「すくすくのびのび、東尋坊」
「王蟲がこんがり焼けました。」
我ながら何かいいなと感じているんですが、どこでどう使うべきなのかが分かりません。
ひとつめは僕が考えた東尋坊のキャッチコピーです。
もちろん、東尋坊がどういうところかを知っていないとブーです。
ふたつめは、たぶん言うべき瞬間が来たら言うのだと思います。
どちらもなかなか、人を選びます。
独りよがりに近い感じ。うーん。
一方、睡眠は独りよがりじゃない。
みんな好きだもんね。
よし。
今日も、こっちを選ぶよ!!。
カテゴリー: 疑問結論など
型破りな型
僕はいつだって、かぶと虫のオスが人間にやさしくできてるって言ってきた。
理由はただひとつ。
虫が嫌いな人でも持つことができるという点。
そう。
持ちやすいようにわざわざ「持つところ」があるのだ。
今日はかぶと虫の角から生まれたエトセトラ。
かぶと虫は、卵→幼虫→さなぎ→かぶと虫というような七変化を行う。
角が見えるようになるのはさなぎのときから。
かぶと虫のさなぎは何か、揚げ物みたいな色をしたかぶと虫型のもの。
進んで触りたいとは思えない代物だ。
もちろん、さなぎ自体はなんら危険性はない。かぶと虫になるための重要なステップなので激しい運動などはもってのほかなのだろう。
天敵に襲われたとき、さなぎは尻で虚空に弧を描くことだけしか許されていないわけだ。
ところで、子供達がこのさなぎを探そうとしていると、時々さなぎの角を折ってしまうことがある。
何かの本で読んだのだが、さなぎの中身はトロトロで、折れたままだとそこからかぶと虫のエクトプラズムが放出、死んでしまうという。
その本では、折れたところに「ロウ」を垂らし、傷口を塞げばよいと書いてあった。
何かの折りにこの話をしたところ、羊飼い扱いされた。
僕はさなぎの角をどうこうしたことがないので実際は分からないのだが、おそらくみんなもどうこうしたことはないだろう。
けどこの国は民主主義りんこなので、僕は狼が来たと言っておいた。
さなぎの傷の謎。今でも分からない。
業者さんとかに聞きたいところ。
追記
その後、流れは「さなぎになる直前の幼虫を何かの型に入れるとどうなるんだろう」という議題により白熱、みんなおかしくなった。
後退する、平和への意思
うちの庭にニガウリがぶら下がっている。
毎年梅雨時に格子みたいなのを組み立て、そこにニガウリをはわせるのだ。
おかげでうちでのニガウリ需要は100%、自給でまかなわれている。
いつだったか、朝起きると父親が興奮した面持ちで「すごいのを見た」という。
その日の朝、庭に設置された格子に、ハトが2羽ほど飛来したそうだ。
ハトは格子を器用に渡り歩いていた。
ところが、どうした事であろう。
一本の木材の上で、ハトが鉢合わせてしまったのである。
日常の風景に潜む危険。
許しがたい暴挙。
で、ここからである。
なんと、一方のハトがバックしていったというのだ。
ここまで書いてかなりどうでもいい感じだ。
ハトに詳しくないのだが、別におかしなところはないと思う。
だが、何が僕の心を捕らえたかというと「バックするハト」というフレーズである。
「バックするハト」。
何かすごくいい。
致命的に誰の人生にも影響を与えない点がいい。
しかし、ハトが平和の象徴だということを踏まえると、いきなり風刺の効いた名コピーっぽくもなる、リバーシブルなフレーズなのである。
何がいいのかを説明するのは難しい。
しかし、例えば知り合いから開口一番「バックするハトがさぁ・・・。」と切り出されたところを想像してもらいたい。
皆、どちらかを思う。
(コイツ話題ねぇなー)
(おまえ最高)
「そのもの」は森には隠すな
歌詞もあんまし知らない歌なのに、大声で歌える人たちがいます。
分からないところはどこかのフレーズを拝借。もしくはハミング。
ちなみに僕は誤歌詞を口ずさんでしまう方。ハミングで逃げることを許さない、男気あふれるシティーボーイです。
さて、「キャンディーズ」というアイドル歌手グループが昔いました。
