最近のテレビ番組はいつからそうなったのか。
ぼやかしやモザイクがいろんなところにある。
広告的な何かに触れるのだろうか。
町並みの映像でも、メーカーロゴの入った看板などは軒並み見えなくなっている。
人間とはあさましいもので、どちらかというとその消された方が気になるものだが、ともかく消す明確な理由が分からない限りは、なんとも妙な気持ちになるものだ。
しかし、例えばこれはどうだろう。
「グルメレポーターが何かを食べているが、その口元にモザイク」
以前も触れたかも知れないが、ある有名な芸人は物を食べるという行為を恥ずかしいものと考えた。
あんがい、そう感じている人は多いかも知れない。
口元のモザイクを見た場合、そういうことを思い出す人もいるだろう。
しかし一方で、何の変哲もない「口のもぐもぐ箇所」をなぜ隠す必要があるのか、疑問に持つ人もいるだろう。
このグルメレポーターの口は横に開くのだろうか。
舌が二枚あるのではないだろうか。
夢広がるのである。
ぼやかし、モザイクは本来、隠す目的があるのだろうが、このようにむしろ想像を膨らませてしまうこともあるわけだ。
首元にモザイクがあれば、ああマフラーのねじれがうまくいかなかったんだな。
両脇にぼやかしがあれば、ああ汗かいちゃったんだな。
正露丸にそれがあれば、ああどこのやつか判明してほしくなかったんだな。
コーラ状の飲み物にモザイクあれば、ああペプシの提供なのか。
しかしコーラ状の飲み物にモザイクがかかると、むしろ炭酸感が出ていいなだとか。
どうであれ、こう支離滅裂に列挙しているのは、そうまとめる気がぜんぜんないからなの。
カテゴリー: 楽したい
来世がいっぱい。
今年の5月ごろに、ある場所で野生のカブトムシの幼虫を5匹ばかりつかまえてきて飼っていて、気づけば4匹は成虫で生まれていて、もう1匹はどうやら成虫後に逃げてしまった。
そしてその4匹もさすがに11月ともなればもう死んでしまっていて、そう今は9月17日ではなく11月10日で僕は泊まり明けだ。
そんなカブトムシたちは、飼育ケースの土の中に卵を産んでくれていた。
これはうれしいことなのであるが、その事に気づいたのは既に土の中にキャラメルコーン状の幼虫が大量に発生していることがわかったときで、結果卵は見ていない。
僕は卵のまま越冬するのかと思っていたのだが、そうではなかった。
まだ成虫が生きているときにもう生まれてしまっていた。
透明なケースからちょい見えする幼虫はおもしろいが、やはりイモムシタイプのやつなので、外気日光には弱そうで、こちらの心情的にもあまり触りたくない。
そんな要因が重なって、いったい何匹いるのか、ぜんぜん分からない。
もう、たぶん来年5月くらいまでわからない。
かすかな味
ひとし「なあ、鳩って食べた事ある?」
いやあ、食べた事ないなあ。
外国では食べるんだっけ?
ひとし「そうなんだ。大人の鳩だったけど、おいしかったな」
どんな味だった?
ひとし「そうだなあ。少し乳の風味がするかな」
え?
ひとし「母乳だよ」
え、ちょっと待ってよ。
確か何かの本に母乳の味のする肉の話があったけど。
鳩もそうなの?
ひとし「まあ、そうだった」
それって、あれ?
ピジョンミルクとかけてたりする?
ひとし「えへへごめん。実はそうなんだ」
・・・よくわからないけど、たぶんピジョンミルクって人の母乳の味なんかしないんじゃないかな。
ひとし「・・・まじで?」
あれからひとしは行方不明になり、学校、地域含めて大騒ぎになった。
あまりに突然の失踪だったから、探しようもなかった。
しかし今年。
あれからもう15年が立とうとしているとき、ひとしから年賀状が来た。
「あけましておめでとう。結婚しました。ほんとだ」
あ、あのやろう!!
免許
本日は正直なところ10月の24日で、全然9月の10日じゃない。
そんなある日、電車のモニタでクイズ形式経由でこういうことを知った。
「どこぞの町ではかっぱ捕獲免許がある」
僕がこれをよくないなあと思うのは、この時点で「かっぱ、ほんとはいないよね」感が出てしまっている点。
要は発行している市町村にとって、かっぱはあくまで「捕獲されるかされないか」程度で、言い換えれば「いるんだかいないんだか」。
そして未だ捕獲されていない訳だから、まあいないよね、なわけである。
確かに、かっぱは難しい。
僕も7:3くらいでいないんじゃないかと思っており、7:3は肉じゃがのじゃがと肉との最も良い割合であることが知られていて、この符合は興味深い。
ともあれ、かっぱは難しい。
しかしながら、その免許の発行元が「まあいないよね」と考えてどうするのか。
いる。
いますよ。
見た事ありますよ。
さっき、駅のホームにいましたよ。
お弁当箱からきゅうりの汁が出ていましたよ。
スタバで頭のお皿にはちみつかけていましたよ。
このくらいのことは、発行元の役人さんは言うべきだ。
だから「かっぱの捕獲例はまだない」なんて情報は必要なく、どちらかというと「かっぱと和解した例はまだない」の方がいい。
免許なんてものも、ここはひとつ「かっぱ保育士」とか、かっぱ前提のものを考えた方がいい。
かっぱウェディングプランナーなんてのは、かっぱが卵胎生なのかどうかも考える必要があって面白い。
ただ、これだけはだめだろう。
「かっぱ鑑定士」。
黄桜の件を思い出せば鑑定にそれほどの技量は必要なさそうだし、かっぱで町おこしをしようという人たちからしてみれば、それはかっぱのプライバシーを軽視しすぎているものだから。
