タブー2

昨日から。
【あらすじ】
禁句って、なんだか面白いね。
=====
本日は「禁物」。
これも昨日の「禁句」と同様、そうとされた人物像を明るみにする。
「彼女の前で食事の話は禁物だ」
ダイエット中なのである。
「彼にナポリタンを出すことは禁物だ」
汚してしまったのだろう。
そでで口を拭いてしまったのだろう。
だから彼にナポリタンは禁物。
そして、そで口の赤い彼の人間性が、いくらかわかる。
「彼の前で組み体操をするのは禁物だ」
入りたがるのだろう。
上に登りたがるのだろう。
だから彼に組み体操関連のことはめんどくさい。
「あの人の後ろに立つことは禁物だ」
ゴルゴである。
「あの人に後ろに立たれることは禁物だ」
やはりゴルゴではないだろうか。
「あの人に前に立たれることは禁物だ」
これもゴルゴである。
ここまでくれば「ゴルゴの人間像は殺し屋です」と言えそうである。
殺し屋、人間像なのだろうか。

タブー

「あの人に、○○は禁句よ」
そんなことを耳にすることが、ときどきある。
このとき、「何が彼にとって禁句であるか」ということが、彼の人間性をおおまかに決定づけると考えて、ほぼ間違いない。
例えば「あの人に、死ねは禁句よ」というものがあったとする。
そりゃ当たり前だとも言えるが、このことによって「彼は人間」ということが、ほぼ決定づけられるだろう。
「あの人に、その牛乳瓶の底から何が見えるのは禁句よ」
この場合、あの人はキテレツ大百科の勉三さんであることが、ほぼ決定づけられるだろう。
しかし一般的には、上記の○○に入るものが容姿に関するものばかりではないため、その点は観察力、創造性などが必要となる。
「あの人に、左利きは禁句よ」
「あの人に、電影少女は禁句よ」
「あの人に、執行猶予中は禁句よ」
「あの人に、中はジューシーは禁句よ」
「あの人に、十一時方向に敵影は禁句よ」
こうなると彼にはかなり「何かがある」のであり、それを考慮して、あなたは「禁句よ」というアドバイスを得たのである。
それなりの能力がないと、あなたは相手に失礼をかます。
「あの人に、お経は禁句よ」
「あの人に、回復呪文は禁句よ」
これはわかりやすい。
彼にはかなり「何かがあった」のである。

ふたの今後

昨日からのつづき。
【概要】
?ふたのあけぼの?
原始的なふたの誕生
?体系確立?
カスタネット保存法
?近代におけるふた?
貝飯の発見
*****
?現代のふた?
嬉々として貝飯を持ち帰った学者を待ち受けていたのは、既に完成された「ふた」であった。
微生物のダンス披露から、醗酵腐敗の詳細がめざましく解析されていった17世紀以降では、もはやカスタネットがどうこうが保存方法に関与する余地はなく、密封性と利便性の高い「ふた」が開発されていたのである。
学者は三代に渡る海水浴旅行を悔やみ、口を閉ざしたという。
現在、「ふた」は食物の保存だけでなく、外部からの衝撃に対する耐性などの獲得にも使用されている。
例えばアンチョビ缶詰の上で、大切にしていた形見の懐中時計を落下したとしても、ふたがあればアンチョビ、時計ともに無事なのである。
それほど現代において、ふたは重要なものとなっている。
ただし、その「ふた」も、完成された形に至るまで、様々な試行錯誤の連続であったことは、よく知られたことであり、それは今でも形を変え、続けられている。
【成功のほう】
サランラップ
タッパー
おとしぶた
ねじり式
真空パック
つまみ付き
アルミホイル
施錠
マスク
【錯誤のほう】
ざぶとん
白子のり
ネットブック
えびせん
パイ
蓮の葉
ライスペーパー
このような変遷を経て、現在の「ふた」は完全なものに近づいている。
しかし、その進化はとまらない。
今後、以下のような「ふた」が誕生すると見込まれている。
ビームによる侵入者排除
ハイテク網戸
絶対に開かないふた
命令するとくるくる回りだし、勝手に開くふた
食べられるふた
チャット機能付き
中身の取り出せるふた
このラインナップでは、ふたの発展が期待されるばかりである。
ふたの未来は明るい。

