントダ!!。」

ナイス面接官

面接官
「では、アピールポイントを30秒ほど、端的にお話ください。」
就活生
「水沢です。いやー、最近また寒くなってしまいました。もう少しで春かな、なんて思っていたんですけど。でも今日、花屋さんにチューリップが並んでいるのを見つけました。春は、もう来ているん」
面接官
「ちょっ、ちょっと待ってください。アピールポイントについてですよ?。」
就活生
「はい。」
面接官
「あまりアピールできていないようですが。」
就活生
「申し訳ありません。自身のアピールに少し抵抗がありますので、今回はサザエさん次回予告時の個人スピーチをやらせていただきました。」
面接官
「・・・来週のサザエさんは?、というやつの、前のやつ・・・?。」
就活生
「マスオさんです。」
面接官
「・・・まぁそうなりますと、今度は長所を3つ、挙げてもらうべきなんでしょうな?。」

首輪をどうぞ。

アンケート3
「都内で猫を飼っている100人に聞きました。こんな猫は嫌だ、というのは?。」
1位:嫌な猫はいない
2位:フジテレビ「ペット百科」、猫の回のときにさかりだす
3位:寒くて丸まるとき、機械音がする
4位:もう尻尾が二股に分かれている
5位:積極的に喉元を狙ってくる
6位:油をなめる
7位:猫トイレでひっくり返って遊ぶ
A「このような結果が出ました。」
B「うーん。6位までは結局猫がすき、ということですね。2?6位のは、いないもの。」
A「そうですね。ちなみに、この結果では1位までで全体の約98%を占めています。だいたいの人は猫がすきですが、例外として、化け猫系は嫌がられるようです。」
B「うん。じゃ、次をみてみよう。」
「都内飼い猫100匹に聞きました。こんな飼い主は嫌だ、というのは?。」
1位:「わたし、基本的に飼われているなんて思ってないから」
2位:語尾に「だにゃ」を付けて話しかけてくる
3位:ねこじゃらしを顔面すれすれでやってくる
4位:寝ているのに抱っこされる
5位:自分がいるのに、平然とねこふんじゃったを弾いている
6位:だいぶカルカン依存だ
7位:その他
A「飼う側と飼われる側に、意外と差異が。」
B「差異が認められるな。」
註:
前回アンケート「おはしをどうぞ。」
前々回アンケート「TSUBAKIをどうぞ。」

おはしをどうぞ。

アンケート2
「都内夫婦100組に聞きました。夫婦ゲンカの原因は?。」
1位:互いの仕事のこと
2位:両親関係
3位:子供の学校行事
4位:料理
5位:家族サービス
6位:特にケンカしない
7位:身だしなみについて
A「このような結果が出ました。」
B「うーん。上位のはよく分かるけど。特にケンカしないが6位にあるって、ある意味大丈夫かな」
A「そうですね。ちなみに、この結果では3位までで全体の約90%を占めています。多くの夫婦ゲンカの原因がこれらであると言えます。」
B「うん。じゃ、次をみてみよう。」
「都内夫婦100組に聞きました。夫婦ゲンカのきっかけは?。」
1位:スプーンが汚れていた、汚れていないの言い合いから
2位:シャンプーの容器にボディソープが混入していた件
3位:使っていたスリッパを、ちょっとのすきに奪われた
4位:勝手にエアコンを弱に設定した
5位:耳かき使用後、ゴミ箱上でないのに、その先に息を吹きかけた
6位:スマッシュブラザーズが異様に強い
7位:その他
A「日本人はカレーの好きな人が多い分、深刻ですね。」
B「深刻だな。」
註:前回アンケート「TSUBAKIをどうぞ。」

男「君が自動販売機でジュースを買うとき、1000円入れたとする。」
子「はい。」
男「そのとき、何に細心の注意を払うかね?。」
子「おつりの中にある500円を確実に手に入れることです。」
男「堅実な子だ。」
男「では、君。」
子「はい。」
男「おつりが出るとき、明らかに500円が無く、100円ばかりの音がした場合は、何に細心の注意を払うかね?。」
子「特にありません。」
男「豪快な子だ。」