人気があった上、その歌手としての去りぎわがあざやかだったため、今でもそこそこ有名なワンツースリーです。
僕はその代表作のひとつ、「微笑がえし」が好きで、よくぼそぼそ歌ってました。
ところが、やらかしてた。
間違った歌詞で歌ってました。
「微笑がえし」には
「畳の色がそこだけ若いわ」という歌詞と、
「まるで青春の想い出そのもの」という、同じメロディーにのせる歌詞があります。
僕、混ぜてた。
「畳の色がそこだけそのもの?♪」と歌ってました。
歌詞を気にせず歌う人は、概してその内容も気にしないもの。
僕もそうだからこそ分からなかったのですが、こうみてみるとなんかヤダな。
「そこだけそのもの」。
何か、理性が隠しきれなかったものがあらわになっちゃってるというか、そんな感じ。
「みんなちゃんと隠せているのに、君だけはそのものじゃないか!!」
ご、ごめんなさい・・・。
気持ち伝わる距離の上限
僕は食事のとき、一番好きなものを最後に残しておく癖があります。
これをいやしい性格とみるのか、血液型のせいとみるのかはいろいろあると思いますが、結局は食べるのであんまし考えてません。
しかし人間、目の前に美味しそうな、ツッコミやすいものが生じたときに対しては、そのような気質は現れないでしょう。
例題1:「母をたずねて三センチ」
誰かと何か話しなんかしているとき、ぽろっとこんなのが生まれたとします。どうしますか?。
反射運動として「近っ!!」と言うように人間はできています。
おそらく、日本語を知らない外国の方も反射的に「ミジカッ!!」と言うと思います。
ノスタルジアな人は涙ぐむかもしれませんし、「どんなに遠くても心はこのくらい近い」とかわからないことを言うかもしれません。
また、あまりの近さにむしろ良からぬ親子関係を考える人もいるでしょう。
けどまずは「近っ!!」となります。
我々はすかさずツッコミを入れる、少なくとも思いつく。そのようにできてしまっているのです。
だめだ眠いので寝ます。
例題を用意しますので、思う存分やっちゃってください。
例題2:「母をたずねて三千人」
例題3:
スピード違反者
「おまわりさん!!。俺を捕まえるんなら、今走ってる車も捕まえろよ!!」
に対してのツッコミ。
深遠なる題目の世界
「風と共に去りぬ」という、歴史に名を残す映画がある。
ご存知の方も多いことだろう。
しかし、「去りぬ」の部分を僕は理解できていない。
去るのか、去らないのか、分からないのである。
「機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛」という映画が最近あった。
ご存知の方は多くないかもしれない。
ところで、「星の鼓動は愛」の部分を僕は理解できていない。
意味が分からないのである。
「ニューシネマパラダイス」という、歴史に名を残す映画がある。
ご存知の方も多いことだろう。
しかし、「シネマ」の部分を「パチンコ」に変えてみたらどうなるだろうか?。
「ニューパチンコパラダイス」。
新装開店である。
「僕の彼女を紹介します」という映画が最近あった。
ご存知の方も多いことだろう。
ところでこの映画は「猟奇的な彼女」からのシリーズ物だそうだ。
「僕の猟奇的な彼女を紹介します」ということなのだろうか。
うん。
「猟奇的な」ははずしておいて正解のようだ。
相手に余計なプレッシャーとくちさけ女的な容姿イメージを持たせなくて済む。
海のマニュアル
ちまたでは行楽シーズンまさかり、真っ盛り。
でも、気をつけて。
海には危険が待っている。
殺しが静かにやって来る。
「海で怖いものといったら、何か?。」
クラゲ?。確かに危ないね。
高波?。注意しなくちゃね。
置き引き?。人災だね。
このように危険満載だけど、もっと怖いものが海にはあります。
それは潜水艦。
あなたは潜水艦の映画を見たことがあるだろうか?。
あの、黒くてのっぺりした大きいものが海をふらついているんである。
しかも、極めて閉所的な乗り物。
あなたが泳いでいるときに沖の方を見てごらん。
うっすらと、途方もなく大きいものが横たわっているのが見えるかもしれない。
