「・・・あれは事故だったんです。」

お父さん「おい、母さん。このカラフルなピーマン、おいしそうだな。」
お母さん「やぁねぇ。これ、作り物よ。」
お父さん「えっ、そうなの。良くできているなぁ。」
お母さん「パプリカのレプリカね」
お父さん「か、母さん。今、なんて。」
お母さん「そのピーマン、パプリカって言うのよ。そのレプリカ。」
お父さん「ぱ、パプリカのレプリカ・・・。ふ・・・ふふ・・・」
お母さん「お父さん?。」
お父さん「・・・ぶふっ、ふっ、ふあっはっはっは!!」
お母さん「どうしたの?。」
お父さん「お、お前、面白くないのか?。ぱ、パプリカのレプリカ!!」
お母さん「確かにダジャレっぽいですけど・・・。」
お父さん「は、半濁音、半濁音!!」
お母さん「ふふ・・・、何度も聞いていると、確かに・・・。」
お父さん「ふー、ふー・・・、く、苦しい・・・ひっ、ひっ・・・。」
お母さん「ふふ、ふふふふ・・・。はぁ、お父さん、笑いすぎ。」
お父さん「はぁ、はぁ。こ、これは面白いぞ。」
お母さん「そうですね。」
お父さん「みんなに教えてあげよう。旋風を巻き起こすぞ。」
お母さん「誰から試してみましょうか。」
お父さん「その前に、もう一回、言ってみてくれるかね。」
お母さん「ぱ、パプリカのレプ、レプリカ・・・」
お父さん「パプリカのレプリカ???!!!。はーっはっは!!」
お母さん「はっはっはっ!!」
お父さん「パプリカのレプリカ???!!!。はーっはっは!!」
お母さん「はっはっはっ!!」
お父さん「はーっはっはっ。はぁはぁ、く、苦しい・・・ふふふ。」
お母さん「ふふふ。」
お父さん「ふ、ふははは・・・、はぁはぁ・・・、ふうー・・・。」
お母さん「お父さんったら、ほんとに笑いすぎね。」
お父さん「・・・・・・・。」
お母さん「・・・・・・お父さん?。」
お父さん「・・・・・・・。」
お母さん「・・・し、死んでる!!」

くじかれるのは鼻先から

「冷え性は足先から」らしい。
僕は冷え性ではないので、その辺のつらさが分からないのですが、なかなか体が温まらないのは、寝るとき大変そう。
でも、僕が最初に思ったのは、「大変そう」ということではなく、
「さみしさは指先から」という謎コピーでした。
お。
何かうまいこと言ったんじゃない?。
それとも最近このブログに書いたような「油断」かな?。
4/7俺の後ろには、立つな。その1
でも、冷え性の話をしていて「さみしさは指先からだよね?。」とかいう友達がいたら、やだ。
もしくはその意図をいろいろ考えてみて、やだにたどり着く。
ちょっと、へんだ。
僕が人よりもへんな点を考えてみたところ、「ばかっ毛を引っ張って遊ぶというクセ」が思い当たりました。
それと関連があるのか・・・。
ちょうど何かのツボ部分にばかっ毛があるとすると、かなりの回数、刺激しているはず。
確認方法としては、抜毛したら冷え性について真剣に考えるようになるかどうかを見たらいいかもしれない。
でも、「ばかっ毛を引っ張って遊ぶ」ことができなくなるくらいなら、僕は「さみしさは指先からだよね?。」と言ってしまう方を選んでしまうのです。

律速段階その2

あらすじ
夏に雪合戦的なことがやりたかったので、水風船による模擬ゲームを開催。
「蛇口」という補給ポイントを抑えるという戦略を構築。
小学生のあかしである奇声で、その火ぶたは切っておとされた!!。
-------------------------—
開始早々、蛇口に向かう7942とA!!。
そして対戦者であるBとC!!。
蛇口付近であいまみえる2チーム!!。
・・・
やっとゲームが既に破綻していることを悟ったので、とりあえず100個分の水風船を前もって作っておくことに。
それを50こづつに分け、再び拠点に戻る。
いく。
いくぜ。
出来上がっている水風船50個を目の前にした小学生は危険だ。
何をしでかすか分からない精神状態だ(何をしでかすかは分かっているが)。
そして、あらためてゲーム開始!!。
・・・
みなさん。
水風船50個をかいかぶってはいけない。
だいたい30秒。
30秒で投げきってしまうのである。
また、あまり遠くから投げても当たらないので、結局は拠点から離れなければならない。
中距離戦だ。
前線と拠点を行き来すること十数回。
そして、すぐ弾が切れたことに気付く。
しかし、2チームの周りには割れていない水風船が!!。
それを投げるが、やはりすぐなくなる。
やや、見ろ相棒。
相手チームの近くに、まだ割れていない弾があるではないか。
いくぞ、相棒。
こんな流れで、1分後には超接近戦になってしまうのである。
奇声から一分後。
色とりどりの割れた水風船が散乱する中、びしょ濡れの4人組。
彼らの心中に去来するものは、もちろんスタンドバイミー的なものではなかった。
雪はいいなぁ。
残弾のことは気にしなくてもいいから。
降りさえすれば、周りに無限にあるもんだからな。
もちろん水だって、蛇口をひねれば絶え間なく流れ出るのだ。
これらの無限をゲームにおいて有限に変えたのは、水風船の数であり、僕らのおこづかいだった。
こんな経験をしているから。
雪が降らないことは、僕は人よりも少し多く、ざんねんなのだ。

