あけて、しまうのだろう・2

昨日からのつづき。
【あらすじ】
物語で登場する「箱」は、開くか開かないかの2パターンだ。
読者によっては「うーん、中身そんなん?」と思っちゃうけど、しょうがないか・・・。
箱。
なんかいい感じのものが、入って、もしくは入ってない、かねぇ・・・。
・パンドラが箱を開けると、あらゆる災いが飛び出た。あわてて閉めたが、もう箱の中にはピレパラアースしか残っていなかった。
・お母さんが大事にしていた箱。亡くなる直前に渡してくれた。そっと蓋を開けると、一対のハンドグリッパーが・・・。
・悪魔が封印されているという禁断の箱。封を解き、開けてみようと思ったが、すでに蓋のところにモーラーの入りきらなかった部分が、出ていた。
・・・。
「うーん」となりました。
こんなのだったら、むしろ全然関係ないほうがいいや。
・パンドラが箱を開けると、抜け毛が減りました。
・お母さんが大事にしていた箱、を非破壊検査に回そうと思っていたけど、なくしちゃってた。
・悪魔が封印されているという禁断の箱、だと思っていた箱は、だまし絵だった。
まだこっちの方が、「うーん」率が少なくていいや。
「なにー」率は高いけど。
当ブログっぽく、ゆるく終わり。
ちなみに、今回書いてて思ったのは、物語で「箱」が出てきたら、作者はその扱いについて、かなり明確なターゲットを持っていそう、ということ。
何を入れるのか、もしくは入れないのか。一挙両得はムズいからなぁ。
ということで、僕は「箱」を開けたら抜け毛が減りました、と書く作者を、本屋でよく探しているのだ。

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