適切な使用を。2

先日、「拳銃の適切な使用」について書いた。
あのあとも、ニュースで似たフレーズを聞いた。
「拳銃の使用は適切だった、としている」
よく聞くなぁ。
さて、そうなるとどこからが「適切でないか」が気になるわけで。
終電なのに気になるわけで。
どのへんから、適切ではなくなるか。
考えてみよう。
・背中を掻くために発砲
痒いところスレスレに、発砲する。
弾、足りるか、という問題ではない。
・あの鐘を鳴らすために発砲
「この鐘」だったら手で鳴らす。
「その鐘」だったら棒で叩く。
でも「あの鐘」は、遠い。
弾丸で鳴らすか。
パンカーン!!
・徒競走スタート時に発砲
本格派。
・紙が風に飛ばされないようするための、おもしとして使用
確実に怒られる。
もっと適切なものがあっただろう?、と。
・鍵のかかった自宅玄関のドアノブに向けて、発砲
夫婦喧嘩に拳銃を持ち出すな、ということでは怒られず、もっと大変なところで怒られるだろう。
・お菓子の袋が開けられなかったとき、発砲
ハサミというツールがあることを教えたい。
・移動手段として、発砲
ジョジョか、無重力か。
どちらにしろ、汎用的でないね。
・自販機の下に転がり入った小銭を拾うために発砲
拾えた後の事は、色々と全く考えない。
・エレベーターの上がるボタンを前もって押すために発砲
回りの人はそれを見て、まさかボタンを押す行為だったとは思うまい。
・すごくうれしいことがあったときに、発砲
迷惑。
ということで、適切じゃないほうばかりでごめんなさい。

イヤホン

イヤホンからもれてくる音は、なぜあんなにツンチャカな音として聞こえるのだろうか。
そんなことはどうでもいい。
イヤホンをしている年齢層を鑑みればよいのだ。
では、なぜイヤホンを耳につけている人は、イヤホンを耳につけているのだろうか。
なに?
気持ち悪い?
もっともだ。
でも今日はこのキャラで行こうと、占いを見たとき思ったのでそうしたい。
さて、なぜイヤホンをしているのか。
一番ありそうなのが「音楽を聴くため」だろう。
もちろん、「一番ありそう」とわざわざ書いた理由は、音楽を聞いていないかもしれないからであり、例えばバッテリが切れてしまったが何となく惰性でつけていたり、ということが少なからず考えられるのである。
イヤホンを耳につけた人が、かならず音楽を聴いているとは限らない。
防寒具として。
耳毛隠しとして。
耳栓として。
フシギちゃんとして。
様々な用途が考えられる考えられねーよ。
イヤホンは音楽を聴くためのものだよ。
防寒具としてつけるだろ。
試しに音楽流してみるだろ。
イヤホンだよ。
耳毛を隠すだろ。
耳毛がイヤホンをなでるだろ。
イヤホンだよ。
耳に栓をするだろ。
無音だろ。
イヤホンだよ。
たとえ「このイヤホンは、小さい悪魔を閉じ込めておくためにしているのだ」という人がいたとしても。
耳に栓をするだろ。
悪魔がささやくだろ。
聖飢魔IIだよ。
たとえ「このイヤホンがないと、汁が垂れてしまいます」という人がいたとしても。
耳に栓をするだろ。
汁が満ち満ちてくるだろ。
「♪女は海」だよ。
ジュディ・オングだよ。

