バックグラウンド

尾田「北木さん、今日もいませんね。」
柴野「・・・そうだな。」
尾田「今日の舞台も忙しいですよ。何だか、北木さんがいなくなったんで、最近は二人でやりくりしてますね。」
柴野「・・・そうだな。」
尾田「でも、不思議ですよ。今回のは、黒子が必要な場面が多いヤツなのに、なんでやりくりできるのかって。」
柴野「・・・。お前は若いから、一度だけ話を聞かせてやる。」
尾田「???」
柴野「黒子は、達人の域ともなると、本当に見えなくなる。」
尾田「またぁ。」
柴野「そして、さらに鍛錬されると、その存在も確認できないものとなるそうだ。」
尾田「北木さんがそうとでも?。」
柴野「・・・俺達の「札」が部屋の前にかけてあるだろ?。」
尾田「あぁ。個人名の書かれた。ひっくり返して、不在を表すやつですね。北木さんは「不在」でしたよ。」
柴野「あれが消えたとき、黒子は「そういう」存在になる。」
尾田「・・・それが本当だったら、そんな話は生まれないはずじゃないですか?。」
柴野「・・・そうだな。」
次の日、いつものようにかかっている2枚の札が、やけに殺風景に見える。
今日も、忙しくなりそうだ。
追記
黒子制度がわからないので、だいぶテキトー。

「バックグラウンド」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    つまるところ、
    クラスで「あれ、あいついたんだ?」的な子は黒子が適職と言いたいのですね?
    ・・・この発言がPTAの耳に届かないことを祈る。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    「あいつはようしゃべるよね」的な子は
    黒(柳徹)子が適職であるという。
    あーもういじりやすいな徹子!!。

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