出題

「普通、どんなにがんばっても10000以上にならないもの、な?んだ?。」
誰かにこんななぞなぞを出題されただろうか・・・。
昼時に、急にこんなのが頭に浮かんでも、どうしたらよいのか分からない。
なんだ、このなぞなぞは。
いきなり思い出されやがって!!。
もちろん答えもある。
「おつり」だ。
・・・はい。
そこの、何か言いたそうな人。
大人なんだから。
そういうのは、心に秘めておきましょうよ・・・。

ざんねんのこと。

最近、「ざんねん」という言葉をよく使うようになりました。
色々なものを内包しつつ、やわらかい。
なにげに面白い言葉だ。
なので、5分くらいでざんねんなこと考えたんで、読んでみて。
頭をキレイに洗って、いざ風呂場から出ようとしたときに天井の水滴がつむじを直撃する。
タモリ倶楽部オープニングの「おしりダンス(?)」の半数がCGであったことに気付いたとき。
「敵が背水の陣なら、こちらは腹水の陣だ!!。」と言う、太った上司を見つめる部下。
坊主が「ジョーズ」を知っていれば、より難しい言い回しになったのに、と思う気持ち。
去年のバレンタインデーに「来年はどうなるんだろ」と思っていたのに、今年も「来年はどうなるんだろ」と思ってしまっていたことに気付く。
うーん。
ざんねんだ。
そしてきみ。
ここまで読んじゃって、ざんねんだったね。

汚染

あいつの言うことは、よく分からない。
「だから、相手の名前が思い出せないときは、むしろ「メリッサ」とか呼べば、むしろ好転するんだよ!!。」
なぜ。
なぜ好転するのだ?。
おおかた、相手は日本人ではないのか?。
名前を聞くことができないのなら、相槌などでうまくやりぬこうとした方がいいのではないか?。
「わっかんないかなー!?。とにかく、メリッサの方向でね。僕のほうはアンジェラを主に押していくから。」
とりあえず、メリッサの方を任されてしまった。
「それで、次。「押し花」の花言葉は「圧死」だから。わかる?。」
なぜ。
なぜ圧死なのだ?。
まだ、さっきのよりは分かるが、腑に落ちない。
そもそも、花それぞれに、既に花言葉があるではないか?。
・・・どんな花でも、押し花になると「圧死」なのですか?。
「わっかんないかなー!?。例えばガーベラは「希望の圧死」ってなるんだよ。パンジー「思慮深い圧死」、シロツメグサは「復讐の圧死」。」
混ざるんだ花言葉!!。
ちょっと、花に申し訳ないな・・・。
「最後だけど。宮沢賢治の「注文の多い料理店」は、つまるところの「がんこおやじの店」だってこと。わかる?。」
あ、あれ。
なんかこれは、腑に落ちたぞ・・・?。

蒼天のアミュレット

店長「ネクタイというと、今では背広のお供みたいなものですが、実際は防寒目的の毛皮であった、という説があります。」
そう言うと、店長は俺の青いネクタイをつまんだ。
店長「君、寒くはないかい?。」
?「えぇ、ネクタイのおかげで。」
人々が興味のまなざしをこちらに向けてきた。いい感じだ。
店長「また、ハンカチの役割も果たしておりまして。このようにナポリタンを食べたときに便利です。」
店長が俺の口にケチャップを塗りたくり、それをネクタイで拭いて見せた。
店長「君、不快感は無いかい?。」
?「えぇ、口の周りのケチャップだけ拭き取れたので、口の中のあと味は、まだサイコーです。」
店長「このように、拭いた部分は紫色になりましたが、昔から紫は高貴な色として知られておりまして・・・。」
誰一人として客は帰ろうとはしない。
店長「古代ギリシャなどでは、魔よけとしてネクタイが使われていたという話もあります。」
店長が紫色の部分を避けつつ、ネクタイをなでた。
店長「君、最近霊的な悩みは無いかい?。」
?「えぇ、6歳から続いていた自室でのポルターガイストがぴたっと止まりました。」
客の幾人かは、既に財布を出していた。
店長「では、最後の機能です。」
なでていたネクタイを掴んだ店長は、それを力いっぱいに引っ張った。
店長「ネクタイは怪我をしたときなどに用いると、包帯よりも止血効果があります。ほら、このように。」
さらに店長。
店長「このように、縛られた部分は紫色になりましたが、昔から紫は高貴な色として知られておりまして・・・。」
この回は大盛況で終わるようだ。
俺は、薄れゆく意識の中。
「解説書に、場所のことも書かなくちゃな・・・」

