飽きフラグ

ちかごろ、久々にカラオケに行った。
複数人で行くカラオケは難しいもので、あまりに有名な曲を歌おうとするとかぶるし、あまり最近のものだと知らない。
と言って超個人プレイに走ってしまうと、5分と空気がもたない。
そんな中、僕は昔CM等で流れていた曲に交え、ユニコーンのローカル曲「忍者ロック」を中熱唱し、大失笑をかった。
アニソンタイムでは「ロマンティックあげるよ」を、感じとしては「浪漫献上」的な音域で、マイクを通してつぶやいた。
そんな、アゲアゲカラオケだった。
使い方、あっているのだろうかアゲアゲ。
ところで、長時間のカラオケは「飽き」との戦いでもあることは周知されている。
歌っている横で飽きられるのは辛いが、そもそも素人の歌声で飽きが解消されるようであるならば、玄人は必要なくなってしまうだろう。
ということで、もうかなり色々な方面でやられているであろう、人間の行動に見る「飽きフラグ」を考えてみた。
・ケータイを見る(飽きフラグ:3本立ち)
挙げるのもイカンと思うが、これは外せないだろう。
だいぶ飽きている。
どのくらいか。
夜中2時半。
例えば誰かが歌っている最中に、飲みかけのジュースをこぼしてしまったとする。
「俺、ぞうきん借りてくるよ!!」
彼はぞうきんを借りに行き、そのまま帰ってしまうのである。
終電もないのに、だ。
・曲リスト本をペラペラしだす(飽きフラグ:2本立ち)
これも「飽き」がなす行動だ。
そして、ペラペラすると、キワモノ系の歌手や曲が見つかったりするので、ちょっと楽しかったりする。
飽きているものにとっては、ちょっとした刺激だ、キワモノ。
・リモコンの裏を見る(飽きフラグ:立ち始め)
些細な行動である。
だが、おそらく飽き始めに見られるこの動き。
いわば飽き滑走路のスタート地点で、確実に飽き始めていくことだろうそうそれは石が坂道を転がり落ちていくように。
リモコンの裏を見て、何かあるとでも言うのだろうか。
歌っている人はその点、問いただしてみてもよいだろう。
と、こんな按配だ。
とにかく挙げたらキリなさそうな、カラオケでの「飽きフラグ」。
でも、自分が歌うこととかで帳消しにできるなら、まぁいいよね。
ということで、カラオケに行った話に「飽きフラグ」のことを躊躇せず書く僕に、幸あれ。

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