珈琲十連・抹茶の味

いきなりコーヒーの話でなくて恐縮だが、スタバの抹茶クリームフラペチーノはたいへんなおいしさだ。
抹茶風味というものが少し苦手で敬遠していたけど、妙に鮮やかな緑のそれは、死んだらおどろいた。
ごめん間違い。
飲んだらおどろいた。
???中略 おいしさの詳細???
おいしいのだった。
ところで、クリームや砂糖の入っていない抹茶は当然のように苦いが、それはコーヒーにも言える事。
苦いことが第一志望な人たちだ。
そういったものに添加を施すことで、これほどおいしくなるとは。
そう考えると、方向性は違うのだろうけど、やはり甘いものこそおいしいのではないか。
そして苦いものはおいしさよりも、どちらかというと「こんな苦いものを口に入れるなんて、俺も大したヤツだろ?」というアピールが目的なのではと思えてしまう。
※おいしいものを食べる人は「おいしいものを食べるなんて、すごいだろ、俺?」ということにはならず、単においしいものを食べる人であり、せいぜい食いっぷりが評価されるにとどまるであろう。
「どうだい。こんなものも、ぐいぐいいけちゃうぜ?」
こんな感じ。
しかし次、こうきた。
「え、それがどれほどの苦さか分からないって?」
となると、こうなる。
「何言ってんだい。これはちゃんとした手法に則って点てられたものだぜ」
ということで、抹茶やコーヒーに作法があるのは、そのアピールが不正でないことの証の役割を果たしているからかもしれない。
以上より、おいしいものを食べる人に比べて、苦いものを優先している人は、何かしらの他意が存在していることになり、その点めんどくさい。
だから近くには、どっちかと言うとおいしいものを欲する人がいてほしいものだし、苦いものを欲する人は、どっちかと言うとひとりが似合う気がする。

珈琲十連・挽立ん香

コーヒー豆を店で挽いてもらうと、それを変な遮光っぽい袋に詰めてくれる。
その袋にはガス抜き何か、理由があるのだろうか。
小さな穴が2つばかり開けられている。
僕はその袋を見つけると、やらずにはいられないことがある。
その穴に鼻を近づけ、両手で袋を持ち、それぞれの人差し指で軽く袋をとんとんするのだ。
すると穴から、やたら甘いコーヒーの香りが漏れ出してくる。
コーヒーの種類とかは全然分からないのだが、とにかくこれがいいにおいだ。
普通の時と、煎っての時のコーヒー臭は段違い。
さながらマジックである(内部注:このくだり、やや無理やりの様相)。
煎ってからが本番。
そこからだいぶ「こいつやるな」感を出すコーヒーだが、それを挽いたものが詰め込まれている袋からのにおいは、また別のよさがある。
考えてみると、その良さは自作業「とんとん」にあるということに気づいた。
この作業で「自分の働きもあって、この香りがある」みたいな気持ちになるのだ。
また、このとんとん作業をしていると、周りからの見た目より
「この人、挽いた豆を人差し指の感触で楽しんでる!!」
「挽いた豆の音を楽しんでる!!」
という、誤ったしかし気分は悪くない玄人心象を人に与えることが出来る。
出来てどうこうはないですけど。
話は逸れたが、そんな袋詰め状態でも、挽いたコーヒーは少し楽しい。
暇なときにでも「袋を持ってとんとん」を試してもらいたい。
なんたって、その袋には小さな穴が2つばかり開いているのである。

ぼつ

なんとなく書かないようにした話を列挙!!。
●Exをつけてみよう。
何かにExとつけてみる。
例「あっしはしがない、ちんけなやろうExでやんすよ」
●「バイト募集」と「バイト大募集」で、どのような違いが現れるか。
「すいません、バイト募集の広告見て来たんですけど」
「すいません、バイト大募集の広告見て来たんですけど」
違い
「笹仲さんでしたっけ。じゃあ軽く面接しますね」
「笹仲さんでしたっけ。じゃあ番号が呼ばれるまで待っていてください」
「ごめんね。うち、ピアス禁止なんだけど、しなくても大丈夫かな?」
「ごめんね。うち、ピアスだけは禁止なんだけど、それ以外は大丈夫だから」
「じゃあ、さっそく明日からだけど、よろしくね」
「1?261番の方、合格ですので、明日からよろしくお願いします」
●プールバイキング
当園ではただいま、プールバイキングを開催しております。
もちろん、遊泳中に襲われる、といった方面のバイキングではございませんので、あしからず。
ご用意したプールは以下のとおりとなっております。
ご家族でお越しください。
流れるプール
流れないプール
25mプール
ウォータースライダー
幼児用プール
泥プール
うたれプール(効用:肩こり)
露天風呂風プール
サウナ風プール
間欠泉風プール
受付風プール
屋形船風プール
座敷風プール
子羊のムニエルプール仕立て
など
スタッフ一同、プールをふるってお待ちしております。
なお、園内では独自の通貨「プール」を用いた流通しか行われておりません。
園入り口にて換金をお願いいたします。
1プール = およそ1円
終わり。

