でも、タパは知らないふりをすることができませんでした。
思わずぽつりとつぶやきました。
ずっとひとりぼっちだったタパの生活は、自分の思い出との生活。
いつも歩く歩道。
物心がつく前からあった本。
いつか、どこかの写真。
自分の居場所。
どれひとつ欠けてはならない、たいせつなものばかりでした。
だから、初めての生きものに出会ったときも、
たいせつなものがひとつ、ふえるのだと思いました。
でも、タパは知らないふりをすることができませんでした。
その生きものは自分と同じ形をしていたのです。
「この世界の空気は、とても濃厚だったんだ。ぼくは、おぼれそうだ・・・。」
投稿者: nimbus7942
主人公になったり、なられたり。
誰か、殺し屋か何かに追われたとき、もしも崖があったら挑戦してもらいたい。
崖と気付かず走りぬけ、空中をじたばた。
両手を挙げて落ちるという偉業を。
一回振り返るくらいの時間があるのがベストだが、なかなかできないだろう。
誰か、みすず学苑の関係者か何かに会ったとき、時間があるなら聞いたもらいたい。
なぜ広告に縄文風味を持たせるのか、を。
鉄アレイを耳にあててあげるのがベストだが、失礼だろう。
誰か、転んだりして恥ずかしい思いをしている人を見たとき、勇気があったならやってもらいたい。
直後にもっと豪快に転んでほしい。
両手をポッケに入れて、容赦なく路面と接吻をしてもらいたい。
相手の恥ずかしさを帳消しどころか、自分のことは棚に上げて友人に報告しまくるくらいの話題性、ドラマ性を出してもらいたい。
誰か、殺し屋か何かに追われている人を見たとき、もしもルームランナーを所持していたなら・・・。
文章にも矯正器具を。
今日は友達につまらないことを話してしまった。
いつか書いたけど、コクーニングという考えがある。
悪い意味もあるらしいけど、たまには家で、こもりまくり。
資金と時間をうまいこと使って家でのんびり楽しくしようという感じもする。
家と学校、会社の最短距離を結ぶ毎日もいいけど、たまには活きのいい本でも買ってみるといい。
だけど。
ぼくたちわたしたち、アクティブエイジ。
夢見る少女じゃいられない。
/*
あの家を見てごらん!!。
臆病に様子を伺う、私が見えるから。
さなぎになってるのもいいけど、外はこんなにいい天気。
もうそろそろ羽化してもいいんじゃない?。
さぁ、出かけよう!!。
出発のときが来た!!。
*/
おっといけない。
例の”耳をすませば”病だ。
本当にすましたら、モールス信号が聞こえることはこのブログにも書いたが、油断したら耳にまつわる別の病気が出てしまうのである。くわばら、くわばたおはら。
ということで、ちょっとは動けよ、俺の体、という流れになったのである。
僕はいつか、スカイダイビングというものをやりたいと思っている。
それを思い出したので提案したらお金も時間もかかりそうだとなってしまった。
先ほどの、自分なりのコクーニングの概念とはだいぶ反対。羽化しまくりである。
しかも、羽化したらスカイダイビングは要らないんだろう・・・。
それにしてもスカイダイビング。
いかなる空間能力を駆使しても把握しきれないだろう高度で試される自失の恐怖とある種の感動!!。
楽しくないはずがない。
コーヒーを飲もうと思って入った喫茶店で、コーヒーゼリーを食べながらそんなことを考えていた。
でも、ジェットコースターに乗れない人間がスリーツーワンで飛行機から飛び降りてもいいのだろうか?。
ちょっと、飛躍しすぎかもしれない。
ホップ、ジャンプである。
とか考えていると、スカイダイビングを却下した無洗米くんが「ダイビングはやったことある」とはじめた。
「スキューバダイビング」のこと。カッチョイイスポーツである。
飛行機から落ちるとき、やっぱり「やめる」とか言い出すかもしれないな・・・と自分の初ダイブをシミュレーションをしていた僕は、その話を聞きているうちにあることに気付いた。
「スキューバ」と「バミューダ」って、ちょっと似てるな・・・。
バミューダダイビング!!。
