先日、「HEAD」と大きく書かれた帽子をかぶったおじさんがいた。
誰に、何を報告しているのだろう。
カテゴリー: 楽したい
無心
先日、無心になることとかどうとかを書いた。
テキトーに書いていたわけだが、それって一体なんなのだろう。
辞書には「無邪気、意志・感情などの働きがない」とか書いてあるが、先日そして今回触れる「無心」は当然、無邪気ではない。
どちらかと言えば後者、「意志・感情などの働きがない」が近いだろう。
僕が思うに「幽霊が目の前に現れても普通」というものが、先日からの「無心」に近いと思われる。
例えばあなたが、夜中に公衆トイレに入っていたとする。
物語も佳境、というところで物音が。
入り口手前のトイレの扉を開ける音がする。
扉は次々に開けられていき、どんどん自分の入っているトイレにその順番が近づいてくる。
この時間、ただごとではない。
おそらくこの世のものではない。
ふと、誰かが自分の入っているトイレを、上からのぞいているような雰囲気を感じる!!。
しかしこの彼は、佳境であったことも手伝ってか「無心」だった。
扉の上から自分を見下している霊に対して「入ってるんだけど、ちょっと」とか言ってしまうのである。
もちろん霊は、誰かが入っているのはお見通しなのである。
誰もいないのに毎日やっていたら、まぁいいけど、なんとなくボランティアだ。
霊としては相手を恐れさせ、それを踏まえて(?)自分の存在や意図を伝えたいのだろうが、
今回の相手は、自分にトイレ使用中のルールについて、注意してきているのである。
この無心っぷりの神々しさに、霊は畏怖するであろう。
僕もよく、このブログネタを考えているときなんかは、上記の「無心」っぽくなっている気がする。
宇宙人が現れた。
「あれ、今帰り?。」
ひとりでにカップが宙に浮き出した。
「まだ飲んでるんですけど。」
雪男、サスカッチだ。
「ちょっと、髪伸びすぎじゃね?。」
タイプ中に、僕の部屋では、何かすごいハチソン効果が起きちゃってるかもしれないのに。
おしいことだ。
変形3
昨日、おとといからの続きです。
【あらすじ】
映画版トランスフォーマーが文庫本になってるんだけど、
活字で変形シーンはどうなってんのよ!?。
一度くらいは、誰か(緑の小人等)が更新してくれるんじゃないかと思ったが、更新されない。
ので、やはり眠いが考えてみた。
【シチュ】
突如ビルが崩壊。
信号待ちしていた主人公は絶体絶命!!。
しかし、運転していた自家用車がロボに変形し、主人公をガード!!。
それを見ていた上空の敵ロボが不敵な笑みを浮かべ、戦闘機に変形し、その場を去る。
・登場人物
主人公:スティーブ
ヒロイン:桜子(友情出演)
味方メカ:コンボイ
敵メカ:プロペラー
?その4 よそ見編?
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「あ、危ない!!」
崩れゆくビルの残骸がスティーブの車を襲う!!。
スティーブ「うわー、桜子ー!!」
スティーブは思わず目をつむった。
・・・どのくらい時が経っただろうか。
目を開けると、スティーブは大きなロボにかばってもらっていることに気付いた。
コンボイ「大丈夫かい?、小さな王子様?。」
プロペラー「次は、こうは行かないぞ!!」
上空にいるロボは、そう言うやいなやプロペラを高速で回転させはじめた。
そのあまりの風圧に、スティーブは目を細める。
風が収まったときはもう、スティーブには遠くにうっすらと見える戦闘機の影しか確認できなかった。
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基本的に変形するタイミングで、皆がそれを見ていないため、変形シーンを細かく描写する必要がない。
逆に言うと、ロボたちもそこへんを見計らって変形してくれている。
作者思いである。
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?その5 さっぱり編?
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「は、早く逃げろ!!」
崩れゆくビルの残骸がスティーブの車を襲う!!。
スティーブ「ごめん、桜子!!」
スティーブは桜子との楽しい日々を思い出しながら、覚悟を決めた。
しかし、スティーブは無事だった。
コンボイ(自家用車)にかばってもらったのだ。
コンボイ(自家用車)「大丈夫かい?、スティーブ?。」
プロペラー(戦闘機)「ふん、しくじったか・・・。」
プロペラー(戦闘機)はそう言い残し、爆音とともにその場を去った。
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やや物足りない感もあるが、とやかく細かい描写などよりは、むしろこの方がわかりやすくてよい、という意見も。
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?その6 人間味編?