「疲れの分、イヤホン音楽派のテンションが高かったけど、まぁevenですな。」

おしゃか

ここ数日で杉の花粉がだいぶ飛散したようで、症状がひどくて困る。
とはいえ、より困っているのがケータイが無い、についてだ。
というのも、先日ケータイを洗濯してしまい、かわいそうなことになってしまった。
それゆえに以前使っていたケータイを非常対応として使用しているわけだが、こいつが古く、開いて画面を表示させると10秒くらいで電池が切れるというしろもの。
だから結果的には「メールが来た」という情報しか得られないケータイなわけで。
非常に苦しい状況なのです。
さて、「宅麻伸」で駄洒落を考えようとすると、どうしても例のやつに落ち着いてしまうのだろうと思われるが、それでは彼に申し訳ない。
例のやつが、彼に身体を鍛えさせる原因となり、それが永遠ともなると、彼にとっても大きな負担となるから。
だから違う方向性のも作って、たくましさ以外の面も見つけてあげようではないか。
「宅麻伸」→「自宅で大麻がすくすく」
でちゃったよ。
当ブログおなじみの社会派が。
油断すると、すぐ出るんだ、社会派。
せっかくのゆるゆるケータイ壊れ話も、おしゃかだよ。
今回もケータイも、本当におしゃかだよ。

ヘルプ

あまり当日のことはかかないのが当ブログの趣向ではあるが、たまには。
楽する。
・ユニコーン「WAO!」を初めて聞く
→すごくいい。「これなら!!」と思う。
・「相対性理論」の歌を初めて聞く
→すごくいい。「これなら!!」と思う。
・スパゲッティのバイキングの店に行く
→アルデンテという料理方法では麺が固いからソースが絡まないだろという理由で、スパゲッティはあまり食べていなかったが、食べてみて「これなら!!」と思う。
・サガット(格ゲーキャラ)はいつも白目なのだが、いつ黒目が入るのかを、人に聞く。
→「合格したらだよ」という秀逸なコメントをいただく。
・ケータイを買いに行く。
→和菓子を買ってきた。
・歩けない飼い犬を担いで、おしっこをさせる。
→おしっこが足にかかる。
・なんかネタを思いつく。
→忘れる。
・部屋を片付ける。
→机の上だけにしておく。
・・・今日の回が埋まるのは、ほんとみんなのおかげです。

融合

夫は、妻の長く美しい髪のために、大切な懐中時計を売って、くしを買った。
妻は、夫の懐中時計のために、長く美しい髪を売って、金のチェーンを買った。
お互いのプレゼントは本来の役割を果たすことはなかった。
しかし二人は、かけがえのないものを手に入れた。
「本日ご紹介する商品はこちら、ネックレスくしです」

おわりとはじまり

「それを言っちゃおしまいだよ。」
実際に、物事が「おしまい」もしくはおしまいに近い状態のとき、よく聞かれる言葉である。
ところで、僕は「言ってしまったらおわり」な事なんて、そうはないと思う。
その事を早く話していれば、事態はおわりに向かわなかったのだろうし、「それを言っちゃ」える状態は、まだどうにかなるだろう。
例えば「だからあいつにシンデレラの役は無理だったんだよ」という言葉に対しての「それを言っちゃおしまいだよ。」を考えてみる。
「だからあいつにシンデレラの役は無理だったんだよ」という言葉が初期に出ていれば、「それを言っちゃおしまいだよ。」とはなりつつも、「じゃあ、あいつ、靴の役にする?」とか「美女と野獣にする?」とかなり、改善が期待できる。
そして、もし舞台初日の段階で「だからあいつにシンデレラの役は無理だったんだよ」が出て、それに対して「それを言っちゃおしまいだよ。」との応答になったとしても、その裏には「え、お前。あの舞台をシンデレラとして見ちゃだめだぜ?」という意味が隠れており、全然おわりじゃない。
むしろ、始まっている。
ということで「それを言っちゃおしまいだよ。」
僕の中では今のところバルスくらいしかない。

