リンケージ、千差万別。

前回出てきた「千差万別」ということばについて何ら感慨はないのだが、ちゃんとよく見てみると、気になることがないわけでもない。
それは「千差万別」の対象の最小数が「10000」である事実。
そしてその中には「1000対、差のあるやつがいる」らしいこと。
さらに「10000それぞれが全部別もの」というらしい点だ。
もちろん一文字の考え方を変えればいくらでも意味は帰られるが、何となく「10000それぞれが全部別もの」は、もっともっと特別なオンリーワンという感じで、大変よろしい。
ただ、一方で1000も差があるということなので、まあ得意不得意もあるよねと、社会に出て行く君たちへの応援歌。
面と向かっていうのは恥ずかしい。
だけどいつも気にかけているよ。
ストーカーのような意味を含有しているのである、「千差万別」は。
そして何より、アナグラムにより「千万差別」と、関わるのがめんどくさそうな属性になるもの、気になると言えばなるか。

リンケージ、意外性のある感じが好き。

そんなうわさ話に、どれほどの純情男子生徒がだまされ、あるいは実現することなき希望を抱き、そして純情男子生徒から男子生徒へ成長しただろう。
しかるのち男子生徒から男子大学生、男子ゼミ生などを経て男子会社員になったことか。
そして男子夫、男子だーだ、男子パパ、男子父さん、男子おきなと階段を登りつづけただろうか。
その階段の先にあるのは、純情だったころ夢見た、女子の「意外性のある感じが好き」という一嗜好ではなく、土への回帰である。
と、それほどではないが、何となく「意外性のある感じが好き」という女子の「あしらいくさい」セリフに心躍った男は多いのではないか。
完璧な人間なんてなかなかおらず、それぞれが「ここは自信あるんだけど、こっち方面はだめ、苦手」というものを持っている。
それが、女子のあしらいに対して男は「ここは自信ある(完璧じゃん!!)、こっち方面はだめ(完璧なのにこんなのがだめなの?意外!!)」と思い込みやすく、なんか俺に当てはまるかもと心躍るのであろう。
あしらいとは言ったが実際に好きな女子も多いのだろう。
ただし、その質は千差万別に違いなく、男はそれを、狙って実現するというのは難しい。
まあ、定石はあるかもしれない。
・勉強もスポーツも料理もできるが、歌がへた。
・仕事に厳しいが、車の下に隠れた猫に触ろうとしている。
・盗塁王福本豊だが、窃盗の前科はない。
というか、この嗜好は昔からあったりするのか。
・侍だが、剣道は初段。
・短歌がうまいが、日常会話も短歌調。
・烏帽子が超高いが、蹴鞠がへた。
最後のは適当に書いてみた。
烏帽子の高さが何かいいことなのかどうかはわからないので、「蹴鞠がうまいが、烏帽子が超高い」でもいいかもね。

リンケージ、とりあえず。

とりあえず、この言葉から連想されるのは、ガンダムで「トリアエーズ」だか「トリアーエズ」とか。
そんな名前の飛行機のことだ。
なぜそんな名前を飛行機に付けたのだろうか。
これから戦場へ行き、ザクとかジムを倒してきますと意気込む兵士が乗り込むのが「とりあえず」なのである。
とりあえず、モビルスーツじゃない。
ガンダムと言ったら、やはりモビルスーツに乗りたいじゃないですか。
でも飛行機だ。
どちらにせよ、これでは兵士が日本人ではなく「とりあえず」の意味を知らない事を願うばかりである。
それにしても、それは「トリアエーズ」、「トリアーエズ」。
どちらだったか。
僕としては「トリアエーズ」の、もうほんと飲み屋で聞けそうなものよりは「トリアーエズ」のちょっと伸ばし棒の位置に意外性のある感じが好きで、なんか非現実的な。
ここでいうところの「飲み屋で聞けそう」よりは「アニメの飛行機」な雰囲気を感じる。
ということで、僕の中では以下の位置づけ。
=====
【飲み屋で聞けそう】
トリアエズー
トーリアエズ
トリアエーズ
トリアーエズ
トリーアエズ
【飛行機】
=====
色々シミュレーションしてみたら、結構奥深かった。

