低姿勢行進、続々。

【あらすじ】
サザエさんエンディングで、一家が家に入ったあとに家がぐいーんぎゅぽーんとなる。
何が起きているんだ。
◆憶測1
家の奥のカベと天井にスイッチがあり、帰宅時に押さないと家が爆発する仕様だった。
◆憶測2
家の中がスポンジで満たされていた。
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考えてみた。
◆3.サザエさんが玄関先で転んだ。
今、調べるのもめんどいので確認できていないが、確かサザエさんが先頭で家に入っていた気がする。
そして、彼女は家の中に入る間際まで、後ろ向きに歩いて、皆を先導していたように思う。
それで、足が疲れてしまったのだろう。
サザエさんは玄関で転んでしまうのだった。
そこに、あとから続いて家族が入ってくる。
それは、次々と押し寄せるのである。
結果、彼らはサザエにつまづき、続いて転倒。
波に乗った船の上に、鰹や鱈が。
大漁である。
大漁が家の中で起きた結果、あのような家の動きとなるのだ。
◆4.玄関のスリッパが固定されていた。
これは「ガキの使い」罰ゲームでもやられていた、秀逸なイタズラである。
サザエさんが家に入る。
あとから続いて家族が入ってくるのだが、サザエさんは玄関に用意されていた、固定スリッパを履こうとしてしまうのである。
そんなスリッパを履いてしまうと、どうなるか。
人間(サザエさん)はスリッパを履くとき、まさかそいつが動かないとは思わないので、履くのと同時に、歩くために体を前に移行させてしまう。
結果、重心は前に移行したが、足はスリッパストップなので、サザエさんはつんのめってしまう。
大漁である。
大漁が家の中で起きた結果、あのような家の動きとなるのだ。
以上、好きな憶測を心に抱いておいてもらいたい。
正解は、君の心の中にある。
ところで、今回の憶測から、ある問題点がポイントである可能性が出てきた。
それは「どんどん家族が家に入っていってしまう問題点」である。
もう少し様子見つつ家に入っていれば、憶測のほとんどは回避できるのだ。
あくまで憶測なのだが、みんなも家の中に入るときは、玄関前で「そこにいるのはわかってるんだぞ!!」と叫んでからの方がいい。
最後に、
憶測5として「牧歌的な家は、案外ああいう動きをする」
憶測6として「なぜかわからないが、サザエさんが入ってくる者たちを投げ飛ばし続けた」
憶測7として「家獣」
を挙げておくことにする。
おわり。
追記
「つんのめる」と「ノンスメル」が似ていた。

低姿勢行進、続。

【あらすじ】
サザエさんエンディングで、一家が家に入ったあとに家がぐいーんぎゅぽーんとなる。
何が起きているんだ。
============
考えてみた。
◆1.家の奥のカベと天井にスイッチがあり、帰宅時に押さないと家が爆発する仕様だった。
この憶測は、例の家動作が、一家が自発的に行った行為の結果である、という位置づけを重視したものである。
すなわち、スイッチを一刻も早く押すため、家族が全力でそれにあたった結果、家があーなったのだ。
この憶測が有力である証拠に、その後の家はちゃんと爆発していないことが挙げられる。
◆2.家の中がスポンジで満たされていた。
家に帰ったら、これだよ。
誰?、こんなに散らかしたの?。
このような程度でない量のスポンジが、家に詰められていたとする。
玄関を開けたら、面前にスポンジ。
当然、むぎゅーっとなる。
横方向に、むぎゅーっ。
え、まだ家族、入ってくるの?。
縦方向にも、むぎゅーっ。
つづく。