あだ名

くそう。
こんなあだ名、あこがれるぜのコーナー。
◆接触不良
用法:
「そこで接触不良がさー、いつものノリでさー」
由来として考えられるもの:
眼鏡がいつも曲がっている
エロい
すぐ口からものをこぼす
◆ワイドハイター
用法:
「なぁ、今日ワイドハイターんち行っていい?」
由来として考えられるもの:
少しだけ強そう
色白
◆ミズーリ
用法:
「ミズーリの話超ウケる」
由来として考えられるもの:
ミズーリ州出身
◆モッズヘアー
用法:
「モッちゃん呼ぼうよ」
由来として考えられるもの:
毛深い
会話に間が空くと「mod’s hair」と言う
◆ジーパン
用法:
「ジーパンって帰んの早くね?」
由来として考えられるもの:
警官
松田優作に似ている
名前が後藤パン夫
◆しわよせ
用法:
「あー、今しわよせ出掛けてますね」
由来として考えられるもの:
パグそっくり
痛ましい
アイロンがけがうまい
◆ムック
用法:
「ムックの席ならいいんじゃん?」
由来として考えられるもの:
毛深い
高尾山で雪男を見たという
手を口の中に入れる

「モー娘。」が牛カルビおにぎりのことを指しているのではないのと同様に、「カントリー娘。」は神取忍の何かを指している訳ではない。
そう言い残して大迷路から消えた妹の言うことは、いつも正しかった。
「死ねばいいのに。人を憎むこころ」
「ベトちゃんとドクちゃんと、トムくんとヤムくん」
「借金で首の回らなくなったデュラハンが、頭を抱えている」
「踊り方を忘れたシラウオに、明日はない」
「一本でも、にんじん。二本だと、よりにんじん。」
うん、その通りだ。
そんな妹が最後に言ったのは、これだった。
「もう我慢できない。あなたを殺して、わたしは生きる!!」
…どこかで生きていることだけは、確かなのだが。

帰り道

帰り道。
「ぼく、知っちゃいけないことを知ってしまったかも。」
え、どうしたの?
「だから、知っちゃいけないことを知っちゃったんだ。」
…何を知っちゃったの?
「坂木先生、いるだろ。」
うん。
「あの先生、放課後、いつも図書館にいるんだ。」
そうだね。
「なんだかいつも気になっていたんだけど。」
うん。
「こないだ、気付いたんだ。」
だから、なにを?
「先生、ある棚の、端から端までの本を順番に読んでいるみたいなんだ。」
え、それが、どうしたの?
「考えてもみてよ。すごい量だよ、端から端。」
うん。
「貸し出し履歴を見てみたんだけれども、どうやら今、読んでいる棚の前は、違う棚を総ざらいしていたみたいなんだ。」
うん。
「どうやら、図書室の本を全部読む気なんだよ」
うん。
「それで。先生が全部本を読み終えてしまったとき、何かが起こると思うんだ。」
え、何が?。
「それは分からないけど、あの量の本を読破するんだもん。何かおこるよ。」
そうかなぁ。
「すごく何かに感化されるだろうから、僕らへの授業の内容も変わるかもしれない。」
うーん。
「それに、おかしくなって、廊下の向こうから走ってくるかもしれない」
それは怖いね。
「僕はこれが一番可能性が高いと思うんだけど、先生は何か秘薬を作ろうとしているんだ。」
うん。
「だから、調べものをしていたことを知っている僕はあぶ」
あっ、できた!!
「あっ。ほんとだ!!。すげー!!。」
僕の手の中には、壊れて粉々だったはずの、校長先生の湯のみ。
誤って割ってしまったのを、だまって持ち出した。
でも、どうすることもできずに、手の中でもてあそんでいた。
それが、見事に復元されていた。
「あんなにばらばらだったのに。何やったんだよ。」
分からないよ。君の話を聞きながらいじっていたら、こうなっていたんだ。
「ど、どういうことだろう・・・。」
・・・坂木先生のおかげかな。
「そうかなー。」
・・・秘薬。秘薬のくだりかな。
「うーん。僕は貸し出し履歴のところが怪しいと思うな。」
な、なんで?
「それか、すごい量のところ。」
そこはないでしょー。
・・・その日も何事もなく、平和でした。