ふたの近代化

昨日からのつづき。
【概要】
?ふたのあけぼの?
原始的なふたの誕生
?体系確立?
カスタネット保存法
*****
?近代におけるふた?
カスタネットに食物を仕込むことによって、その食物が腐りにくくなった、様な気がすることに、人々は歓喜した。
「これで、いままで腐らせてしまっていたものも、次の日に使うことができる」
「彩りもあざやか」
「携帯に便利」
しかし、この流行も長くは続かない。
多くの人々が、中に食物を入れていることを忘れ、カスタネットを打ち鳴らそうとする事件が多発。
彼らの衣服に、ねちゃねちゃしたものがつく事となったのである。
「せっかく食物を保存できそうなのに・・・。もっといいものはないのだろうか」
この問題が浮上しているまさにその頃、日本に海水浴に来ていた食物学者が、有明で驚くべきものを発見する。
「貝飯」は、当時流行っていた書物「有明おもしろ話・弐」に掲載されていた「まずい飯は貝に食わせろ」というコピーを元に、冗句で作成されたものである。
はまぐりの貝殻に飯をつめ、その口を味噌で封したそれを見た学者は、母国のカスタネットのことを思い出さずには入られなかった。
「貝飯の考え方なら、食物の保存とカスタネットが両立できる」
また、貝飯には、カスタネットよりも密封性が高いという利点もあった。
貝飯を所持して帰路についた学者は、船上でその機能美にまた、感嘆の声を上げたと言う。

ふたのあゆみ

?ふたのあけぼの?
大昔、人々は保存に回すほどの、言い換えると「ふた」が必要なほどの食物を手に入れることはできず、そのメリットも少なかった。
食物を手に入れることはいくらか危険を伴うものであったし、一方手に入れようと思えば周りにいくらでもある、そういった環境だったからだ。
そんななか、一部の熱帯地方に住む人々の間では、スコールによって食物が濡れないように、動物の頭骨内に食物をつめていた。
これがもっとも原始的な「ふた」の形と考えられている。
図:雨をしのぐ人を表した壁画
互●   |||
   ● ● ●|
   \ぬ\    ぬ
   互     互  
?体系確立?
16世紀まで、原始的な「ふた」は存在したが、基本的には人々は食物をほったらかしであった。
よって、運がよければ乾燥し保存が効くものになっていたが、大抵は腐らせていたである。
しかし人々はこれを仕方のないことだと考えていた。
「私があなたを愛さないことは、物が腐らないことと同じくらい、ありえないことである」
16世紀の劇作家ヤキミソの言葉が有名である。
しかし17世紀初頭、哲学者エトークは、安かったために買いすぎた食物を目の前に、「どうにかこの食材を明日へ持ち越すことができないか」と考えた。
そこで彼は以下のことを試した。
・土に埋める
・ときおり、暖かい息を吹きかける
・ストッキングに入れて振り回す
・つぶす
・わきの下に入れておく
これらの方法はうまくいかず、腐るか、自分がいやになるかだけであった。
しかし唯一、長持ちした方法が見出される。
それが「カスタネットの中に入れてみる」であった。
今日では、カスタネットの上部分が「ふた」の役割を果たしたことは想像に難くないが、当時としては画期的な発見であった。
「カスタネットに食物を入れておくと、腐らないことがある」
エトークの発表に人々は驚き、翌日楽器店は大騒ぎとなった。
明日
?近代における「ふた」?