いかなる耳抜き能力を駆使しても耳、抜けないであろう深海(数m)で試される自失(とヨタ話)の恐怖とある種の感動!!。
楽しくないはずがない。
でも、海に入るとすぐ近くに潜水艦がいるんじゃないかと思ってしまう僕である。
たぶん一生できないかも。
電流を流すつまみを「強」に回す心理
「ガキの使い」のDVDがなかなか借りられなかったのだが、7日ほど前にようやく念願がかなった。
体育館でくろずくめの鬼たちと追いかけっこするやつと、怖さげな旅館に一泊するというもの。
うん。
面白い。
堪能した。
そして、ひとつだけ言えること。
近い将来、人間心理学の教材にでもなりそうだ・・・。
長者必見の理
生きていると、経験が積まれる。
もちろん経験を積むことはいいことなのだが、デメリットもある。
新しい発見が、経験によって邪魔されてしまうのである。
そんな刺激的なことが少なくなってしまうのは、人間にとってあまりに辛いことだ。
「暇で死にそう」な経験をした人は少なくないだろう。
そこにきて今、人間の寿命は延び続けている。
経験で黒く塗りつぶされた人生を目の前にして。
無意味に、無感動に引き伸ばされた時間をつぶしていかなくてはならない責任が我々にのしかかっているわけだ。
「ひろし。ドラクエのレベル上げは定年後にしなさい。」
生者必衰の理
生きていると、経験が積まれる。
経験を積むと、人間性に深みが増し、人にやさしくできたりする。
アクシデントに対しても、柔軟な対応が可能かもしれない。
もっと原始的な点から見ても、生きていくうえでは確実にメリットになる。
でも、つまらないことになってしまうときもある。
例えば小説のオチが、何だか他ので読んだことのあるのだったりするときだ。
最後の最後で、なんとなくさみしくなる瞬間だ。
もちろん、恋愛小説「自分と同じような経験」とかになると逆に喜んでしまったりもする。
また、推理小説だと「知ってるもんねー」となり、ちょっとした優越感を味わえるかもしれない。
でも、わかるだろう。
どんなことでも、経験してしまったことはいつか、抑揚のないものになってしまう。
飽きてしまうのである。
経験をした部分は黒く塗りつぶされ、終わり。
飽きることが蓄積していくのである。
これは盛者だろうとなかろうと、生きているかぎり続くことだ。
だから、食べ物の味を感じたときは飛び上がって喜ぶべきなのだ。
あなたはまだ食べることに飽きていない。
どんな本でも、少しでもいい部分があったら「ありがちな内容」とか言わずに感動するべきなのだ。
あなたはまだ「詰んで」いない。
何のイベントのない日でも、小さな変化に気付くべきなのだ。
あなたはまだ全てを飽きるには早すぎる。
いつもどおりの日。
だから、かけがえのない日。
「母さん。これがドラクエのレベルを99まで上げる意味だよ!!。」
挙手は一本で。
A「今日来た客、面白かったよなー。」
B「あれだろ?。鳳凰の間の。」
C「だ、誰?。」
A「ムカデ。ムカデが客として来たんだよ!。」
B「それだけでも面白いのに、いきなりアレだもんなー。」
C「な、何?。」
A「ここに着いたはいいけど、玄関でずいぶん靴脱ぐのに手間取ってな。」
B「それで、女将が手伝おうとしたら、どう言ったんだっけ?。」
A「大丈夫。手は足りてる、だもんなー。」
B「ククッ。女将、顔真っ赤にしてたぜ。」
A「アイツが手袋ほしがったら、何組必要なんだろ。」
B「手袋と足袋、何個だろうなー。」
A「あれでいて、結構お金持ちらしいな。」
B「人の何倍も働けるんだろう。」
A「夜の玄関先で靴が見つからないフリしてみようぜ。」
B「そうしたら、何円燃やさなくちゃいけないんだろ。ははっ。」
A「そうそう!!。それに、二人三脚はどうするんだろ。」
B「その前にどこまでが手で、どこまでが足かってとこだろー。」
A「殴りつけるフリしてみようぜ?。」
B「顔をかばおうとしたとこまでが、手ってわけか!!。」
A/B「ひゃははは・・・。」
C「それでそれで!!。手足もいで仏壇の引き出しにしまっておけば、おばあちゃんが数珠と間違えんじゃね!?。」
A/B「えっ・・・。」
竜の巣だ!!
