変換効率、3

昨日から
【あらすじ】
川柳(五七五・・・17文字)で、すごく字を余らしてみる。
=====
先日までのことは水に流し、以下を見てもらいたい。
ちょこちょこさー
 ちょこちょこちょこちょこ
  開いてるしー
手っ取り早く、単純に長そうなのを考えた。
この句は、冷蔵庫を頻繁に開けっ放してしまうことの多い彼に対して、彼女の思いがうたわれたものである。
26文字だ。
「開いてるしー」を「また開帳ー?」などにすると、さらに稼げる。
だいぶ字を余らしたので、満足だ。
ちょっと趣向を変えてみる。
ファイトファイトオー
 ファイトファイトファイトファイトオー
  ファイトファイトオー
日ごろ、懸命に働いている人々を応援する句である。
「ファイト」は気持ち「ファイ」と言えば「ファイト」に聞こえるのを利用している。
それにしても、これだけ「ファイト」を並べると、わけわかんねー。
38文字。
こうしてみると、字余りなんてものは、余っているのを気にしてしまうから余り感が読んだとき出てしまうのであって、頑張ればどうにかフォローできるものなのかもしれない。
フォローしてどうする、という向きもあるが。
僕はフォローしてみて、どうにもならなくなったらやめる、というスタンスなので、これはいかが?。
fight fight oh
 fight fight fight fight oh
  fight fight oh
すげー。
46文字だ。
・・・何?。
半角英数が、ずるい?。
fight fight oh
 fight fight fight fight oh
  fight fight oh
とりあえず全角にしといた。
まぁ、やめますけどね。
<おわりに>
本ブログ考え中に生まれ、気に入ってる句。
さえずりが
 ロック調だイェイ
  あのオウム

変換効率、2

昨日から
【あらすじ】
川柳(五七五・・・17文字)で、すごく字を余らしてみる。
その際、うまく字をたくさん余らせるため、指標として単位ミダラーを使用。

暑き夜
 ミッドナイトウェイ
  サーカスだ
19文字
「ミッド」「ウェイ」は、それぞれ3文字であるにも関わらず、2文字扱いで、どうにか五七五ってる。
許容された値の1.5倍なので、「ミッド」「ウェイ」系は「1.5ミダラー」となる。
ミダラーが高い値の変換法を用いれば、たくさん余らせられるはず、かと。
=====
次に「ちょっと」や「ファイト」を考えてみよう。
ねぇちょっと
 ちょっとちょっとねぇ
  聞いてるの
21文字
もうすぐだ
 ファイトファイトオー
  がんばって
20文字
※一応、五七五のリズムは損なわれないことを確認。
<ミダラー変換>
ねぇちょっと
・・・ちょっと:4文字/3文字=1.3ミダラー
ちょっとちょっとねぇ
・・・ちょっとちょっと:8/5=1.6ミダラー
ファイトファイトオー
・・・ファイトファイト:8/5=1.6ミダラー
ここで僕らor僕は、いくつかの発見をする。
?字余りは小さい文字「ぇ、っ」だけでなく「い」もイケる、ということ。
これは昔から研究されていたようで、字余り部分には、単独母音(あ行)が含まれている場合が多いらしい。
たぶん伸ばし棒「?」(音引き)もイケるだろう。
?それと、場所によって同じ言葉でもミダラーが変化することだ。
ねぇちょっと、の「ちょっと」が1.3ミダラーに対し、(ちょっと比べ方が違うが)ちょっとちょっとねぇ、の「ちょっと」は1.6ミダラーだ。
このことより、その言葉を使う場所に加え、言葉を繰り返し使うことにより微小な誤差を埋める効果がある、を疑うことができる。
上記の1.6ミダラーは先日の「ミッド」、1.5ミダラーを超えているが、この点、どちらをどのように使用すればよいのか、難しそうだ。
明日、そんなことは深く考えず、終結。

