魔法の海

簡単に言うと現在20120617で、僕はディズニーシー経験者になっている。
時は5月27日。
初めてディズニーシーに行った。
そのときのことを何日かにかけて書こうと思う。
知人にディズニー好きがいて、よく音楽を聞いている。
あるいは映画を見ている。
そしてディズニーランド、ディズニーシーのことを語る。
行ったら面白いだろうな。
僕はそう思いながら、その人の話を聞いていた。
そりゃあ行ったら面白いだろう。
しかし近所にはないし、お金もかかりそう。
スタッフの人がうっとうしそう。
ならぶの?ならぶの?。
という感じだった。
しかし機会があり、行ってきたのである。
結果的に、その日は5割泣いていた。
感極まっての号泣とかではないが、いろんな意味で泣いていた。
5月27日は晴天だった。

景品

久しぶりに友達が集まるというので、秋葉原にて集合。
いつものように時刻通りに全員集まることはなく、しかも秋葉原ということもあって、時間までだらだら歩くことにした。
ポスターにアニメ絵が多いのは変わっていないが、駅自体が新しくなっている。
電気街の改札を出ると、これまたなにやら奇麗になっている。
コスプレ的な人がいるのは前からのような気もする。
以前あった味ある建物もなくなって、するどい形のビルが建っている。
先に来ていたひとりと合流し、駅前で目立つガンダム店とAKB店を覗くことにした。
ビームサーベルの傘があるねえ。
あるねえ。
みんな研究生の子なのかねえ。
なのかねえ。
少し歩いてUFOキャッチャーの店を見つける。
景品はアニメのもので、かさばるものが多い。
このかさばるのを、遅れてきたヤツにあげよう。
そう画策した我々は、大きなフィギュアに狙いを絞って、奴らが来るまでに取ることにした。
アームが箱をなぜる。
両替する。
コスプレの店員さんが取れないで騒ぐ僕らを軽く制す。
結果、僕らはいいお客さんになった。
今日の酒はうまいはずだ。

支度の色気

僕が思うに、人間というのは他人の「支度」に色気を感じずにはいられない生き物であるように思う。
例えば恋人と出かける時、相手がてきぱきと髪を整えたり服の乱れを直したりする。
時間のかかることにいらだちながらも、みるみるまとまっていく変化に心動かされるのだ。
他意はなく、象徴的なイメージなので気を悪くしないでほしいのだが、例えば「義眼を入れる仕草」。
あれは確か球状ではなかったと記憶するが、何かのエッセイでそのやりとりを呼んだ時、妙にそれが気になった。
最近のある漫画でもそんな内容のものがあり、やはりそれは色気を感じさせるのだった。
これも一種の「支度の色気」ではないだろうか。
ただ注意したいのは、注目される「支度」があまりにローカルだと困ってしまう可能性がある点。
「朝でかけるとき、かならず羽の先を濡らす彼氏」
必要なのだろう。
羽の先を濡らして玄関を出るのだ。
確かに、羽の先を濡らしていくイメージは、それほど悪くない気もする。
しかしこの場合、どうしても色気よりもまず「羽生えてる!!」が来てしまう。
そこから「まあ生えていることもあるかな」。
「出かける前には羽を濡らす必要があるんだね」。
「あっ、今日も濡らしてるね」
「あれっ、今日は濡らしていかなくていいの?」
この辺でやっと色気。
3ヶ月くらいかかる。
飽きたので終わり。

敗北の上清

誰しも、負けるとわかっている勝負をやりたくはないものである。
しかしそれがわかったとき、ただふてくされるだとか、投げやりになるだとか。
土下座で終始やり過ごすだとかは、ちょっともったいない。
そこから得られるものを模索するのはどうだろう。
もちろん敗北から得られるものだから、気分のいいものばかりではないだろう。
だから、その中でも重要なもの。
エッセンスを得られればいいのだ。
例えばテトリスの対戦で負けてしまったとする。
このとき、その敗北の原因として重要なのは「ブロックの素材が柔らかければ、あの隙間にねじ込めたのに」や「相手のテクニックがすごかった」。
「ブロックを落とす位置を間違えることが多かった」ではない。
「テトリスの対戦結果は、そうでもない」だ。
これが一番重要だ。
あるいは刑事ドラマで、綿密なアリバイをくずされ自供に追い込まれる加害者。
この敗北で得なければならないのは、「些細な計画上のミス」や「プランにないアクシデント」ではなく、「殺人、よくない」だ。
「殺人、よくない」。
今後、それを行う事ができないだろう加害者がそう汲み取ってくれれば、その敗北の上清はより純度の高いものになるだろう。

メモを消化

バカリズムとアフォリズムをかけようと思っていたら、既にいろんな人が書いているようなのでざんねん。
ヘタすると、本当に由来がアフォリズムだったりするようなセンテンスも検索でき、これは書けない。
しかしその下のメモには「ちんちんを、さも生殖器ではない風に言おう」「妻に気を許さない」と書かれている物だから、いったいどうすればいいのか。
「どうしても録音時に小さいノイズが入るから、集音のTmv値をちんちんベースでやってみよう」
とりあえずやってみたがどうだろう。
もちろんTmv値というものは存在せず、もし存在していたら、うそとわかりきって書いた僕とTmv値の劇画的出会いがここで訪れる。
もとの話題を考えるまでもなく、次の「妻に気を許さない」について考えてみると、今はこうなった。
「それとも私にする?のセリフ前までに、風呂か食事かを決めておく」
ほんと、今はこうなったわ。