大人の駄々

駄々。
こねていいのは、実は小麦粉でもハンバーグ生地でもない。
駄々のみである。
そんな駄々。
子供にだけこねさせていて良いわけがない。
大人の駄々。
それは子供のそれとは、少しやり方が違う。
「わーん!!。とりひき?、とりひき?!!」
これでは子供の駄々を大人がやっているだけである。
「わーん!!。取引?、取引?!!」
少し大人になりました。
でも、まだまだ。
まず、取引なのはわかるのだが、それをやりたいことが全面に出すぎである。
大人としてはまず、取引なのはやまやまだが、とにかく相手の立場になってみることが重要だ。
「この取引、そちら様にはこんなメリットがありますよ」だとか。
ちゃんとデメリット面も見せて、相手に誠意を見せたりするものいい。
「こういった点がリスクとしてありますけども」
一見わがままには見えないが、それは見えないようにしているだけで、これが大人の駄々である。
駄々ではあるが、大人であるため、子供の駄々に見られるような、後に問題が生じること(家でひねくれる)というのは少ない。
ということで、これから子供も大人を見習うように。
「このおもちゃ、ここの稼働部が壊れにくいのがいいんですよ」
「ちょっとお値段、張りますけどね」

だめだこりゃそしてため息。

ずぱぱ ずぱぱ ずぱぱー!!。
ずぱぱ ずぱぱ ずぱぱー!!。
ずぱぱ ずぱぱ ずぱぱー!!。
あー。
何度やっても、あのドリフのオチ時音楽の雰囲気が、活字じゃでねえ!!。
ひなげしの花でなくて良かった。
もう、本当に良かったと思っている、nimbus7942でやーんす。
キタヨ。
何ヶ月かに一度の、この手のノリの日が。
今日はみんなで、フルーツバスケットだ!!。
じゃあぼくオレンジ!!。
みっちゃんはバナナね。
すんじーはリンゴで、みつゆびはマンゴスチン。
らるどはブドウで、ちゅうちゅうはピーチね。
そして最後、先生は熟したパイン。
じゃあみんな決まったところで、知らない人のお見舞いに行こうか!!。
え?。
みんな、きょとん?。
これフルーツバスケットと違うって?。
そんな。
そんな。
そんな・・・・・・、あれ?。
みっちゃん?。
ここ、バナナの出番なんだけど?。
もう、だめだなぁ。
バナナだからって、すべっちゃあ。
だめだとわかって僕、本日超満足!!。
じゃあね!!。

出るもの

飴玉をもらい、それを舐め溶かしている。
その過程でなんとなく、今くしゃみをしたら、この飴玉は吹き飛ぶのだろうと考えた。
すると、次のことが気になりだす。
「くしゃみをしたとき、何が出たら面白いか」だ。
これは思うに、かなりのメディア、魚民、白木屋で議論されているものだろう。
・粘り気のある白いやつ
・歯
・ごはんつぶ
僕は以前、衝撃波とかを書いた気がする。
飴をくれた人にこのテーマについて聞いてみると、彼は「入れ歯」とのたもうた。
これには、あまり怒ることのない僕でも「どういったことだ」となったが、思えば突然「くしゃみで出たら面白いもの」を聞かれるのもあんまりだ、と考え直した。
そのため、僕は「今の僕のベストはんちゃ砲だ」というコメントをし、それが聞きづらかったらしい彼に対して何度もんちゃ砲んちゃ砲と口にすることで、罪を償った。
さて、今僕が挙げるものとしたら、以下だろう。
ただ、「もう絶対、今すぐに挙げてください。さもないと怒ります」くらい言われないと、挙げない。
・内臓
ある意味現実路線。
なんとなくだが、本当に内臓が出ちゃったら、その人はあわててそれを飲み込む行動をとると思う。
・飛び出した飴玉で、自動ドアが割れる
周りの人から見ると、くしゃみでガラスを割ったように見える。あだ名がギャオスに。
・ミクロ化した人間
もう少しでミクロ化が解けるところでした。脱出おめでとう。
・おなら
現実路線。大放出祭りである。
・目玉
くしゃみをしても、くしゃみ本来の持つ力を完全に放出することはできなかったのである。
・万国旗
ベタっぽいが、実際になっているところを想像すると、以降その人が好きになるだろう。
・ウォシュレットの、出てくるやつ
くしゃみのとき、スコーンと棒が出てきて、そのあとの記述は要りませんな。
類似案件、末吉。
・チョーク投げ
先生の得意技。「井上、くしゃみうるさい!!」
・ネガ
お前はどういったシステムなの?、と思われます。
類似案件、トースト。
・待望のニューシングル
・microSD
・鍵
・小さいロープ
説明なし
・六法全書
・折鶴
・プレステのコントローラー
この手のは、一人で考えてる分にはいいが、持ち出す際にはその場の雰囲気を完全に理解している必要がある。
とまあ今回のテーマ、なぜ「何が口から出たら面白いか」と書かずに「何が出たら面白いか」としたか。
理由はおなら、目玉あたりにある。