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「ビルが、倒れるぞ!!」
崩れゆくビルの残骸がスティーブの車を襲う!!。
スティーブ「桜子・・・、僕は・・・。」
桜子のあどけない笑顔が一瞬、頭の中をよぎる。
しかし、よぎったのはそれだけではなかった。
これから起こるであろう人間と未知の生命体との争い。
家族のこと。
そして運命。
瓦礫の上に乗り、あたりを見回す。
スティーブの目は、何かを見出したような、鋭いまなざしをしていた。
みんなを守る責任が、僕にはある。
スティーブは、はるか彼方に飛び去った戦闘機をにらみながら、ただ立ち尽くすのだった。
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僕が間違っていた。
「トランスフォーマー」は変形シーンやロボが売りなどではなく、人間の成長を描いたものなのだ。
変身がどうこう言っていた自分が、恥ずかしい。
こんなんで、考察おわり。
「映画版トランスフォーマーの文庫本にて、変形シーンはどうなっているか。」
正解は、絶賛発売中「映画版トランスフォーマーの文庫本」で!!。
宣伝しといた。
「しびれるくらいが、う、う・・・ま・・・」
昨日のやつで思い出した。
どこかで読んだ、ふぐ。
「ふぐは舌に乗せて、少ししびれるくらいがうまい。」と語った本があった。
ふぐと人間のあいだに生じる食欲、生死を綴った話は真偽わからないものも含めて数多く、この話も本当なのか、冗談なのか。
ふぐ刺しを食べたことがないのでわからないが、この料理も裏打ちされた「安心感」があってのものだろう。
まぁ、この話で気になることといえば「しびれ」の部分。
彼らの毒は「テトロドトキシン」という、なんとなく口に出して言いたくなる面持ちのやつだ。
ただ、口に出したくはなるが、実際に口にしてしまうと、主に神経系の機能障害をもたらすはず。
ところが彼は「少ししびれるくらいがうまい」と言う。
ばっちり効いてしまっている。
「ふぐは舌に乗せて、少ししびれるくらいがうまい」が彼の辞世の句であったかどうか、気になるところだ。
煮カルボナーラ
東京都立川市にはラーメンスクエアと呼ばれるところがある。
うすうす感づいてはいたのだが、近寄ってみると確かにラーメン屋があった。
いくつもあった。
最近オープンしたラーメン屋は、名前は忘れてしまったが、なんだかイタリアンを前面に押し出した店。
ラーメン屋さんでトラットリア(個人的にはドムットリア)とは、これいかに。
ギャップである。
店に入ると、店員さんがビンに入った冷たい水を持ってきてくれた。
イタリアンがこうかどうかは知らないけど、「何かを目指してます!!」みたいなものを感じることができる。
その何かとは、おそらくイタリアンなのだろう。
服装もシェフ的だった。
カウンタに、ミニメニューが置いてある。
見てみると、メニューの先頭が「昔の味の煮たまご」だった。
イタリアンで煮たまごはどうなんだろうか。
ジェシカおばあちゃんとかなんだろうか。
この煮たまごのくだんにより、先ほどの感慨深いイメージは、一気に現実に引き戻される。
ここはあくまで、イタリアンを夢見るだけの
ラーメン屋なのだ(ラーメン屋なのだ)。
しかし、そのメニューには、こちらの結論にもかかわらず、コース料理やらディナーやらワインやらのことも詳しく記載されている。
ここは、どこなんだろうか。
ラーメンとイタリアンのはざまで。
ギャップギャップである。
補集合愛
駅のホームには、以下のようなゴミ箱が設置されている。
「新聞・雑誌」
「カン・ビン・ペットボトル」
「その他のゴミ」
どうだ?。
「その他のゴミ」の包容力に驚かされたのではないだろうか。
何なんだ、この「なんでもこい」という度量の広さは。
「僕は、駅のゴミ箱の種類でいうと「その他のゴミ」になりたいです!!」
このような人物は、後々頼れるヤツになるだろう。
近くにいると少々困るタイプだが。
代名の性2
昨日。
【あらすじ】
青酸カリといえば、メッキ工場である。
だからって「容疑者 メッキ工場勤務」は、どうよ?。
物語上の何らかの理由で、犯人は青酸カリを使わねばならなかった。
※理由
効力。
視聴者に与えるインパクト。
わかりやすい毒物。
そんな場合に、メッキ工場勤務者は重宝される。
彼はだいたいお金に困っており、真犯人にそこをつけこまれる。
そして「お前は用済みだ」とかなる。
現実のメッキ工場勤務者は、こんな物語をどう思っているのだろう。
「ちゃんとシロタマ(こう呼ばれていると勝手に憶測)は管理されているんだ」
「私たちは善良な国民だ」
抗議しようとしても、人々は「あぁ、あの青酸カリが無尽蔵に手に入る人たちね」と思われてしまい、聞き入れられないかもしれない。
物語の印象の方が勝っているのだ。
よく、人が集まってディスカッションする感じの番組では
「少数の悪い教師のせいで、日夜一生懸命働いている多くの教師のイメージが損なわれることが悲しいですね。」みたいなことが言われる。
