あまり当日のことはかかないのが当ブログの趣向ではあるが、たまには。
楽する。
・ユニコーン「WAO!」を初めて聞く
→すごくいい。「これなら!!」と思う。
・「相対性理論」の歌を初めて聞く
→すごくいい。「これなら!!」と思う。
・スパゲッティのバイキングの店に行く
→アルデンテという料理方法では麺が固いからソースが絡まないだろという理由で、スパゲッティはあまり食べていなかったが、食べてみて「これなら!!」と思う。
・サガット(格ゲーキャラ)はいつも白目なのだが、いつ黒目が入るのかを、人に聞く。
→「合格したらだよ」という秀逸なコメントをいただく。
・ケータイを買いに行く。
→和菓子を買ってきた。
・歩けない飼い犬を担いで、おしっこをさせる。
→おしっこが足にかかる。
・なんかネタを思いつく。
→忘れる。
・部屋を片付ける。
→机の上だけにしておく。
・・・今日の回が埋まるのは、ほんとみんなのおかげです。
投稿者: nimbus7942
融合
夫は、妻の長く美しい髪のために、大切な懐中時計を売って、くしを買った。
妻は、夫の懐中時計のために、長く美しい髪を売って、金のチェーンを買った。
お互いのプレゼントは本来の役割を果たすことはなかった。
しかし二人は、かけがえのないものを手に入れた。
「本日ご紹介する商品はこちら、ネックレスくしです」
おわりとはじまり
「それを言っちゃおしまいだよ。」
実際に、物事が「おしまい」もしくはおしまいに近い状態のとき、よく聞かれる言葉である。
ところで、僕は「言ってしまったらおわり」な事なんて、そうはないと思う。
その事を早く話していれば、事態はおわりに向かわなかったのだろうし、「それを言っちゃ」える状態は、まだどうにかなるだろう。
例えば「だからあいつにシンデレラの役は無理だったんだよ」という言葉に対しての「それを言っちゃおしまいだよ。」を考えてみる。
「だからあいつにシンデレラの役は無理だったんだよ」という言葉が初期に出ていれば、「それを言っちゃおしまいだよ。」とはなりつつも、「じゃあ、あいつ、靴の役にする?」とか「美女と野獣にする?」とかなり、改善が期待できる。
そして、もし舞台初日の段階で「だからあいつにシンデレラの役は無理だったんだよ」が出て、それに対して「それを言っちゃおしまいだよ。」との応答になったとしても、その裏には「え、お前。あの舞台をシンデレラとして見ちゃだめだぜ?」という意味が隠れており、全然おわりじゃない。
むしろ、始まっている。
ということで「それを言っちゃおしまいだよ。」
僕の中では今のところバルスくらいしかない。
あだ名
くそう。
こんなあだ名、あこがれるぜのコーナー。
◆接触不良
用法:
「そこで接触不良がさー、いつものノリでさー」
由来として考えられるもの:
眼鏡がいつも曲がっている
エロい
すぐ口からものをこぼす
◆ワイドハイター
用法:
「なぁ、今日ワイドハイターんち行っていい?」
由来として考えられるもの:
少しだけ強そう
色白
◆ミズーリ
用法:
「ミズーリの話超ウケる」
由来として考えられるもの:
ミズーリ州出身
◆モッズヘアー
用法:
「モッちゃん呼ぼうよ」
由来として考えられるもの:
毛深い
会話に間が空くと「mod’s hair」と言う
◆ジーパン
用法:
「ジーパンって帰んの早くね?」
由来として考えられるもの:
警官
松田優作に似ている
名前が後藤パン夫
◆しわよせ
用法:
「あー、今しわよせ出掛けてますね」
由来として考えられるもの:
パグそっくり
痛ましい
アイロンがけがうまい
◆ムック
用法:
「ムックの席ならいいんじゃん?」
由来として考えられるもの:
毛深い
高尾山で雪男を見たという
手を口の中に入れる
妹
「モー娘。」が牛カルビおにぎりのことを指しているのではないのと同様に、「カントリー娘。」は神取忍の何かを指している訳ではない。
そう言い残して大迷路から消えた妹の言うことは、いつも正しかった。
「死ねばいいのに。人を憎むこころ」
「ベトちゃんとドクちゃんと、トムくんとヤムくん」
「借金で首の回らなくなったデュラハンが、頭を抱えている」
「踊り方を忘れたシラウオに、明日はない」
「一本でも、にんじん。二本だと、よりにんじん。」
うん、その通りだ。
そんな妹が最後に言ったのは、これだった。
「もう我慢できない。あなたを殺して、わたしは生きる!!」
…どこかで生きていることだけは、確かなのだが。
帰り道
帰り道。
「ぼく、知っちゃいけないことを知ってしまったかも。」
え、どうしたの?