タイトルをごらんのみなさま。
何だと思われるでしょうか。
そう、「天空の城ラピュタ」のひとコマ。
ラピュタという空に浮かぶ島みたいのがあるんですが、
それは巨大で分厚い雲に守られているのです。
その雲のことを劇中では「竜の巣」と言っているのです。
夏。
そこそこの積乱雲なんかがあると、僕はよく「竜の巣だ!!」と人に言うことにしています。
これで、何か。
何かを計るわけです。
【よろしくない返答例】
「へ?」
「あぁ、ラピュタのね。」
「最近映画見てないな。」
【よろしい返答例】
「りゅ、竜の巣・・・。あれが・・・。」
「それより、「MUGO・ん…色っぽい」のMUGOって、何かねぇ・・・。」
【たいへんよろしい返答例】
「りゅ、竜の巣・・・。あれが・・・。デデデデデデデデデデ・・・(BGMを言う)」
カレンダー回想その6(これで終わり)
【11月1日 お好み焼きのかつおぶしでも議論される、日本人の残虐性。】
この辺がぱっと出てくる人とは話が合いそうです。
【11月8日「もうそろそろ、みのもんたの目にはモザイクを入れたほうがいいのではないでしょうか?」】
頭にモザイクな人も、いそうでは?。
【11月9日 「人に向けたマイクの頭が飛ぶ」というドッキリは、人権侵害も甚だしい。】
テレビで見てて、本気で怒ったことがあります。
【11月16日 じっくりコトコト煮込んだ離婚調停】
現実路線。
【12月6日 「これが、ハッブル宇宙望遠鏡のとらえた部下の女性社員との不倫現場です。」】
存在しないはずの衛星ってことかも。
【12月10日 マフラーで大岡さばきを演じる恋人たち。】
「痛い」「苦しい」って、言えません。
【12月22日 「店内は大変狭くなっておりますので、ジェンガの高さは70cmまで、とさせていただきます」】
こないだ、「マルコヴィッチの穴」を見ました。
【12月31日 テラフォーミングは間に合わないけど、寺田農がいてくれる。】
最後に持ってきただけあって、かなりいいと自負しております。
こんな感じでした。
カレンダー回想その5(長いな・・・・・・)
【9月19日 相田みつをの「にんげんだもの」を朗読するには、ちょっとしたコツがいる。】
少なくとも僕はコツがあると思ってます。
【9月20日 日曜13時から「昼どきパンナコッタ」という番組が始まる夢を見る。】
なんか、ほんとにあったような気もするのですが・・・。
【9月28日 血、湧き、まゆみ、踊る。】
ほんとにこういう意味で名前つけてたりして。
【10月4日 ウルトラマン「3分間のことを気にしなくて済んでたら、勝ってたんだからな!!」】
ゼットンに向かって発したセリフだそうです。
【10月8日 一人で部屋にいること7時間。やっと「ぽつねん」って聞こえた。】
【10月9日 一人でチラシの裏に落書きしていたら、いつの間にかマンダラになっていた】
【10月10日 部屋のコンセントの位置を線で結んだら、六芒星になっていた】
やたら密度の濃い3日間。
【10月17日 「香山部長の、あの背中の丸みぐあいと言ったら!!」】
もう、なにかわかりません。