屋根一枚の差

えへへ。
買っちゃいました、HOMESTAR。
アルミラージ。
とにかく吾輩は、四畳半のプラネタリウムがどんなものなのか、が知りたかったのです。
僕の靴はニベアクリームでみっちりになってしまいましたが、なんだか楽しいです、コレ。
いきなり部屋でぱっとつけても、いまいち「明るくないなー」という印象なんですが、目が闇に慣れてくると、寝ようと思って布団に入ってから小一時間起きてることになります。
ただ、楽しいと思う反面、ここはもっとがんばってほしい!!、というのも出てくるわけで。
「流星」機能があるんですが、残念なことにいっつも同じところにしか流星ながれません。
夢を願うなら、そこばっか見て。
夢を叶えるなら、スクウェアで。
という感じ。
ただ、錯覚なのか、暗闇の中ずっと星々を見ているといろんな場所で流星があるような気になります。
人体の不思議です。NHKに電話を。
もし、錯覚じゃなくて、ホントに色んなところに流星を飛ばす機能が既に搭載されているんだったら、みんなにごめんと言っておく。
事前に謝ったということで、寝ます。
今日、2次元の流星に願うことは。
「明日はもう少し効いたことが書けますように。」だ。
ちなみに、昨日書いた話のオチは、
「昔プラネタリウムで見た「かみの毛座」の絵は、すごく怖かった」でした☆

散り際は、あざやかに。

いつか書いた、美容室の話
最近、襟足が尋常じゃなく伸び、引っ張ったりくるくるって遊んだりしてしまうので切ることにしました。
やっぱり間が開くのが怖い。
髪を切られている間、僕は周りがひくくらい、喋りまくってしまうのでした。
で、気付いたことが。
髪を切られるときほど、他人同士の二人が口と耳が自由な状態で数十分を過ごす状態って、あんまり無いのでないでしょうか?
そしてそれをこなす美容師さん!!。
今変換したら、何故か美容四散に!!。
電車で化粧して、線路切り替えポイントとかで面白いことになっちゃうような人のことなのか?、美容四散な人!!(失礼)。
とにかく、この職業は対人のプロかも。
そんな職業は、あとは催眠術師くらいしかないんではないでしょうか?。
色々聞いてみた(超めんどい客)が、だいぶ謙遜だった。
とにかく、そんなプロが聞き手なんである。
間が開くことに対する危機感も手伝い、こっちはずいぶん喋ってしまうんです。
すると、どうなるか。
話の落とし所が、分からなくなりました・・・。
何か話をするとき、何か「オチ」を用意するもしくは話中に「ひねり出す」クセが僕にはあります。
これは、相手に対してとかではなく、とにかくこれが言えれば僕満足、家族健康、宇宙平和、という自己満足のもの。
ところが、うまく喋らされて(うれしいことだが)しまうと、ひねり出していたモノをすっかり忘れてしまうシーンが生じてしまいます。
これが何とも消化不良なのだ。
「この話にはオチがあったんですが・・・。」
美容師さんに聞いても、もちろんだめでした。
また、彼女は武器を豊富に装備しているので(おおばさみ等)、怒らせてはなりません。
ヘタなことは言えないなぁ・・・。
そういうことでひねり出したモノ、明日くらいに発表!!。