変換効率

すこし前、川柳を書いた。
暑き夜
 ミッドナイトウェイ
  サーカスだ
これを読むには、少しコツがいる。
「ミッドナイトウェイ」をテンポよく言うのだ。
・・・
川柳では「ミッドナイトウェイ」、この場所に7文字分のスペースが約束されている。
上の句では、その中に9文字入ってる。
それは「ッ」「ェ」(拗音・促音のたぐい)のおかげだ。
この並びだけでツェツェバエが思い出されるよ。
すごいな、ツェツェバエ。
「ッ」「ェ」を含んだ「ミッド」「ウェイ」が、いちおう3文字なのに、2文字扱いにすることができるから、7文字スペースにいられるのだ。
そうなると川柳。
約束された場所、17スペースに、どれほど文字を入れることができるのか、気になるところ。
ある程度は安定感を損なわず、しかも多いもの。
・・・
まず、効率よい変換を模索してみよう。
先ほどの「ミッド」「ウェイ」は、3文字を2文字扱いにすることができたから、許容された値の1.5倍の大きさだ。
なんとなくこれをそのまま、「変換効率は1.5ミダラーだね」ということにする。
※「新しい単位」ぽいが、「ミダラー」でどうにかオリジナリティを保てていると確信している。
必然的に、このミダラーが高い変換を17文字内に施しまくれば、長いものができるはず。
字、思いっきり余らせてやろうぜ!!。
明日。

ミルフィーユ

※昨日からのつづきですが、これだけ見ても、別段不都合はありません。
僕は、はじめて入るお店で、必ずおいしいものを注文できる。
この能力については、本当は秘密のまま、墓場まで持って行く決意だったが、そこまでしつこく聞かれてしまったら、しょうがない。
もう一度言う。
「僕は、はじめて入るお店で、必ずおいしいものを注文できる。」
和食屋でも、ラーメン屋でも。
はずれを引いた友人の、羨望のまなざしを受けながら、僕は和風とんかつ定食に舌鼓を打つ。
そのケーキ屋でも、僕はいかんなくその能力を発揮する。
メニューを見たとき、もうわかったんだ。
僕の視線は、おすすめアイテムをかいくぐり、ひとつの項目にくぎづけとなる。
「僕は、ミルフィーユ。」
同じくメニューを眺めていたふなむし君は、なにやらミドルネームが入っていそうな名前のやつを、エミュー君は確か、ショートケーキのようなものを注文した。
ほら、もうこの段階で、彼らが注文したものなぞ、覚えていないのだ。
そのくらい、ミルフィーユとそれらのおいしさには、差がある。
そう確信しているのだ。
自信満々で、そう、おそらく少し全身が光っていると思われる僕の前に、ミルフィーユが置かれた。
おいしそうだ。
おいしい。
すげーおいしい。
虫歯も気にならない、と言えばうそになるが、それまで
虫歯:ケーキ:少年犯罪について=7:2:1
だったのが、
虫歯:ケーキ:少年犯罪について=1:7:2
くらいにはなった。
哀れなり、ミルフィーユ以外を注文したものどもよ。
見てみると、友人1は、なにかそう、油粘土のようなものを皿の上でこねている。
友人2は、なにかそう、天花粉を体につけるときのスポンジ、そんなものにナイフを入れている。
それでも彼らは、顔はおいしそうな風だ。
バカメ。
ミルフィーユが一番に決まっているのだ。
仕方がないので、僕は彼らに「自分は、はじめての店で、一番おいしいものを注文できる」能力のことを告白した。
すると、お前の注文したミルフィーユがそうなのか、と聞く。
もちろんだ、と答える。
すると、何が一番おいしいかなんて、わからないじゃないか、と言う。
仕方がないので、ミルフィーユを分け与える。
彼らは、それもおいしいが、自分のもなかなかだ、と言う。
少しもらってみると、確かになかなかだ。
しかし、言い換えると、なかなかどまりということだ。
僕は思った。
「例えば、空に向かって大あくびをしたとき、ふと口の中に入ってくるとしたら、どれがいい?。」
「ミルフィーユでしょう?。」
僕は、なかなかだけど、やっぱりミルフィーユだよね、と言った。
彼らはなぜか、まだ不満そうだ。
仕方がないので、カレンダーのときにも書いた話、
「ラム肉を冷蔵庫に入れておくと、1年弱でマトンになる」
「電車の優先席は、虫歯の場合はC3から座れる」
といううそを伝えた。
・・・
本日の本当の目的、土鍋を買う、というのは達成できなかった。
帰りぎわ、ネットで購入する担当となったふなむし君に「IHでも使える土鍋」のことを依頼する。
エミュー君は知っていたが、世の中は、土鍋でもIHのことを気にすることになっているのである。
驚きだ。
虫歯がうずくので、帰りの電車に乗る。
IHでも、IHの使者(エミューのこと。地デジに対するSMAP草氏のような立場と思われる)でも、虫歯のうずきは、止められないのだ。
虫歯は、まだまだ我慢しなくてはならないだろう。
ちなみにこの日、何を思ったか、僕は乳首の透けるシャツを着ていた。
よって、先日より続くこの話では、僕はずっと乳首が透けているものとして、読んでもらいたい。
おわり。