歩いて帰ろう

ときどき僕がディズニーの話に触れるのは、それは訳あって、よくCDを聴いているから。
CMとかでも流れているものなので、案外知っていて楽しい。
また、この手のディズニーCDは過去のイベント毎にあるらしく、いつぞやのハロウィンでのCDも、年ごとにいくつかあるようだ。
さて、いくつかのCDを聴いていると、気づくことがある。
「ミッキーは、あまり物事を深く考えない傾向がある」
例えば、ある年のハロウィンにて、そのCDには以下のような旨のやりとりがある。
ミニー「ミッキー、なんだか暗くて怖いわ」
ミッキー「ははっ、ミニー。わくわくするね」
案の定、彼らはゴーストに襲われる。
こんな感じの出だしが、結構多い。
怖いという恋人に対しての返答としては、ちょっと軽率な気がする。
このあと、幸運にも彼らはゴーストとの和解が成立し、なぜか毎回「みんなであそぼう!!」となるのでよかったのだが、あんまり首を突っ込むのもどうかと思うぞ。
ということで、冒頭のミニーとの会話のとき、僕はミッキーマウスのものまねでこう言う。
ミニー「ミッキー、なんだか暗くて怖いわ」
ミッキー「よし、帰ろう」
5年に一度くらいは、これでキャラクタ達が退場していくハロウィンがあってもいいのではと考えている。

津波警報

ずいぶんと昔のことだが、面白いことがあった。
近所のスーパーで買い物をして、さて帰ろうかというとき。
町内放送の流れるスピーカーから、よくある「ピンポンパンポーン」的な、みんな聞いてね効果音が流れたのです。
それを迷子か何かかなとなんとなく聞いていると、こう言い出しました。
「ただいま、津波警報が発令されました」
そんな旨の内容だった。
周りにいた人もきょとんだ。
というのも、僕の住んでいるところはだいぶ山で、海に接していない。
だからまず津波は来ず、来たとしたらそれははやりの2012くさい。
何かの練習かとも思ったが、練習にそんなことを言うのかもあやしいし。
翌日いろんな人に聞いてみたのだが、そんな放送を聞いた人は一人もいなかった。
いったいなんだったのか・・・。
・・・と、ずいぶんあとになって、上空の変な層に電波が反射して、遠いところまで届いてしまう現象というものを知った。
詳しいことはわからないが、そんなことがあるとか。
「★ただいま恋の、津波警報発令中★」
ごめん今のぜんぜん関係ない。
で、だ。
どこぞの「ただいま、津波警報が発令されました」が、海抜100mくらいで潮の香りがしない我が近所に到達したとする。
そのとき、僕達はどうすればいいのだろうか。
「★まだかな恋の、ジャコビニ流星群★」
ごめん今のぜんぜん関係ない。
で、ね。
当時の僕は、周りの人と同じくきょとんし、翌日放送について聞いてまわるくらいだった。
海の怖さがわかっていない内陸人にとって、津波どうこうは、見当がつかないことなのだ。
「★小さな恋が、三度笠から見えかくれ★」
ごめんこっちのほうがおもしろくなっちゃった。

卒業文集 12番

卒業文集
12番 しみそばかす
「そばかす」って、よく読んでみるとすごいことになっていますよね。
「そば」の「かす」です。
でも、私は自分の名前が気に入っています。
「そば」の「かす」ですから。
私がこの学校に入ったとき、みなさんはそのネガティブなイメージから私を遠巻きにしていました。
しかし今ではたくさんの友達もでき、私の住んでいる巣鴨からはだいぶ遠い学校でしたが、入学して本当によかったと思っています。
ただ、一つ気になっていたことがあります。
なぜ私のニックネームが「ししゃも」なのでしょうか。
私は入学してから、1度も「ししゃも」をかもし出したことはないと思います。
外見も「ししゃも」には似ていないと思います。
出だしが同じ「し」なのですから、普通に「しみそば」などとなりそうなものですが。
なんらかの気遣いだったのでしょうか。
最初に書きましたが、私は自分の名前が好きです。
「しみそばかす」
「そば」の「かす」でもありますし、「しみそば」というあまりおいしそうでない食品でもあります。
また、「しみそ」と「ばかす」に分けてみると、「しみそ」「ばっかす」。
「しみそ」がたくさん、という意味にも取れます。
だから本当は、ニックネームは「しみそ」が一番よかったです。
けど、逆に「めらにん」「ふじつぼ」などのニックネームでなかったことについては、いくらお礼を言っても足りません。
私が卒業したあとも美白にならないことがあると思いますが、先生方、みんな、本当にどうもありがとうございました。