防人のコンパス

男「持ってきました。」
質屋「電話でおっしゃっていたものですね。」
男「防人はご存知で?。」
質屋「社会か何かで習いました。徴収された人たちを歌った、防人歌が有名ですね。」
男「なら、大丈夫でしょう。東日本から九州までの旅などもあり、過酷な制度だったようです。」
質屋「して、品物は?。」
男「まぁ、そうあせらず。今日持ってきたものは、その過酷さを証明するもので、歴史的価値があるものですよ。」
質屋「面白い。見ましょう。」
男「これです!!。見てください。木製ですが、2本の足とも原型が残っています。もちろん、それを留める部分もしっかりしています。」
質屋「・・・・・・。」
男「でも、見ていて下さい。ここにこうセットして・・・。こう・・・と。ほら、あまりに過酷な状態にあったためか、ちゃんと円が描けないのです!!。
円の描けないコンパス!!、徴兵制度!!、過酷!!、互いの名を呼び合う恋人達!!。泣ける!!。」
質屋「よりによって、そっちのコンパスかよ・・・。」

新車両だじょ!!

中央線で、オレンジ色車両の電車に混じり、やたらアルミな電車が走り始めてまぁ久しい。
JRが、僕に電話もくれずに新車両を走らせているのだ。
中はだいぶ快適。
山手線ではおなじみの、ドア上部のテレビも甘美もとい完備だ。
そういえば、山手線では何だか英語クイズとかやってたなぁ・・・。
中央線では、何やってんだろ・・・。
どうやら、広告に混じり「旗あげゲーム」が行われているようだ。
画面中央に、赤と白の旗を持つウサギの着ぐるみが立つ。
そして、吹き出しで「赤あげて」みたいなものをやる。
もちろん、そのままだと画面から旗の状態がわかってしまう。
だから、ウサギが旗あげゲームに興じている間、画面は段々とウサギの顔にズームしていく。
かまわず「旗あげゲーム」は吹き出しにより進行していくが、画面はウサギの顔しか見えなくなってしまうのだ。
よって、旗の状態がわからない。
そして、見ている人は問われる。
「現在の状態はどうなっているのでしょう?」と。
答えはウサギの顔からズームアウトすることで判明するのだが、そのとき、ウサギの耳があることがすごく残念だ。
僕としては、ウサギの耳がなくなっているのが極めてスマートだと思うんですが・・・。
また、頭に旗が刺さっているシーンもありかと・・・。

敏腕マニピュレータ

電車の座席で、隣で寝ている女性が寄りかかってきたときに増していく重みに比例して、「この子、僕の事好きなんちゃうん!?。」という気持ちが増大する。
風速が増していくのに比例して、桶屋のどきどきする気持ちが増大する。
誰かと話しているとき、その人がケータイを見る回数に比例して、
「アレ?、僕の話、おもろない?。」という気持ちが増大する。
「この3つの事象の、被験者側のデータをプロットしたものが、これです。」
「グラフの感じが、似ていますね。」
「ちなみにこの、気持ちが高まっていくところの傾斜を書くのに苦労しました。」
「手書きなんだ・・・。」

今日は2アウト目あたり。

小説なり、漫画なり、映画なり、音楽なり。
どれもたくさんあるけれど、自分にとって面白いものがどれだかわからない。
でも、それはしょうがないことだ。
様々な国の、0歳未満から一世紀越えの人。
この世界には様々なストライクゾーンの持ち主がいる。
その分、エンターテイメントは雑多でなくてはならない。
このような背景もあるので、僕は「ホームラン」がひとつでもあれば、だいぶ満足する。
「こいつめ!!。うまいことやりおったわい!!。」というもの。
例えば文庫本で、5つの物語があったとする。
もし、その内の2つが、テープに恨みつらみを吹き込んで保存しておきたくなるようなものだとして、
もし、残りの内の2つがヤギに与えてもいいと思うものだとしても、
残った1つがキレイであればいい。
前に読んだ本では、最後の一行が誰かとディスカッションをしたくなるくらい、「なにーっ!!」というものだった。
もう、最後の一行でそんな気分にさせられたので、大変だ。
でも、ひとつだけいいとこがあったので、よし。
ある映画では、原作とイメージが結構違っていたので、そのやりどころない気持ちを政治にぶつけるしかない状態になったのだが、1シーンだけ「この映画見てよかった」と思えたのでセーフ。
そんなこんなで、クリエイトな方。
ぜひホームランを量産していただきたい。
そうしないと、日本の刑務所が足らなくなるよ。
ちなみに当ブログは、「ヒット、犠打、ヤギ、凡打」を目指しております。