ドーナッツ

昨日も目に留まった事柄に触れただけ、楽したのだが、そういった感じの話が今日も続く。
今日はPerfumeの歌、スウィートドーナッツだ。
今回の話では、Perfumeがどんな人らであるかは関係ない。
とにかくポイントは、曲名「スウィートドーナッツ」と、その出だし歌詞だけである。
「スウィートドーナッツ」
なにやら失恋ふうな印象が全体を占める歌。
その出だしは、こう。
「最後の一言 すっと冷えて 心にアザが ひとつできた」
みなさん気づかれたことだろう。
ここは、「最後の一言 すっと冷えて 心にアナが ひとつできた」のほうがいいんじゃないか、と。
「心に穴」と変更したとしても、元の歌詞「心にアザ」レベルの失恋ダメージ具合は、担えているし、書くまでもないが、それは冷えたらおいしくなくなるドーナッツとの連動も果たしている。
せっかくドーナッツなのだから、うまいこと言ってもいいんじゃないか、と。
ただ、作者はあまり「カケる」感じを好まなかったのかもしれない。
「アナ」自体がほれ、だめでしょの感があったのかも知れない。
事実、こうも書いている自分ですら今回の話題、負に感じているしな。

叫び

前に書いたかもしれないが、とにかく「子供に何かを叫ばせてはいけない」んである。
=====
「一緒に、遊園地で遊ぶって約束したじゃないかー!!」
もちろんこういったものも、子供に叫ばせてはならない筆頭だ。
しかし、今回触れたいのは、テレビ番組でよく見られるもの。
それは主に幼稚園に触れた内容のシーンにある。
「ハンバーグ、大好きー!!」
卒業式でのクラス集合写真のように並んだ園児達が、口を大きく開けてそういう。
この番組では、何かハンバーグに関係する特集を組んだのだろう。
ここで、テレビ側はそのシーンを取るために、どうしたのか。
=====
?園児達がそういう風になるまで、待った。
?CG
?園児達に「じゃあみんなせーので、ハンバーグ大好きって言おうか」と依頼した。
=====
?は、おそらくお湯を見ていて、それが熱湯と冷水に分かれる瞬間を撮らえるよりも難しいと思われるため、除外。
?は、明らかに何らかの情報操作が行われているため、除外。
ということで?のCGである。
とりあえず?なのだが、これ自体が悪いわけではない。
「子供に何かを叫ばせてはいけない」ことで悪い点は、「そう叫ぶように子供に頼む大人」の存在を受け手側が気づいてしまうことである。
もちろん、その大人の依頼が悪質なものであったとするならば、受け手どうこう以前の問題である。
子供は計算済みとよく言われるが、一方多勢に無勢的な考えもし、みんながやるなら(叫ぶなら)、僕もという風になりがちである。
そこに悪意のある叫ばせを故意にさせた場合、それは根源的に、いかん。
「じゃあみんなせーので、スカートめくり大好きって言おうか」
「じゃあみんなせーので、大根をおろすの大好きって言おうか」
「じゃあみんなせーので、田辺主任の人事配分大好きって言おうか」
うーん、いかん。
一方、それに悪意がなかったとしても、先ほど挙げた「叫ばせる大人に、受け手側が気づいてしまうこと」が問題となる。
本来子供が叫ぶ内容というものを、私たちは自然と体得している。
残念なことに、それをダイレクトに表現する言葉はない。
言葉を成していないのであるから。
だいたいは泣き叫び。
ときどき人名や「買って」という言葉が聞き取れる。
その程度。
それゆえに、それ以外のことを叫んでもらっても、それは心に響かず。
もっと別のことが気になってしまうわけなのである。
「ハンバーグ、大好きー!!」
だからこのとき、およそ80%の人は、今晩のおかずのことでなく、後ろの保母保父を見ている結果となるわけである。
子供に叫ばせるな。
今ウケるものとは、受け手に余計なことを考えさせないものである。かも。