「だから、知っちゃいけないことを知っちゃったんだ。」
…何を知っちゃったの?
「坂木先生、いるだろ。」
うん。
「あの先生、放課後、いつも図書館にいるんだ。」
そうだね。
「なんだかいつも気になっていたんだけど。」
うん。
「こないだ、気付いたんだ。」
だから、なにを?
「先生、ある棚の、端から端までの本を順番に読んでいるみたいなんだ。」
え、それが、どうしたの?
「考えてもみてよ。すごい量だよ、端から端。」
うん。
「貸し出し履歴を見てみたんだけれども、どうやら今、読んでいる棚の前は、違う棚を総ざらいしていたみたいなんだ。」
うん。
「どうやら、図書室の本を全部読む気なんだよ」
うん。
「それで。先生が全部本を読み終えてしまったとき、何かが起こると思うんだ。」
え、何が?。
「それは分からないけど、あの量の本を読破するんだもん。何かおこるよ。」
そうかなぁ。
「すごく何かに感化されるだろうから、僕らへの授業の内容も変わるかもしれない。」
うーん。
「それに、おかしくなって、廊下の向こうから走ってくるかもしれない」
それは怖いね。
「僕はこれが一番可能性が高いと思うんだけど、先生は何か秘薬を作ろうとしているんだ。」
うん。
「だから、調べものをしていたことを知っている僕はあぶ」
あっ、できた!!
「あっ。ほんとだ!!。すげー!!。」
僕の手の中には、壊れて粉々だったはずの、校長先生の湯のみ。
誤って割ってしまったのを、だまって持ち出した。
でも、どうすることもできずに、手の中でもてあそんでいた。
それが、見事に復元されていた。
「あんなにばらばらだったのに。何やったんだよ。」
分からないよ。君の話を聞きながらいじっていたら、こうなっていたんだ。
「ど、どういうことだろう・・・。」
・・・坂木先生のおかげかな。
「そうかなー。」
・・・秘薬。秘薬のくだりかな。
「うーん。僕は貸し出し履歴のところが怪しいと思うな。」
な、なんで?
「それか、すごい量のところ。」
そこはないでしょー。
・・・その日も何事もなく、平和でした。
親指
パンダの親指の話を知っているか。
詳細なことは全然分からんが、パンダには、物を掴むとか、ちょうど人間の親指のような使い方をしている指があるが、実はそれは親指ではないんだ。
親指はちゃんとあるが、それはパンダの手の構造上、物を掴むことが難しい。
そこでパンダは親指に相当するものを進化の過程で生み出した、ということらしいんだ。
いや、どこまで本当か、進化を考える上でどれほど重要なのか。
それはわからないよ。
でも、僕が気になるのは「掴むことを我慢しようとしたヤツはいなかったのか」ということなんだ。
いたはずなんだよ。
葉をしごき取るために笹をなでていたヤツと、葉を取るのを我慢したヤツ。
でも、現在は一方だけ。
さっき言ったとおりだ。
え、何が言いたいかって。
考えてみろよ。パンダの親指について、我慢したヤツはいたに違いないけど、そいつは今はいない。
それが何故かは、重要じゃない。
重要なのは「我慢の跡は見かけ上、無くなる」ということだ。
葉を取るのを我慢したヤツはいたのに。
その痕跡も、そいつについても、今ではもう何も無い。
我慢というのは、最終的には何もありませんでした、ということになってしまうんだ。
な、我慢ってのは、そういうもんだ。
「ということで若菜、我慢なんてものはな」
「なぐさめてるつもり!?」
箸入れが、私の頬をかすめて飛んでいく。
妻にはちゃんとした親指があるようだ。
嫉妬
本日のディスカッション
「ニュースキャスターを困らせたい」
========
中略
?どの女子アナが好きか?