リンケージ、枝豆。

昨日記したアイス屋では、バニラ的なアイスに枝豆が入っていたりするが、それなかなかおいしい。
考えてみれば枝豆は豆なので、きなこと非常に相性のいいバニラ的なアイスに合わないはずがないということなのだろうか。
さて、枝豆とくれば一般的にはビールなのだろうが、僕は未だにビールは苦手だ。
以前も触れたかも知れないが、あの「とりあえずビール」が既に辛い。
お酒が飲みたくない訳でもないのだが、僕としては「とりあえず氷結」など、飲みやすい物が「とりあえず枠」でもいいと思っているのだが。
ところで、ビールと枝豆というのはもう符合で結べそうなくらいの関係柄と感じているのだが、本当にそれほど合うのだろうか。
と考えた時、その関係は「ビールを飲みたいが、一人では飲みたくない。しかし誘ったやつとそれほど親しくない」というシチュエーションのせいで生じたのではないかと邪推したくなった。
この邪推については説明するほどでもないだろう。
それでも分からないというのなら説明するがそれなら、とりあえずはビールと枝豆でも注文しましょうかね。

リンケージ、アイス。

結局のところ現在9月7日で、ぜんぜんブログが滞っているのだが1月31日の僕よ。
今年の夏は恐ろしく暑いぞ。
ということで、ずいぶん昔行った事のあるアイス屋を思い出した。
確か、そこは住宅地の中にあるにも関わらず那須高原を目指したたたずまい。
そしておいしかったはずだ。
それを、その場所の近くで思い出したからよくできているものだ。
さっそく行ってみる事にした。
幸か不幸か、そのアイス屋はそのログハウス的なたたずまいを残したまま、絶賛営業中だった。
ここで「幸か不幸か」と言ったのは、もちろん「幸」のほうは「お店がやっていた」ことで、この抹茶と枝豆のダブルはなかなか他の物では代替できない。
そこも「幸」に値するでき前なのだ。
一方で「不幸」というのは「アイス屋がつぶれていた場合の、何か面白い出来事」というものが「お店がやっていた」ことで考える必要がなくなったという、本ブログ特有のやつである。
アイス屋がつぶれていて、何か面白い事になるのだろうか。
それだけでも何か不謹慎な感じがして嫌でもあるが、一方で考えるくらいは許されよう。
・アイス屋がつぶれていて、代わりにチゲ屋ができていた。
せっかくアイス屋の機材とかあっただろうに、むしろ熱いものを作りますか、という感じになる。
もっとも、機材を使用して結局アイス屋でも困るのだが。
・アイス屋がつぶれていて、代わりに神社ができていた。
これはかなり考えさせられる。
どうしたのだろうか。
何かを鎮める必要でも生じたのだろうか。
・アイス屋がつぶれてからというものの、そこはヒガンバナの絶えることがなかった。
これもどうしたんだと心配になる。
あんなに、子供たちが楽しそうにアイスを食べていたのに!!とか。
・アイス屋がつぶれてからというものの、そこはソテツの絶えることがなかった。
なぜ似たようなものを別にしたのかというと、「ソテツ地獄」のことを思い出したからだ。
・アイス屋がつぶれていて、代わりに水浸しになっていた。
なんとなく納得。
と、ともかく上記の羅列を見る限り、本当につぶれてなくてよかった。

リンケージ、ヘディングを空振り。

サッカーを嗜むチャンスを故意に逃し続けた僕にとってはあるかも知れない「ヘディングを空振り」。
どうせなら今後生きていく中で「ヘディングを放たなければならないシーン」は極力避けていきたいところではあるが、人生はどこでどうなるか分からない。
「なんか分からないけど、ここはヘディングだ!!」
サッカーではないかも知れない。
両手にアイスを持った状態で天井に設置された自爆回避スイッチを押すことがあるかもしれない。
拘束衣で身動き取れない状態で、脱出用スイッチを押す事があるかも知れない。
こうサッカー以外のことでヘディングを想像すると、何かスイッチを押す事しか思いつかない事に新鮮みを感じ、ああサッカーのボールというのはスイッチみたいなものなのかと妙に納得しながらも、何が言いたいかってそれは「ヘディングの空振りはかっこわるそう」という僕個人的なイメージ。
ということで僕が「ヘディングの空振り」をしたら、そのあとすぐ首を手で押さえながら「あー首寝違えているから振りたくなったわー」とか言う。