羽化登仙

最近、夜中の3時ごろに目覚める。
何か気持ち悪いので懸命に寝ようと試みるのだが、それが素晴らしく成功してしまうため、特に何事もなく寝ていることになる。
さて、その目覚めるとき、ふと思いつくことがある。
こないだは「アゲハの幼虫」についてだった。
誰しもが思い浮かべるのは、あの緑々した、オレンジの角を出すやつだが、あいつらは小さい頃、確か鳥のフンのような模様をしていた。
彼らは何回かの脱皮を繰り返すのだが、長い間鳥フンで容姿偽装していたのを、さなぎ一歩前の段階、終齢幼虫のタイミングで心機一転するという、ワケあり転校生のような人生を歩む。
これはなぜなのだろうか。
まず思いついたのは、さきほどの「心機一転」の部分。
昆虫とはいえ、人生において心機一転はしておきたい、というあらわれなのではないか。
しかし考えてみると、彼らにはそのあとさなぎから成虫という、一大プロジェクト「羽化  ?羽ばたく未来へ?」が待っている。
それで一転のたぐいは十分なのではないか。
実は、今のプロジェクト話はさっき思いついたことであり、ここからが冒頭の「夜中3時に起きたとき、なんか思いついた」の内容である。
せっかく鳥フンでやっていけてた幼虫が、いきなり極彩色へと変わる。
ここでもうひとつ、脱皮の際に彼らに変わってしまう点がある。
体の大きさだ。
僕が思いついたことは、こうだ。
「終齢幼虫の大きさになると、鳥フンの擬態がばれてしまう」
それまでの鳥フン擬態では、捕食者も「あ、鳥フンだ」ということで見逃すのである。
しかし、もし終齢幼虫で鳥フン擬態をしたならば、捕食者は「あれ、鳥フンにしては、ちょっと大きくね?」となってしまうのである。
終齢幼虫の大きさは、鳥フンとしては少しだけイレギュラーな大きさであり、それは捕食者に疑いを持たせてしまう、ギリギリの大きさなのだ。
いただろう、昔は。
終齢を鳥フンで貫こうとしたやつが。
しかし食べられてしまった。
そのため、アゲハは慣れ親しんだ鳥フン擬態を泣く泣くやめ、さなぎ、成虫になるまでをどうにか攻撃的なスタイルでやりくりしようとした。
かわいそうだ。
本当はいやだろうに、あんな緑々。
彼らの「週末をロマンスカーで」を。
ごめん間違えた。
彼らの「終齢を鳥フンで」を支える大型鳥類が今後登場することはないだろうが、それを切に願いたいところ。
そのとき、彼らは鳥フンの風貌で、胸のうちを明かしてくれるだろう。
「いやあ、あの緑はなかったと思いますけどね、私」

アイデア屋

やあ、こんにちは。
景気はどうかな?。
あ、そうでもない?。
この不景気じゃ、アイデアも売れないんですかね。
さて、今日は何かいいものがないかを探しにきました。
今日はいくつ、アイデアあります?
あ、3つですか。
じゃあ1番安いやつを。
え?。
だってそりゃあ、不景気だから。
・・・えーと、なになに。
「嫌いなやつのDSのタッチペンに、針を仕込め」って、何これ。
安いなら安いなりにいいものじゃなくちゃ。
質を落としちゃだめでしょ。
仕方ないな。
仕込むことは仕込むとして、次のやつのも頼むよ。
商売上手だなあ。
・・・えーと、なになに。
「バイブが強すぎて、絶えず開閉しているケータイ」って、何これ。
たいへんでしょ、これ。
マナーモードの時なんて、大暴れなんじゃないの?。
ああ、本物があるんだ。
やってみせてよ。
うわあ。
ポケットがえらいことになってるじゃん。
ピョン吉がカワイ子ちゃん見つけたみたいになってるじゃん。
まあ、こんなものか。
じゃあね。
・・・え?。
残ったのは見ないのかって?。
だっておやじさん。
それ、すごく高いじゃない。
手が出せないよ。
え、どんなものかでも見てってくれって?。
まあ、いいよ。
なになに。
「宝くじが当たったと思ったら、次の日背が伸びつつ首相から相談の電話がある方法」だって?。
え、いらないよ。全然。
だって、僕は怪しいものには金を出さない主義だから。