========
「ということで、麗しき女子アナの隣に鎮座するニュースキャスターに軽い嫉妬を覚えた私たちは、なんとかして彼を困らせるという考えにたどり着きましたが、その方法が未解決です」
「少しダンジョン処置ですね」
「男尊女卑」
「もちろん、放送局には私たちはいないわけですから、その点を考えないとなりません」
「でも、どうせなら報道中に困らせたいですね」
「報道するニュースが説明しにくいものであれば、困るんじゃないでしょうか」
「え、事件起こすって方針。まあ、本当はだめだけど、実践するわけじゃないから、法に触れる内容も仕方がないか」
「はい」
「どうぞ」
「まずですね。事件を起こします。そして、現場に自分のDNA情報をインプットしたメディアを置いておくのです」
「・・・それで」
「報道しづらそうじゃありませんか。DNA情報のおかげで犯人は逮捕できるわけですが、「DNA鑑定の結果」というわけでもありませんから。」
「意図が分からない事件として、盛り上がりそうですね」
「というか、実際に報道される前段階の仕事の人を、むしろ困らせるだろ、それ」
「・・・ところで、メディアは何にするつもりなのかな」
「A3です」
「まさかの紙だよ」
「君のDNA情報は、それで足りるの」
「もちろん要所要所だけを書きます」
「まさかの手書きだよ」
「でも、それでも紙面は限られているだろうし。ん、DNA情報だけでは犯人逮捕にはいたらないんじゃない」
「・・・僕には、警察はたどり着けます」
「きみはなかなか、興味深い人生を送ってきているようだな」
「他には」
「もう、横に読んだら「うんこ」と読めるような原稿をかかざるを得ない事件をどうにかして起こす、とかしかないんじゃないでしょうか」
「難しいな、それ。」
「からあげ、とか読めたら、ちょっと読んじゃいますね、そこ」
「かきつばた、とかも」
「うーん。仕方がない。案もないし、ニュースキャスターを困らせると、そのニュースを見ている多くの人も困らせるだろうから、止めておくか」
「そうですね。全然悪くないですし」
「白井、バールはもう置いておけ」
「・・・」
「全然悪くないですし」
「全然悪くないよな、白井」
「わかりました」
音楽性の違い
「だから、俺はバンドを抜けるって言ってるんだよ」
「急にそんなこと言われても、ハイそうですかってなるかよ」
「…おまえ、「うらがえしポンチョ」から誘われてるだろ?」
「えっ、あの有名なコーラスグループに?」
「、…おまえらには関係ないだろ」
「関係ないことないだろ。ずっとうまいことやってきたじゃないか」
「その点は、今回の話とは関係ない」
「くそっ。お前も何か言えよ」
「…そうだね」
「あ?」
「いや、そうだね」
「僕らには関係ないよ」
「関係ないよって…」
「その点は僕らと関係ない」
「どの点が関係ないっていうんだ!」
「5行目のやつだね」
人生ゲーム
ゲーム的に話すと、私たちはすでに残機ゼロなため、慎重に生きていかなくてはならない。
残念なことに、いくらwiiスポーツのボーリングでいいスコアを叩き出したとしても、それは変わらない。
むしろ、いいスコアを出そうとしてゲームをたくさんやると、腕を痛め、その点で「慎重さ」からは逸脱してしまっているのだ。
残念なことに、いくらファイナルファンタジーの登場人物が美しい女性だったとしても、自分はそこまでじゃない。
むしろ、その差異に気付いて心を痛め、その点で「慎重さ」からは逸脱してしまっているのだ。
残念なことに、いくらバイオハザードがうまくても、実際そんなことになったら、そりゃあもう、しどろもどろ。
むしろ、敵に体を痛め付けられ、その点で「慎重さ」からは逸脱してしまっているのだ。
ということで、ここまでゲームと関係しているところを見ると、一概に「人生はゲームじゃない」とは言えなさそうである。
「人生はゲームじゃないじゃない」となる。