適切な使用を。2

先日、「拳銃の適切な使用」について書いた。
あのあとも、ニュースで似たフレーズを聞いた。
「拳銃の使用は適切だった、としている」
よく聞くなぁ。
さて、そうなるとどこからが「適切でないか」が気になるわけで。
終電なのに気になるわけで。
どのへんから、適切ではなくなるか。
考えてみよう。
・背中を掻くために発砲
痒いところスレスレに、発砲する。
弾、足りるか、という問題ではない。
・あの鐘を鳴らすために発砲
「この鐘」だったら手で鳴らす。
「その鐘」だったら棒で叩く。
でも「あの鐘」は、遠い。
弾丸で鳴らすか。
パンカーン!!
・徒競走スタート時に発砲
本格派。
・紙が風に飛ばされないようするための、おもしとして使用
確実に怒られる。
もっと適切なものがあっただろう?、と。
・鍵のかかった自宅玄関のドアノブに向けて、発砲
夫婦喧嘩に拳銃を持ち出すな、ということでは怒られず、もっと大変なところで怒られるだろう。
・お菓子の袋が開けられなかったとき、発砲
ハサミというツールがあることを教えたい。
・移動手段として、発砲
ジョジョか、無重力か。
どちらにしろ、汎用的でないね。
・自販機の下に転がり入った小銭を拾うために発砲
拾えた後の事は、色々と全く考えない。
・エレベーターの上がるボタンを前もって押すために発砲
回りの人はそれを見て、まさかボタンを押す行為だったとは思うまい。
・すごくうれしいことがあったときに、発砲
迷惑。
ということで、適切じゃないほうばかりでごめんなさい。

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