律速段階その1

雪合戦が楽しいことは、誰だって知ってる。
問題は、人数だ。
複数人いればできるけど、2人だとちょっと寂しい。
小学校などでは、雪の日は一大イベントとなる。
雪合戦が楽しいことは知っていたけど内向的な僕は、人を集められるカリスマ性を持つヤツが、雪合戦を言い出さないかと考えたものだ。
そんなある日、雪合戦の魅力が内向という壁を瓦解させた瞬間があった。
夏。
夏だったよ。
だけど、どうしても危険性の少ないボール的なものを投げ合って、それを避けたりして楽しみたい!、と思った。
仕方がないので水風船を100個くらい購入。
2対2のデイゲーム。
いつもの公園で待つは、言いだしっぺnimbus7942と参謀Aくん。
滑り台要塞で守りは万全だ。
対するは、ぶっちゃけ覚えていないB、Cくん。
残念ながら女子でないことだけは確かだ。
ジャングルジムを拠点にするとは、おろかな奴らだ。
ついに。
ついに、危険性の少ないボール的なものを投げ合うことができる。
と、興奮のさなか、Aくんが
「蛇口付近をおさえるべきだ。」との意見。
ナイス参謀、A。
取るべきストラテジーも決まり、あとはゲームをするだけだ。
そして、ついにゲーム開始の奇声が発せられた!!。
ごめん。
とにかく時間がないのでつづく。

創造事故

人は、創造する。
どんなに創造できないと思われるタイミングでも。
創造を忘れた人は、ブーである。
いつごろだったか。
連日大忙しで、疲れ果てていたとき。
自宅について自転車に鍵をかけたとき、自然と口にしていた。
「あぁ、もう、つかれんチョフ書記長だよ・・・。」
「疲れた」 + 「ゴルバチョフ書記長」なのだが、なのだがで片付けられないほど、「 + 」してはいけない2つだ。
何がいけないかって、とにかく単位が違う。
単位が異なるものを単純に比較してはいけないのである。
ただ、生み出した私の親心というわけではないが、口にしてみるとちょっと幸せになるような気もする。
どちらにしても。
もてあますような創造をした人は、ブーである。

朽ちた先客

男「ここのコーヒーはステップ3を省いた分、少し長めにドリってあるんだ。」
彼の話を聞きながらカップを置こうとしたら、うまく置けずにこぼしてしまった。
男「ここのカップ、取っ手のところに細かい装飾がしてあるから、指から外しにくいんだ。」
男「ここのボールはすごく高級で、コントロールもしやすいんだ。」
彼の話を聞きながらボーリングのボールに指を入れようとしたら、何かが詰まっていた。
男「ここのボール、穴のところに細かい装飾がしてあるから、指から外れにくいんだ。」
えー・・・。
追記
ステップ3を省いた分、少し長めにドリってある

最後の打席

良かれと思ってやってしまったことが、結果的に失敗だった、というのはよくあること。
よく見られるシーンとして「取って付けたシャレ」が挙げられると思う。
?
「君に恋しているんだ。魚じゃないよ。」
このようなパターンのことを口走ってしまい、午後5時から11時くらいまでの記憶がなくなった経験のある人は多いのではないでしょうか?。
?
A「それって、セクハラだよ。」
B「なんだよ?、セクハラって?。」
A「セクシャルハラスメントだよ。」
この例でBが黙ってしまった場合、よろしくないのはAだろう。
相手に合わないことを言ってしまったため。
もちろん、本気でBに怒りを伝えたいときは、効果テキメンかも。
ところが、上記のような瞬間氷河期なものでも、その人の持つパーソナリティによっては逆転満塁ホームランとなることも多い。
?
「君に恋しているんだ。魚じゃないよ。」
「え?なにそれ?。おもしろくな?い。」
「よし。じゃあ夜ご飯でも一緒にどう?。」
?
A「それって、セクハラだよ。」
B「なんだよ?、セクハラって?。」
A「セクシャルハラスメントだよ。」
B「よし。じゃあ夜ご飯でも一緒にどう?。」
見事なホームランです。
このようなタクティクスを布石として使う人もいるはず。
タイミングや場所。
相手や文化、国際化、美しい水の惑星、地球。
これらを鑑みれば、「取って付けたシャレ」も失敗しません。
追記
このまえ、僕が使いそうになった「取って付けたシャレ」は
「かなりタイムリーな情報だったんだよ。ヒットじゃないよ。」
でした。
そのとき、なんか分からないけど、「ヒットじゃないよ」がやけに寂しく感じたのです。
・・・「ヒットにしといたろうや・・・」
鑑みた結果、言うのをやめたのですが、思い出すたびに「ヒットじゃないよ」が胸をきゅんとさせるのです。

