貫く悲哀の11月

以下2008年 カレンダーの回想です。
2007年 カレンダー
2008年 カレンダー
【11月1日 長い試験期間を抜けても、雪国であった。】
:僕はまだ、トンネルに入ってない。
【11月2日 運動会の翌日、教室はさわやかなサロンパスの香りに包まれていた。】
:その次の日も、だった。
【11月3日 ホテルの部屋に着くたびに、額縁の裏をチェックする、あいさつ。】
:ちょっと楽しみなんだよね、これ。
【11月4日 亀が線路に入り込むのは、かなり練った計画の、結果である。】
:いつもあそこらへんで頓挫するんだ、計画。
【11月5日 貞子「どこに行ってもギャーギャー言われる、そんな時代もありましたよ。」】
:今は寝かせどきかも。
【11月6日 どんなに期待されたとしても、コアラには、ただ寝ることくらいしかできなかったのである。】
:寝てるばかりでも。つらいんだ、コアラだって。
【11月7日 青春。僕らのこころは、いつだって姉歯物件だった。】
:コメントいらず。
【11月8日 良心の呵責が、視認できるほどに育ちました。】
:コメントいらず。
【11月9日 ハエが僕を見て、食欲を覚えるシーズン。】
:なんか怖いな。
【11月10日 ハエが僕を見て、食欲を覚えるリーズン。】
:なんかもっと怖いな。
【11月11日 金さん!!。そろそろ例のヤツ、お願いしますよ、例のヤツ。】
:出しづらい。
【11月12日 年末格闘技スペシャル「ついに!!。オセロゲームにあの、グレー参戦!!」】
:ちょっと、視聴率かせげるんじゃないだろうか。
【11月13日 除霊効果つき写真立て】
:かなりスマートなバランスの上に立っていて、いいと思うのですが。
【11月14日 ビールにつられるナメクジたちは、その味を全身で感じることができるだろう。】
:たぶんね。
【11月15日 ペルシャ猫「俺が膝の上にいないとあいつ、貫禄出ねぇんだ。」】
:社長さん、そう思われてますよ!!。
【11月16日 ヘレン味あふれる西川家。】
:なんだ。なんでもあふれることはいいことだよ。
【11月17日 このウミホタル、モールス信号でSOSを発してるぞ!!。】
:いろいろ考えられそうなシチュ。
【11月18日 火だるまさんがころんだ。】
:かなりいいと思ったけど、もうみんな知ってんだなー。ざんねん。
【11月19日 あれ、お前の今の動き、鳥獣戯画っぽかったよ!!。】
:こないだサントリー美術館に見に行ってきました。
【11月20日 すっかり 静かだ やるせなす】
:(湖畔の ようだね やるせなす)
【11月21日 目くばせ けなげだ 石井ちゃん】
:(がんがん いこうよ 石井ちゃん)
【11月22日 そんなことより電車座席の足元から暖かな空気が出ているか、が問題だ。】
:まぁ、この季節くらいから問題ではあるね。
【11月23日 この店は新装開店をやりすぎているので、もはや新装する場所が無い。】
:こころがまだ残ってる。
【11月24日 「明け方の地震ですと、およそ3件、上の階の人がなわとびをしているという誤報が入ります」】
:不思議な事に下の階の人がどうこう、という誤報はないんですよ。
【11月25日 ダイレクトメール from カナダ? ♪】
:そんな感じの歌が、むかしむかしありましたとさ。
【11月26日 「効きが悪い」と、両腕の血管にクロスで覚せい剤を打つ男性。】
:気持ちとしては左腕に打ったのを、右腕から吸う、みたいなことになるのがいい。
【11月27日 どんなに厚く、のり付けをしても、所詮はのりのやることですから。】
:けど、ときどきすごく必要になる。それがのりである。
【11月28日 最後の一本だから。そう言ってホッチキスの針の先を研ぐ匠。】
:孤高である。
【11月29日 君を1000%にするくらいなら、僕が1/10になるよ!!。】
:なかなかいいんじゃないでしょうか。
【11月30日 財布のぶ厚さのほとんどは、絆創膏が占めています。】
:こんないい人は、たぶん聞かれてもいないのに「あぁ、これは絆創膏で分厚いだけですから」とか言うんだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です