そのときは対人魚雷に気をつけて。
自己の中心で、好きなアイドルの名をさけぶ
友達の中に、納豆の菌みたいなのを研究している人がいた。
彼は何かの発表で「この世界の生物は、大きく分けて納豆菌と、そうでないものに分類されます。」みたいなことを言おうかと考えた。
この菌の重要性をアピールできるわけだ。
うまいこと言うものである。
そう。
この世はどうやら大きく分けると綺麗に二分されるらしい。
僕にとっては「この世界の生物は、僕と僕以外に分けられる」。
これは誰にでも当てはまるだろうし、別にジコチュウというわけでもない。
ビデオの返却口にフォーカスを当てれば、
「速やかに投入する」群と
「返却口まで来て、も一回返却するDVDを確認する」群とに分けられる。
僕は後者で、やるたびに深い後悔の念を覚える。
追記
「いたちの最後っペ」というキーワードがひらめきました。ちょっと品がないので「いたちの最後のプレゼント」にした方がいいのになぁ、と思いました。日本むかし話にもなりそうです。
ルイーダの店員「今、閑古鳥しかいないけど?」
いつも気になることがあります。
僕は裏口入学で普通免許を所得したほうの人間なのですが、僕が運転していると、いつの間にか後ろに誰もいなくなります。
タクシー運転手(46)
「雨なんか降っていなかった夜、私はお墓近くでコートの女性を乗せたんですが、いつの間にかいなくなっていたんです!!。その座席はびしょ濡れでした・・・。」
という「誰もいなくなる」というのではなくて、僕の車の後ろには誰もついてこないようなのです。
後ろに車が来たくないような運転なのか、偶然なのか、のろいのか。
こういう状況になったとき、僕はいつも「何か僕が知らぬ間に事故を起こしていて、後ろにいた車は現場にとどまっているんじゃないか・・・。」と考えてしまいます。
知らぬ間に事故は起こらんだろ、とも思うんですが、事故を起こしたことがないのでわかりません。
もしかしたら何かと接触したような事故でも、オブラートに包まれたような音しか出ないかもしれません。
なので運転中は窓を絶対開けるようにしています。冬なんかは運転席後部は体感氷点下。
教習所でやった心理テストみたいなもので僕は、まとめると「おまえくよくよし過ぎ」みたいな結果でした。
案外当たっているなぁ。
でもここで、「くよくよしない!!」とか宣言しても、守れなかったときにくよくよしてしまうでしょう。そしてそれにくよくよ。
いわばくよくよのデフレスパイラル。
気をつける程度にします。
ちなみに法定速度-5くらいの速度で走っている車を見ることがあります。
そういう車はたいがい後ろにミニ渋滞を引き起こしています。
僕は速度を守る勇気と、多くの車(とその怒り)を従える姿から「勇者」と呼んでいます。
こんなとき、僕の車はだいたい「僧侶」あたり。
花びら占い
現在、ブログを書こうと思って思いついたお題。
「フラボノイドって、どんな人造人間?。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ広がらねぇ。
他のを考えてみようと思う。
「スナックとパブの違い」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ面白くねぇ。
他のを考えてみようと思う。
「わたせせいぞうの絵の人物は、確実にフリスビーをうまく投げられる。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ確実性高すぎる。
他のを考えてみようと思う。
「とりあえず、「アナタ ウツクシイ」って言っとけばいいよ。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ実用性高すぎる。
他のを考えてみようと思う。
「おまえんちのエアコンの穴に、人が出入りした跡があるぞ。」
これしか思いつかないので考えてみようと思う。
だめだこれ怖すぎる。
そしてオチには向かなすぎる。