鼻痛い
喫茶店などで見かける紙のナプキンがある。
あれは一体なぜあんなに固いのだろうか。
もちろん、本来の目的が鼻をかむことではないのはわかる。
しかし、鼻が垂れるとき、「鼻セレブ」に代表される優しいティッシュが手元にないというのは誰もが経験している事で、国語の教科書にも紹介され間近という噂だ。
そんなときに拭くものがあれば、誰もが試してみるじゃあないですか。
そして試してみたら、あれだ。
吸わない、入らない、鼻痛いの三重苦だ。
鼻水をあまり吸わないし、ごわごわで鼻の中に入りづらい。
そして、そうこうしている間の鼻の痛さだ。
なんなんだあれは。
僕が言いたいのはそれだけだ。
ちょっと。
以前行った事のあるお食事処が、別の店に変わっていた。
そこは現在、少々寂れてしまっている観光地にあって、相応の寂しさ。
しかし一方で、はしゃいでいない感じ。
落ち着いてていい。
「すごく昔に漬けた梅干し」が厳かに飾られていたりした。
ところが今の店は「ポークチョップ丼」だ。
もちろん悪いことはないが、昔に漬けた梅干しと比べて何たるはしゃぎようだろうか。
特に「ポ」と「チョッ」がはしゃいでいる。
例の梅干しが、ちゃんとまだ「漬けられ時間」を更新できているのか。
それを考えるにしても、ちょっとポークチョップ丼はない。
いや。
それを考えるにしても、ちょっぷポークチョット丼はない。
いやいや。
もちろん最初はこれで終わるつもりはなかったんですよ?。
おたより。
最近、よく怪談を聞いていると書いた事がある。
となると気になるのが「怪談を殺す喋り方」。
どんなに怖い怪談でも、こういう喋り方をすると全然怖くなくなってしまいますよという、エッセイやコントでも取り上げられてきた内容。
なぜそんなことをいまさらと考えながらも、なかなかいいやつを思いついた。
それは「欽ちゃんに、怪談の書かれたはがきを読んでもらう」というもの。
今あたまの中でやってみているが、なかなかいい。
「これは僕が小学3年生のときの出来事です」
あの、抑揚のあるテンポいい喋り方なら、戦慄の終焉を迎える怪談であっても怖くない。
ところでそこのあなた。
欽ちゃんの「はがきを読む感じ」がわからなかったりする?。
それ、怖いね。
三平二満
三平二満という言葉を知ってから気になっているのは、なんとなく「三平二満、一なすび」と続けたくなるという自分の節操のなさである。
三平二満というものに、僕は「おかめ、おたふく顔」の意味として知ったのだが、それ以外にも意味があるらしく、それは「完全に満たされていなくても、十分満足である事」というものらしい。
ただ、どちらにしても「三平二満、一なすび」は結構いい。
お前は完全に満たされていなくても、十分に満足であるらしいが、どうだ。
ここにはなすびがひとつだけだ。
これで満足か?。
なすびは美味であるが、それひとつでどうにかなるかと言えば、ならない。
麻婆茄子だって、3ヶほどは茄子が必要だ。
故に、ここで「一なすびでよい」ということになれば、彼は生粋の満足マイスターであり、彼を満足させないものはないだろう。
そう考えると、すごい人である、満足マイスター。
彼は天使のような人だろうか。
それとも、いまいち面白くない人だろうか。
かめの調整
<写真に至る経緯>
ミシシッピニオイガメを飼い始めて三ヶ月ほど経ったのだが、ひとつ気になる事があった。
それは「水槽の床に何もない」という点。
ネットで調べてみると、砂利を入れるか何もないままか。
今のままでも問題なさそう。
ただ、底を歩くときに引っ掛けるものがないから、滑りながらの歩行になってしまう。
それは何となく颯爽感が足らず、そもそも相手がかめなものだから、それも余計に足らない。
とはいえ、砂利を敷けばいいかとなるとそうでもなく、小粒のものはかめが誤食してしまうかもしれない。
また、砂利は重いので掃除が大変。
という点で砂利を採用するのもうーん、という感じだった。
ということでレゴ。
レゴ様のゴムシート、プラスティックの板を探したのだがなかなか見つからなかった。
プラモデル屋さんや素材サイトも見たが、いまいち目的のものがない。
様々な人に聞いたりもしたが今ひとつ。
で、こうなったらそもそも希望するものを相手に説明するときに使用していた言葉「レゴみたいな突起」をそのままに、レゴでいいものはないか。
ということで探したら、あった。
板状のレゴが。
それほ2枚購入して水槽に敷いてみると、いい。
かめが突起に手足をかけ、楽しそう。
えさと間違えたのか、噛み付こうとしたりもするが、それで欠ける事もなさそう。
ただし、浮く。
板ごと浮く。
仕方ないので変な岩などを置く。
と、このへんで驚天動地の発見をする。
「下がレゴだから、レゴが組み立てられる!!」
ということで写真。
汚れやすくなるようだったらすぐ撤廃する予定。
除乗
大きなドラッグストアで「発毛剤のテスター」があったのだが、あれはどうすればいいのだろうか。
試しにつけてみて「おー」とか言えるのだろうか。
「浸透力が違うわ」とか言えるのだろうか。
それほど広がらないため、そのコーナーを離れると、今度は植物の栄養剤が並んでいた。
あの、緑色の液体で鉢に注す感じのやつ。
発毛剤の近くに栄養剤とは、なかなか気の利いた店じゃないか。
栄養剤の置いてある棚を眺めていくと、すぐに除草剤のコーナーになっている。
これはちょっと悪意があるな。
そう思いながら、僕はガムテーブ探しに戻ったのである。