9/13 カフェ。

9月13日。
銀座、曇り。
歯が痛む。
ケーキ屋にいるからだ。
何か不審な動きをしようものなら、黒服がわんさと出てきそうなたたずまい。
そのケーキ屋の印象だ。
ここの門を、人生であと一回は、くぐる。
出るときだ。
慇懃そうに見えるが、全くそのとおりな動作で席を案内する、初老の男性。
ここはそういうベクトルの執事カフェか。
慇懃そうに見えるが、全くそのとおりな動作でメニューを持ってきた、初老の男性。
注文を待っている。
全く慇懃な動作を終え、じっと待っていても、彼はどこから見ても慇懃だ。
?????????
「ミスター、ミスターインギン。今日はどちらへ?。」
「いやあ、古い友人に、手紙を出そうと思ってね。」
「そりゃあいいや。インギン、もうすぐ降りそうだから、傘持ってってよ。」
「ありがとう。」
?????????
僕の考えた、彼の日曜日。
ちなみに、最後の「ありがとう」の調子(イントネーション?)は
「あり(↗)がとう(↘)」ではなく、
「ありが(↘)とう(↗)」だ。
メニューには、細工じみたケーキが。
おいしそう。
と、ここでやっとこ「9/13」シリーズの本題に。
僕の、人に誇れるスタンド能力。
「はじめての店で、必ずおいしいものを注文できる」に触れる。
次回。

9/13 銀座。

9月13日。
銀座、曇り。
歯が痛む。
昼食にお好み焼きなんかを食べたからだ。
人が多い。
もし、僕誘導ミサイルが放たれたとしても、ここにいれば安全だろう。
ただ、ここであせったら迷うのは確実だ。
痛くて、迷ったら、悲惨にもほどがある。
慎重に集合場所に向かう。
時間はすこし過ぎてしまったが、そこには友人が待機してくれていた。
なんらかの突然変異的な理由で、病的なまでに色白でアルビノな「ふなむし」君。
立川うどのようだ。
エミューのモノマネが得意な「エミュー」君。
頭がよい→出来杉と命名、のようだ。
Apple Storeを冷やかしつつ、僕らは銀座で、本日のターゲットである土鍋を探すために動き出した。
土鍋はネットで買うことにした僕らは、喫茶店で何か食べようということになった。
ここでついに歯が死ぬほど痛いことを吐露した僕だったが、さほど喫茶店探しに影響することなく、おのおの「ケーキが食べたい」「チーズが食べたい」などの意見を頻出。
30分ばかり、失われたアークを求めるレイアースのようになった(いろいろ間違い)。
道中、エミューが言う。
「和菓子はやめたほうがいい。あんこの、虫歯に対する攻撃力は、目を見張るものがある。」
同感だ。
道中、ふなむしが言う。
「何か、クレープのようなものが食べたい。」
何を言っとるんだ、この子は。
その数分後、僕らはエミューのすすめる、なんだか全て時価です、といった雰囲気のケーキ屋に入る。