ヒナを拾う。その2

昨日からのつづき。
【あらすじ】
知人が何らかのヒナを拾ってきた。
=====
賞味期限切れのミールワーム缶詰をあきらめ、外の鳥かごを眺めてみる。
そのヒナは結構元気で、かごの中を跳ね回っていた。
いったい何のヒナなのだろうか。
近所は木に囲まれているため、ここは鳥には事欠かない。
僕は部屋に戻り、何のヒナかを調べようと思った。
すると、妙に外が騒がしい。
よく鳥が来て騒ぐ庭なのだが、それにしても騒がしい。
もちろん思い当たるフシがあるので、そっと覗いてみた。
庭はハト、オナガ、ヒヨドリがそれぞれ1から2羽で来ているようだ。
僕はてっきりその中の誰かが親なのかと思っていたのだが、ヒナはそちらを見ていない。
ヒナの視線を追うと、遠くの電線に停まっていたムクドリが鳴きながら庭近くの屋根にとまった。
それと同時に聞こえたヒナの甘えた鳴き声で、このヒナの種類は分かった。
屋根のムクドリは、人間にはどういう感情なのか性格に把握するのは難しいのだが、鳴きながら林の方へ行く。
ヒナはそれを見ながら鳴く。
それを繰り返しやっているのを見て、これなら親鳥はすぐヒナを見つけられるだろうと思った。
元気なヒナは枝を跳ね回って移動もできるだろう。
僕は知人が拾った場所だという駐車場あたりに行ってみるしかなくなった。
僕の身長と猫の限界、そして僕らの心配が晴れる高さが調和した枝を探すためである。

ヒナを拾う。その1

知人が何らかのヒナを拾ってきた。
林に近い駐車場で、となりの駐車スペース付近をぴょんぴょん跳ねていたらしい。
猫の多いここらのことを思い出し、近くの家のぞうきんを拝借。
そのぞうきんに包まれて今、我が家の庭を知人がうろうろしている。
倉庫にしまってあった鳥かごを持ってきた。
そこに入れると、それほどおびえた感じもなく毛繕いをし始める。
僕は鳥には明るくないから、いまいち何の種類かはわからない。
この辺だとオナガ、ヒヨドリあたりだが、オナガのヒナではない。
外傷もみられないような野鳥を飼う訳にも行かないが、飛べないというのも困る。
途方にくれつつも、とりあえず餌を食わせつつ居間で飛べるかどうかを毎日確認。
飛べるようになったら放つ方針を取る。
黄色いくちばしの形は「木の実ばっか食います」という感じでもない。
こっそり話すが、うちではオナガのヒナを長い間保護していたことがあり、そのとき「ミールワームの缶詰」をあたえていた。
「ミールワームの缶詰」
人はなんていろいろな物を作製しているのであろうか。
残っていたそれは賞味期限が過ぎていた。
うーん、賞味?。

生身でゴー

あいつ、生身なのに走っているいのししの前に割り込んだよ。
ドMだなー。
というメモがあったのだが、人はどれほどから「生身」を主張してよいのだろうかと考え込んでしまった。
全裸
確かに、目をみはる生身である。
しかし、例えば熊に対して、この状態で立ちはだかったらどうだろうか。
スーツ
結構生身なのではないだろうか。
そう考えると、生身は比較対象があって初めて「ああそれは生身だね」と納得できるものらしい。
相手が何らかの戦闘ロボなら、ヘルメットをしていても「あ、あの人、生身でロボに体当たりした」みたいに言えるし、ユニクロンが相手なら、ガンダムに乗っていても生身である。
この肥大性はそのままそっくり逆方向へ行けそうである。
一見、全裸が最終形な気もするが、例えばこれはどうだろう。
全裸(全剃毛)
全剃毛という言葉があるかどうかわからないが、単なる全裸よりも、より生身な気がしないだろうか。
そして生身への意気込みも感じさせる。
こうなると、次はどうだろう。
全裸(全身傷だらけ)
これはテイモウよりもさらに生身な感じだ。
とにかく、生が出ちゃっているポイントが高い。
しかし、もうお気づきの方もいるだろうが、この逆方向への肥大性は無限ではない。
なにせ、続けて行った結果は「がいこつ」になりそうだからだ。
がいこつ。
全然生身じゃない。
あたたかくない。

そうですね。

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!。
なんだよー。
黙祷かと思ったら、川平慈英かよー。
ハンカチを忘れた時、トイレで手を洗ったときに手を組む仕草で濡れを取ろうとした行動が激しく非難された事のある、一輪の浜ゆりことnimbus7942どぇーっす!!。
今思ったんだけど、少年野球で「リーリーリー」っていうかけ声。
あれって「リード」のことなのかな。
ヒットして塁に出た選手がやる、ベースから少し離れる行為。
だったとしたら、リードしてるってばれるから言わなければいいのにネ。
ましてや「リーリーリー、ゴーッ!!」って言ったりもする。
大丈夫だ。
ゴーするのは相手が決めるから、言わなくていい。
「リードしてベースから離れる距離と、その選手が全裸で町を歩ける最大の距離は同じである」
いっけねいつものトラウマが出ちゃった。
やっべトラウマじゃなくてトリビアだ。
そう言えばトラウマって肉食の虎と草食の馬だから、放っておくと「トウマラ」になるんじゃない?。
やっだ気持ちの悪いひねり。
こんなのなぞなぞで出されたら、そいつの目薬にアルコールジェル仕込んじゃうかも。
目薬を構えてそれが到達するまでの、目付近のあの緊張。
ジェルだから、より長く感じるだろう。
そして実際に到達したときのアルコール。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!。
そう叫んでくれたら本望だヨ。
でもかなり目に良くないだろうからやめようね。
このノリも当分やめるから。
じゃあね!!。