雨男、雨女についての、なにやら否定的な内容の文章を何度か見たことがある。
「そんなやつは科学的にいるはずがない」
「勘違いだ」
まとめると、そう言っている。
しかし、口では雨男雨女と言いつつも、本気でそれを信じているかとなると、疑問である。
そういった人たちは、上記の科学的どうこうを見て、こう思うだろう。
「そらそうだ」
そして次にこう思う。
「そらそうだけど、まあ話の材料くらいなんだし。雨男雨女の用途」
「そんなにがっつり考えなくていいじゃん」
となると、科学的どうこうの人は、こうなる
「いや。僕だってそんなに深くは。でも、一応はっきりさせておく必要があると思って」
このあとは「でもね?」「そうだけれども」が飛び交う冷戦となるのは明白である。
というわけで彼らの仲介が、雨男雨女にとって唯一無二の責任となる。
彼らが切に明日の晴れを願うのは、その名誉挽回のためだけではないのである。

本を買う

なんだか部屋に本が多い。
どうしたものか。
思えば、なんとなく本を買っていた気がする。
自分がどんな本が読みたいのかがわからないので、それこそあてずっぽうに、だ。
確かに面白い本はたくさんあったけれど、一方では「なにー!!」というような本もあったはず。
そんな本が混ざってこの部屋にあることになる。
どちらかというと面白い本を読みたいこちらとしては、なかなか効率が悪いことになっている。
しかし、なんとなくで本を買っていたのが功を奏してか。
最近どんな本が読みたいのかが、やっとわかってきた。
最近、本を買わなくなったのである。

右往左往

朝起きると、なぜか「爆発しそうな爆弾を持って右往左往する人」のものまねが完成していた。
マンガ的な動きをどこまでウマいことできるかがポイントだったが、案外いい感じの動きができていて、満足だ。
ところがこのものまね、足をどたばたする。
周囲に「どたばた感」がもれ、おそらくうるさい。
だが、ものまねなのだ。
しょうがないじゃあないか。
まあ、これをやるときは、こういった前置きが必要にはなるだろう。
「ちょっと周りの人に迷惑がかかるかもしれません」
すると人が尋ねる。
「あれ?。周りに迷惑って、ちょっとうるさい、どたばたする感じのものまねなんですか?」
となると、既にものまねに全てを投じている僕は、怒りながらこう言い返すに違いない。
「何言ってんだ。爆弾が爆発するかもしれないからだ」

なんだ、もうあったのか。

世界中をツーリングしてきた俺にも、年齢という、どうにも追い越せない奴がやってきたようだ。
足に力が入らない。
スピードに恐怖を感じる。
座っているだけなのに、息があがる。
そんな俺を出迎えてくれたのは、どこか日本の田舎を思い出させる農村だった。
どこの馬の骨とも知れない俺を、その村はあたたかく迎えてくれた。
そしてそんなに経たないころ、ある娘と恋仲に落ち、自然のままに家族ができた。
俺は世界中をバイクでまわってきた。
そのことが、どれだけ魅力的で、そして俺をどれだけ強くしたか。
忘れることなんてできない。
少ししたら、また俺は旅を続けるだろう。
でもそのときまでは、この村で家族とともに過ごすってのも、悪いもんじゃないよな。
???世界ブルルン滞在記???

よくあるんだって。

昨日からの派生
=====
「本日は貫井と山本の試合です」
「見ものですね」
「素早さの貫井と抑え込みの山本ですから、どうなるかわかりません」
「ちなみに山本は、その「ときどき合体してしまう」体質によって柔道の道を絶たれておりましたが、昨年その体質を委員会に認めさせ、現在の強さを見せていることはご承知のことでしょう」
「さあ、試合が始まりました」
「さすが貫井ですね、相手を寄せ付けていません」
「しかしここで山本、貫井を捉えた!!」
「抑え込みに持ち込みたいところです」
「・・・あっと、ここで審判が割り込みます」
「あー、ちょっと合体しちゃってますね」
「あ、本当ですね、今取り外しにかかっております」
「さあ試合再開です」
「あ、貫井すぐに仕掛けましたね」
「相手を翻弄しています」
「早いですね」
「おっとここで山本が切り返した」
「・・・あ、また中断ですね。多いですね」
「あー、あのはだけたところが合体しちゃってますね」
「さあ気を取り直して、試合再開です」
「さあ、再開後、すぐに嫌がる貫井に山本が仕掛けた!!」
「と、あれもう合体してますね。貫井の胸の辺り」
「今日は多いですね、いったん試合が中断されます」
「今日3度目の試合再開で、と。ここで審判が、あ、両者に指導ですね」
「うーん。貫井のは微妙ですが、山本のは妙に腑に落ちますね」