9/13 吉祥寺。

9月13日。
吉祥寺、曇り。
歯が痛む。
夜明けまで飲んでいて歯磨きをしなかったツケが、今までの怠慢な歯磨きライフのツケに加わり、それが神経に達した。
歯磨き、前歯に激痛。
ブラシが通過するたびに、声が出る。
今日は知人へのプレゼントを友人とともに選ぶため、銀座で待ち合わせだ。
本来は歯医者へ直行するべきだったが、あいにくどこもやっていない。
じゃあせめてどこの歯医者を選ぶかと、ネットで調べてみたが、口コミはどこまで信じていいものやら。
とりあえず場所優先でアタリをつける。
「院長先生がやさしい」の口コミを、信じる。
院長先生を想像。
SLAM DUNKの安西監督みたいな顔なので、だいじょうぶだろう。
この行動が、本日における僕の歯治療への意気込み結果、最前線となる。
早めに昼食を取る。
ところで、基本的に歯が痛い人は、その日の生活全てが「歯、中心」になる。
「この行動は、この痛んでいる歯には、特に影響しないか?。」
「YESか、NOか。」
僕が昼食にお好み焼きとやきそばを選択したのは、YESと判断されたから。
しかし、それらを目の前にすると、やはり緊張する。
虫歯にとって、卵はYESかNOか。
キャベツは。
豚肉は。
イカは。
ソースは。
お好み焼きだ。
検討する具材が多い。
しかも、近くではやきそばも、うまそうなにおいを立てる。
だが、一度は混乱した僕だったが、すぐに「やきそばに含まれているものは、たいがいお好み焼きに全部入っているだろう」と冷静になり、そのお好み焼きについても「まぁ、YESだろう」となったため、両方をいただく。
ひどく、まずく感じる。
舌で虫歯部分を探り、やはり痛むことを確認しながら、銀座に向かう。
ふなむしとエミューがいるはずだ。

世界平和度指数

世界平和度指数。
算出の仕方等、興味のある方はgoogleのテキストボックスに「平和度」と入力後、いづれかの指でEnterキーを押してもらいたい。
どのくらいその国が平和か。
数値で出るらしい。
最新のランキングで、日本は5位である。
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「世界で5番目に平和な国」
電車に乗ってくる人が、ちゃんと降りてくる人を待つ。
鍵穴が廃れている。
路上で寝ると、起きたときは自宅のベッド。スクランブルエッグが用意されている。
みんなよく歌っている。
夜が明けるとともに目覚め、日が落ちるとともに寝る。街灯もない。
譲りすぎで誰も座らないため、電車の座席が廃止。
国を挙げて「手巻き寿司をキレイに作るには、どれほどのご飯を巻くべきか」の研究にいそしむ。
「警察署内ツアー」が流行。
雲を眺め続ける仕事がある。
電車の遅れたことをわびる車掌を慰める乗客が多いので、混雑する。
お店にシャッターがない。
ATMコーナーに、お札が平積みされている。
ちょうちょを追いかけている人が多い。
お父さんのギャグに、家族全員が笑う。
防犯グッズコーナーには、パーティー用品がある。
機密書類が、ばんばん風に飛ばされている。
何気なく立っていると、どんどん後ろに並んでくる。
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平和度指数を算出する調査なんて、高が知れているようだ。

おもてなし番外

昨日から。
【あらすじ】
あなたは、お客さんをもてなしたいのだが・・・。
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大変だ。
紅茶がない。
ケーキもない。
モノポリーもない。
相手の好きな球団もわからない。
あとは主に、吉幾三と電気グルーヴが歌ってたものくらいのものがない。
もてなすための何かが、全くない。
・・・あわてるな。
何かはあるはずだ。
何かを、よく探してみろ・・・。
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1.お客さんの首筋に、大きなイボを発見!!。
→「おめでとうございます。出芽はいつごろに?」と言うこと。
2.けんだまを発見!!。

a)たまの穴に紙粘土を詰める。
b)お客さんにやってもらう。
c)けんに刺さらないのを紙粘土のせいにすること。
3.お客さんが「今日はあまり時間がありませんので」と言ってきた!!
→玄関に小さな居間を用意すること(イスとテーブルを持ってくる)。
4.テーブルの上にマヨネーズを発見!!。
→容器のくちを、自分の方に向けること。
5.お客さんの鼻毛が出ているのを発見!!。
→「それほどの烈毛。出さないようにする術は、もはやないですよね」と言うこと。
6.お客さんの鼻毛が出ていないのを発見!!。
→「まぁ、よく出さずにお越しくださいました」と言うこと。
7.お客さんの唇がかっさかさだ!!。
→「あ、唇に何かついていますよ」と、リップクリームを塗りたくったティッシュを渡すこと。
8.雨が降りそうだ!!。
→「お寝巻きは、父のものでよろしいでしょうか」と聞くこと。
9.お客さんの頭に、ハエが止まった!!
→「みんなの癒し系ですよね」と言うこと。
10.特に何も発見できない!!。
→「なんか、お客さんのそばの空気、キレイになってません?」と言うこと。
こんな感じで、おわりにしますか。
おもてなしもできませんで。