俺の後ろには、立つな。その2

昨日からの続きなので。
しかし、この「油断」から、万人が手を挙げて喜ぶようなものが生まれてくることもあるはずである。
「油断」した人が見つけたものが、「油断」していなかった人にとって青天の霹靂のようなものであった場合。
第三者の登場により、パワーバランスが一気に崩壊するのだ。
例えば、どこぞの会議室で「飴の新製品」の商品名を考えていたとする。
ポイントは
「さわやかな味」
「口臭をおさえる」
「ノンカロリー」
である。
「爽やかスッキリ飴」
小さく「ノンカロリー」と印刷。
これでとりあえずは丸く収まるはず。
しかし、家族関係、愛人関係と色々油断していた部長が、さらに「油断」していた。
「くちびらき、というのはどうかね?。」
「口開き」
・・・用も無いのに口を開きたくなるくらい、口臭もなく、さわやかであるということか・・・。
会議室は静まり返るだろうが、社員達の心の中は騒然としている。
「妖怪みたいで怖い。」
「ノンカロリーに触れないのは何故。」
もちろんこの例は僕が「油断」しているため、適切なものとは言えない。
だが、似たようなことがおきてうまく転がった例は、商業などにかかわらず結構多いのではないかと考える。
ビオフェルミンという商品のCMでは、「おなか急降下」というフレーズが登場する。
これとて、社員に紙を渡し「何か書いて」と依頼したら全て「おなか急降下」と書かれてあったわけではあるまい。
もしかしたら上記のような流れがあったのかもしれない。
今、僕は「油断」している。
「使える」と思う言葉が、出てきているのだ。
「ねむくなる成分」
先生の話。
何かのエッセイ集のタイトル。
ハンドルネームなど。
「含まれておりません」と組み合わせると、かなりいけると思うのだが、いかが?。
追記
僕が知らないだけで、みんな使っているとしたら、恥ずかしいなぁ。

俺の後ろには、立つな。その1

人間、こうも日々をただ過ごしていくと、どうしても「油断する」瞬間というものが出てくる。
ここでいう「油断」とは、別に車に轢かれたり、バイクに轢かれたり、自転車に轢かれたり、セグウェイに惹かれたりするとかいう方面ではない。
例えば、「今年の夏は、はいからバディ」というコピーが、どこからか発信されたとしよう。
はいからバディ。
2007年4月現在において、「来てはいない」言葉だ。
このコピーを受信した人のほとんどは、聞き流してしまうか、「ヘンなコピーだな」と少し思うだけだろう。
しかし、「油断」をしているとそうはいかない。
「えっ。はいからバディ・・・?。・・・よ、良くね・・・?。」
もちろん、上記の「・・・」では、彼は思いのほかいろいろ考えるのである。
「はいからって、今がちょうど寝かせどき?、それとも旬?。」
とか
「はいからな体型って、ちょっと想像できないな・・・。でもその分からなさがコピーとしては人の目をひくかもな・・・。」
とかである。
そして、総合的に「イケる!!」と踏んでしまうのだ。
ところが、結果はそのときの社会、文化にそぐわないものとなる。
彼は「油断」してしまったのだ。
ちょっと前に香水をどうこうする話を書いたが、その時期、僕は油断していた。
「人から花のかおりがするのって、考えてみたらおかしい。」と思ったのである。
外見
:ヒト、女性
:ヒヤシンス
かおり
:同一
ヒヤシンスの香水はないと思うが、こういうことだ。
外見、かおりのみの点を考慮する。
我々男の子がヒヤシンスに対してどきどきしたり、気をひくためにいじわるしないところを見ると、女性に対して意識するのは「外見>かおり」ということになる。
そして、上記の結論が出たあたりで「あぁ、僕は、「油断」していたな・・・。」と気付き、結論は「いいかおりの人は、良い」という事実に露と消えるのだ。
明日があるさ。
続く。