「モー娘。」が牛カルビおにぎりのことを指しているのではないのと同様に、「カントリー娘。」は神取忍の何かを指している訳ではない。
そう言い残して大迷路から消えた妹の言うことは、いつも正しかった。
「死ねばいいのに。人を憎むこころ」
「ベトちゃんとドクちゃんと、トムくんとヤムくん」
「借金で首の回らなくなったデュラハンが、頭を抱えている」
「踊り方を忘れたシラウオに、明日はない」
「一本でも、にんじん。二本だと、よりにんじん。」
うん、その通りだ。
そんな妹が最後に言ったのは、これだった。
「もう我慢できない。あなたを殺して、わたしは生きる!!」
…どこかで生きていることだけは、確かなのだが。

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