いまいちコピー。

全米が涙しただの、全世界に感動を与えただの、以前聞いたようなフレーズを臆することなく使用し続けるのが、映画業界である。
一体どれほどの人が「全米が涙した→見なくちゃ!!」となるのか。
たぶん多くの人になり、当方もそうだったりするのではあるが、それでは今回、終わってしまう。
なのでいろいろ考えてみようと思う。
例えばこんなのはどうだろう。
※映画タイトルは最近ので「僕の初恋をキミに捧ぐ」にしてみる。
「全米が涙した感動作(1リットル)。僕の初恋をキミに捧ぐ」
何かを混ぜてみた。
言いたいことはわかるだろう。
しかしこのコピー。
見方によっては、アメリカ人一人当たり1000ml/3億しか涙していないとも捉えることができ、ちょっとドライアイが心配。
次、こういうコピーはどうだろう。
「見てやんこっしょい、がばいやつぃばあ。僕の初恋をキミに捧ぐ」
うそんこ方言である。
おそらく「見てみなさい、面白いから」という意味。
うその割には望郷の念がひしひしと伝わってくる、気がする。
ちなみに「がばい」と、それなりに気を使ったキーワードも含まれており、その点想像以上の効果があるかもしれない。
次。
「常時寒気。僕の初恋をキミに捧ぐ」
ホラー映画である。
ちょっとハードル上げすぎの感ありだが、それよりもそこを押してどうするといった気もする。
オチはおそらく冷房効きすぎだろう。
というか、ここは例を変えるべきだったが、案外常時寒気なのかもの雰囲気。
最後。
「全日本僕の初恋をキミに捧ぐ」
「全日本」をつけてみた。
そこいらの初恋では太刀打ちできないし、「キミ」も納得してくれまい。
女王様である。
じゃあ、終わりで。
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あくまで、おまけ
「僕の初恋をキミに捧ぐ(それからどうした)」
「僕の初恋をキミに捧ぐ in 沖縄」
「僕の初恋をキミに捧ギング」
「新食感。僕の初恋をキミに捧ぐ」
「僕の初恋をキミに捧ぐ?」
「興行収入の30%は寄付されますので、僕の初恋をキミに捧ぐ」
「24みたい!!。僕の初恋をキミに捧ぐ」
「年貢と僕の初恋をキミに捧ぐ」
「僕の初恋をキミに捧ぐ、でいこう」
・・・おまけいらなくね?。

ごめんね。

カールじいさんの空飛ぶ家のオチ、絶対にシックス・センスであってほしくないなーっ!!。
こんばんは。
あらゆる手段を講じても、トモダチコレクションの住人が十数人しかいない、石を売る家業のnimbusでーす。
もう午前3時なので、早めにメルトダウンしまーす。
おや、いきなり不謹慎な感じだ。
あ、間違えた。
おやおや?、いきなり不謹慎な感じだ。
ごめんねごめんねー。
ちなみに上のごめんねは、別におちゃらけた感じではなく、本当に本心からちゃんと謝っているから、安心してね。
ここまで書くのに10分を要しちゃったよ。
そのため、現在午前3時10分に。
もうこれまでのノリは維持できなくなり、眠い。
そして書くことも特にないとなると、どうなるか。
この時間に、ブログ記述に値するイベントが発生するとは到底考えられないため、本日はこれでおわりとなるのだ。
でも、それでもこう書いているのは、そのイベントが起きやしないかと期待しているのだ。
メールが。
「鳩山です。至急連絡ください」
電話が。
「メルヘンハンターに伝えろ。今日の仕上げは3発目のタイミングがよくなかった、とな」
外から声が。
「あっ、こんな夜中に。片足に一台ずつ三輪車を装着した神主さんが、奇声を発しながら変な形の帽子に入れたキャラメルコーンを食べている!!」
どうやったら奇声を発しながらキャラメルコーンが食えるのか。
とりあえずイベントは起きず、その点よかったよかった。