リンケージ、サッカー中継。

サッカーのルール、定石がよく分かっていない僕だが、それでもサッカー中継を見ながら酒を飲むという機会を何度か経験している。
メンバの中にはもちろんサッカー経験者がいるわけなのだが、その人たちがすごい。
選手のことごとのふるまいを見て、的確くさい評価をばんばん下すのである。
僕は、自分の陣地の方にボールがより存在しているチームの方が負けると思うので、ボールはすぐに相手陣地の方へ蹴ればいいのではないかと思うのだが、そうではないらしい。
相手を引きつけたり、蹴る振りをして相手を抜かしたり、相手がファウル覚悟で仕掛けざるを得ないシチュエーションを作ったりと、シュート力以外にかなり戦略が求められるものらしいのだ、サッカーは。
くにおくんシリーズという、そこそこの年齢の男性にとっては懐かしいタイトルのファミコンがあったが、その中にサッカーゲームがあった。
くにおくんは不良なのに、なぜかサッカーをするのだ。
いや、なぜかは失礼か。
サッカーか、不良か、あるいは両方に。
ともかく、くにおくんのサッカーゲームにはそれほどの戦略は必要なく、基本的には「かっくんシュート」を放てる選手にボールを集めるゲームだった。
「かっくんシュート」はある選手が放てる必殺シュートで、ゴールに入らないような軌跡のシュートでもその直前で神秘的な力が働き、キーパーを吹き飛ばしながらネットを揺らすという、ある意味おなじみのシュートだ。
このシュートはゲーム内でも屈指の得点率を誇り、より「かっくん」させるようにわざとその選手をはじっこに行かせたりするのだ。
そしてこのゲームでは「ヘディングシュート」が「必殺シュート」になる。
くにおくんのサッカーは、ある選手がライン間際でヘディングを空振りさせ続けるという戦略以外は通用しにくい。
ビールを飲みながら、大きくクリアされたボールをライン際の選手が取る度に、そんなことを思い出していた。

リンケージ、最後まで残るタイプ。

「最後まで残るタイプ」というのがあり、その範囲はミックスベジタブルでのグリーンピースからクイズ番組でのやくみつるまでと、様々だ。
と考えると、では5人で食べているときの6個デフォルトの餃子や、アクションホラー映画での「主人公と友人の熱血漢」などは確かに「最後まで残るタイプ」ではありそうだが、それが「グリーンピースからやくみつるまで」のどこに入るのか。
それはなかなか難しい問題だ。
すなわち、粒入りコーンスープの粒や、テンパると何もできなくなるサッカー大好き少年坂田の、サッカー中継が始まる前まで学校でやっている補習などを「グリーンピースからやくみつるまで」の中に含めるというのは困難で、むしろそんなことをやる意味なんてないということになる。
一方、一般的なゲームのラスボスや警備員さんも「最後まで残るタイプ」の筆頭だが、みんな「最後まで残るタイプ」なりに、より「最後まで残るタイプ」の強さが違う事に気づく。
・より最後まで残る

ラスボス
警備員さん
やくみつる
坂田
コーン粒
熱血漢
グリーンピース

・それほど最後までは残らない
こんな感じか。

リンケージ、ぶつかる。

運動神経が鈍ってきたからか、人が光子のように振る舞う都心部駅構内で、僕は何度かボディアタックをかましてしまったことがある。
故意ではなく、あたるつもりでもないため、双方にダメージはない、あるいは低いと思う。
どちらかというと「避けられると思っていた自分の誤算」のほうが痛い。
僕は一般的に「ドッヂボールで最後まで残るタイプ」だったから、そういうのは得意なはずなのだ。
しかしあたる。
相手がこちらの動きを察知し、妙に避けようとしてくれたときも、それを素早く判断し、みかわしきゃくで華麗に避けていたのに。
どちらにせよ、今後は避ける能力に加えて謝る能力も伸ばしていかなければならぬ。

リンケージ、軽トラ。

ボンネットバスのように、前のでっぱった普通乗用車の運転しかしたことがないと、軽トラの「でっぱりのなさ」は少々運転手を不安にさせる。
それは本来「出っ張り部分がむしろない」ということなので何ら影響がない。
むしろその分、何かにぶつかる事がないわけなはずなのだが。
以前数回、軽トラを運転する機会を得た僕は、その謎に迫る事はあまり考えてなかったが、初めて運転する車だということ以上に何か別の不安を与えてくるこの現象を知らないわけではなかった。
軽トラを運転中、気になる事があったらメモを取、ったりしたわけではなかったが、今思い出してみるとこういうことではないか。
「面前がすぐ道路、というのが気持ち悪い」
結局、「でっぱり」がないのが気持ち悪い、違和感を覚える、という結論だった。
ありきたりだが、本当なら仕方がない。
ただ、気になるのはその「でっぱり」が我々に与える安心感というものがすごい、という点だ。
それは「いつもはあるがゆえに気づかれない安心感」であり、こういう感じのものはもう展開がしやすくてしやすくて!!。