おじゃまします

「うわあ!!。宇宙人が地球に来たぞ!!」
でも、この宇宙人となら仲良くできそうだ集。
・未知の素材でできた銀色のタイツを着ているが、首元にタグがついている
・ゆっくりと何かを話しながら、小首をかしげて顔をのぞき込んでくる
・くしゃみをする
・宇宙船外壁がガムテープで補修されている
・おなかがグーグー鳴っている
・はじめから手をすごく振って登場
・肩に水着の跡が見受けられる
・すぐ転ぶ
・宇宙人のそばに行くと、ドラクエのすれ違い通信が!!
・広島カープの野球帽をかぶっている
・宇宙船の出口からこちらをうかがって、なかなか出てこようとしない
・こちらの問いかけに、ゆっくりとうなずきながら回答する
・息で手を温めようとしている

7942の「測定」

紙ひこうきを折るとき、その先端をいくらか、内側に折りたたんだ。

10mm
寝ころがったとき、机の引き出しがいくらか開いているのを見つけ、しめる為に立ち上がった。

10mm
ごきぶりが現れたが、「おまえは見逃すから、すみやかに去れ」と見逃した。

5mm
しょうゆ入れが届かなかったので、向かいの席に座る者に依頼した。

80cm
「ちょっとこの人、近づきすぎだなぁ」

40cm
少し熱っぽいので、体温を測った。

37.5度
「このDVD、明らかに規格外でしょ」

40cm
2箇所、蚊に刺されたが、こんなに近距離ならひと手間でやれよと思った。

10mmのち融合

引っかき傷

先日、あるサファリパークに行ったのだが、そこには猫のあつまるコーナーがあって、嬉々として入場した。
しかしそこの猫はことごとく爪が鋭利で、しかもよく手を出す。
血まみれの手に、出口にあった消毒アルコールがやたらしみるのであった。
そういえば自分の体を見てみると、けっこう色んなところに猫の引っかき傷がある。
ずいぶん昔からあるものが多く、それはもう跡が消えることはないだろう。
左手首にある傷。
「ためらい傷だよ」って嘘を言ったっけ。
左ひじにある傷。
「これで甲子園を諦めたんだ」って嘘を言ったっけ。
右内ももにある傷。
見せる相手がいないんだっけ。

ふまじめ

「生活応援Q&A」
Q:とんかちで釘を打つとき、どうしても釘が曲がってしまいます。どうしたらよいのでしょうか?
A:まずとんかちを熱湯に5分間ひたし、その後冷水にさらします。
このとき背筋を伸ばしつつ、キッチンの掃除がてらに行うことがポイントです。
次にキッチンペーパーで鼻筋と首元をよく拭き、別途とんかちを取り出します。
あとは利き手で釘打機をしっかりと持ち、打ちたい所に釘を打ちます。
Q:なぜ人間の目は、縦にではなく横に並んでいるのですか?
A:昔はリオレウスやテレスドンが人を襲わなかったため、人は上下よりも左右に気をつけるようになったのです。
とてもいい関係だったのです。
Q:「おっかなびっくり」という言葉がありますが、もうおっかながっているようなので、いまさらびっくりすることはないと思うのですが、どうなのでしょうか?
A:まずおっかなを熱湯に5分間ひたし、その後冷水にさらします。
このとき背筋を伸ばしつつ、キッチンの掃除がてらに行うことがポイントです。
次にキッチンペーパーで鼻筋と首元をよく拭き、別途おっかなを取り出します。
あとは利き手でびっくり打機をしっかりと持ち、びっくりしたい所にびっくりを打ちます。

なぜか爆発

【あらすじ】
爆弾について。
本日はなんとなく面白そうな爆弾関連を考える。
僕がまず思いつくのが、「惜しいところで爆発」だ。
例えばある人物の抹殺をもくろんだ悪いやつが、その人物の靴にスイッチを仕込む。
だが爆弾は車の中だったりするのだ。
おでかけ前、玄関先でいきなり爆発音を聞く人物。
謎すぎる。
ちなみに、そのスイッチが町各所に設置された他の爆弾とも連動していたりしたら、よりすごいことになる。
「お、俺が歩くたびに、町が・・・」
歩くたびに町が破壊されていく。
ガリバーか何かだろうか。
昨日の爆破スイッチについて考えていたときに思ったのだが、なんてことはないが「押したあと、少し押し戻す」スイッチは面白そうだ。
押してしまっているので、その面白さをどうこう考える前にやられてしまうだろう。
でも、少しでも「爆破スイッチのくせに、なに押し戻しとんねん」と思いたいところ。
あと、方向性は変わるが、ボンバーマンの対戦は、やっぱり面白い。
けんかになりますね、あれは。
カベを爆弾で壊すと役立ちアイテムが出るから、それを取ろうと懸命に壊すんだけど、なぜか自分周辺のところでは出ず、相手の所ばかり出るから困るんだ。
でも結局は壊さないわけにはいかない。
ガリバーか何かだろうか。