このことは「メッキ工場勤務者」にも当てはまるのだ。
「少数の悪いメッキ工場勤務者のせいで、日夜一生懸命働いている多くのメッキ工場勤務者のイメージが損なわれることが悲しいですね。」
このフレーズの何が悲しいかって「少数の悪いメッキ工場勤務者」は、いまのところ物語上にしか存在していないことである。
現実とはもちろん違うのはわかっているけど。
払拭できないイメージ、メッキ工場と青酸カリ。
「メッキ工場勤務イコール青酸カリ入手ルート」を構築した人は、2つの言葉が持つ絶妙なバランスを消費者好みに変えた点では素敵だが、一方で悪でもあった。
※青酸カリは必中必殺の毒物ではないらしい。
迅速で的確な対処ができれば、ほぼ完治するとか。
しかも産業的にはシアン化ナトリウムのほうが利用されている、とのwiki情報。
冒頭の「物語上の何らかの理由で、犯人は青酸カリを使わねばならなかった」は、だいぶ理由があった。
代名の性
前回「のんびり1」はケータイからの更新だったので、基本短い。
「もう、サスペンスドラマに「メッキ工場勤務」の登場人物は、いらない。」とだけ書いた。
PCで見たのですが、ものすごくさびしくて、しかもわからないので、説明しようと思う。
サスペンスや推理小説の好きな人にとってメッキ工場勤務とは「イコール青酸カリ入手ルート」です。
※メッキ作業のどこに必要かはわからないのですが、どこかでシアン化カリウムを使うらしい。
ということで、その手の物語で「メッキ工場勤務」キャラが現れたら、大抵その人はスケープゴートなので、物語の潤滑油となります。
そんなヤツなので、彼が現れるとどうしても居間は「あー、青酸カリ入手可能ね。それで、次は?」的な感じとなってしまうのです。
だから「もう、サスペンスドラマに「メッキ工場勤務」の登場人物は、いらない。」。
ところで「メッキ工場勤務イコール青酸カリ入手ルート」を知らなくても、メッキ工場勤務者の扱いはちょっとヘンだ。
「容疑者は次の4人です。」
美容師
保育士
会社員
メッキ工場勤務
一人だけ、やたら詳細。
この時点ですでに、警察は”彼”が怪しいと察しているのだろう。
死体に散髪はさみが刺さっていても、エプロンが首に巻きついていても、バッジが鼻孔を塞いでいても、それは揺るがない。
「メッキ工場勤務」
特別調べた感、かなりありだ。
※僕の中では、山さんが調べた。
で、どうなのよ。
この扱い。
続く。
のんびり1
もう、サスペンスドラマに「メッキ工場勤務」の登場人物は、いらない。
カテゴライズド・アーミー
分けられている。
とにかく色々分けられているのだ。
ブログの種類を見ても、すごくたくさん分かれている。
本も、すごく分かれている。
人も、分かれている。
例えば、映画「三丁目の夕日」くらいの時代の人々を分けてみると、だいたい「ぼうず、おかっぱ、おませ、大人」の4つである。
このカテゴリに属さない三丁目の夕日は、いない。
しかし、現代人はどうだろう。
そこらを歩く一人を解析してみても、
「うーん、オトナじゃないな。でも、ぼうずでもないし・・・。」となる。
それは、夕日時代の人々を分けるような基準で考えてみても、少なくとも「シャツ出し・ゆるネクタイ・胸元見せ・人生の分岐点は175Rを聴いたとき」とかなる。
※「バカリズム・トツギーノ調」に言うと、楽しい(「人生の分岐点は175Rを聴いたとき→175R聴きーの」に言い換えよう)。
そもそも「友達以上恋人未満」などという、よく分からないレベルのものも、そのままひとカテゴリとして存在している現代だ。
こういう曖昧な状態もピックアップされるなら、
「友達以上神未満」という、やたら範囲が広いカテゴリに属する人や、
「友人以上友達未満」という、あぁ友人なんだな、という人も存在することになる。
「カメムシ未満知人未満」という、だいぶ嫌われやすいカテゴリもあるだろうし、
「気になる人以上足ふき以下」という、ある意味すごいツンデレなカテゴリもあるだろう。
それはそれは、たいへんな分かれっぷりなのだ。
※話はそれるが「友達以上恋人未満」という相手がいたなら、ぜひこれからは「友達以上恋人以下」といってあげたいところだ。
少し、いい方へ範囲を広げてあげよう。
あらゆるものがひどく分けられてしまう原因は、彼らを取り巻くモノや文化が増加したことだと思われる。
駅が色々な路線でつながれているように、色々なリンクがあらゆるものに付加され、こんがらがった。
二つとして同じ駅がないように、全ては少しずつ、あるいは大幅に分かれてしまった。
もし、話題の方向性とかセンスがすごく合っていると感じた人(自分と似ている人とは、ちと違う)が現れたら、それはもう曲がり角で待ち伏せしてでも、わざと転んでコーヒーをぶっかけてでも、当たり屋に転職してでも、住民票を偽造してでも、亡命してでも、仲良くなったほうがいい。
あまりに人々は色々な分野で細かく分かれているため、そんな人には滅多に出会えないから。
ちなみに上記の例えでいうと、仲良くしなければならない二人は目黒駅と目白駅、くらいだ。