低姿勢行進

今気になることに「サザエさんエンディングで、一家が家に入ったあと、何が起きてあーなって(家が上下左右に大きく揺さぶられる)しまうのか」がある、と言ったら、正直うそになってしまうが、まぁ昨今においても風呂場のかびのように根強く残るトリビア事情に何かしら好影響を与えるのではとの考えにより、考えてみる。
すでに誰か何かしていたら、ごめんなさい。
この問題は、ほぼ「あんなに仲よさそうに行進していた一家だったが、家に入るやいなや、瞬間で動的になった謎」として置き換えられる。
例えば、家に入る前まで、一家の雰囲気が悪く、いがみ合っているようであるなら「家に入った途端、怒りで頭が真っ白になったんです(マスオ談)」というような事態を考慮することにより、この問題、ある程度の憶測を立てることができる。
しかし放送を見る限りは、そんなこともなさそうなのである。
何が起きているんだ、一家に。
ここで、なんとなく思い出されることを記す。
「ビックリハウス」という雑誌、じゃなくて遊園地的アトラクションをご存知だろうか。
一見、普通の家で、入ってみるとイスがある。
そこに座ると、次第に家全体が揺れだし、ラスト間際では家全体がイスを軸に回ってしまう。
そんなだ。
錯覚が引き起こす不思議なアトラクションだが、幼い頃これに乗った僕はそんなことはわからず、回っている最中、子供ながらに「もうここから出られないんだ」と覚悟を決めたものである。
僕の感想はどうでもいい。
もちろん、磯野家がそんな遊具である可能性は皆無で、結局そうだったとしても、家はあれほどぐいーんぎゅぽーんとはならない。
もう一度。
何が起きているんだ、一家に。
家で何が起きているかについては次回考えることにするが、とりあえず明言する。
次回、面白くは転がらなさそうです。

ブイヨンの憂鬱、3。

【あらすじ】
昔の地球。
生物がはじめて誕生したのは水中、原始スープ内だった。
って、なんだ気になるなおい、原始スープ。
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人類代表として、恥ずかしながら申し上げさせていただくが、原始スープって、なんだかである。
詳細を知らない人が原始スープと聞くと、ひげもじゃ豹柄ムームーの原始人が食す、砂利の混じったマンモス肉のスープと考えてしまうに違いない。
しかし、その前に、とにかく言葉がだめなような気がする。
「スープ」か。
「スープ」がいけないのか。
と、ここにきて、我々ははじめてこの言葉を日本に紹介した人の苦悩を知ることになる。
「原始汁」
こいつはいけない。
無理やり訳すのも考えもの。
彼はそう思ったに違いないのだ。
「なんだ、スープのときより、なんだか砂利が入っていそうじゃないか。」
そう思った人、いないだろうが、残念。
この言葉が目指すのは「でかい肉から出たアクの層ができている、岩塩で塩辛くなったスープ」ではなく、生命誕生の奇跡を担う液体の名、なのである。
「スープか、汁か…」
吉田戦車の漫画を読んでいるなら、彼がどちらを選択するかは明白である。
前回より責めていたが原始スープ、これはこれで最善のネーミングだったのかもしれない。

ブイヨンの憂鬱、2。

僕はブイヨンと聞いて、それ自体にはそれほど詳しくないのだが、ひとつだけ思い出すことがある。
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地球。
海は水を湛えていたが、その中にすら生命はいないよう。
だいぶ昔の地球だ。
しかし、何か不思議なことがいろいろ起こり、アミノ酸が誕生。
それが水に溶け込み、これまた何か不思議なことがいろいろ起こり、ちっこい細胞みたいなものが発生したらしい。
これはどのように生命が誕生したのかという疑問に対する有力な答えとなる説のひとつである。
ちなみに、その頃の、アミノ酸が溶け込んだ水や海のことは原始スープと呼ばれている。
そのアミノ酸の濃度は数%で、4?5リットルの水にブイヨン1個を溶かし込んだくらいのものだった。
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長かったねブイヨン。
こんな話を本で読んだことがあり、ブイヨンと街中で聞くたびに、この話が頭に浮かんでくるのだ。
さて、この話で最重要ポイントがあるとすれば、どこだろう。
美しく濁したアミノ酸の合成箇所か。
同様に美しい、最初の生命が発生したところか。
もちろん、違う。
当ブログでは、両方ともお手上げテーマだ。
特に後者のは、足も上がる。
そして最重要ポイントは、タイトルにもある、ブイヨンですらない。
そりゃあなた、「原始スープ」ですよ。
確かに、ブイヨンの例えとか、気になる点は他にもある。
でも「原始スープ」の方が、強い。
明日はこれをいじる。

ブイヨンの憂鬱

井の中の蛙、大海を知らず。
よく知られたことわざだ。
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何やってんだよ、蛙。
もっと大局的な視野を持とうぜ。
グローバルに物事考えようぜ。
世界は、もっと大規模に回ってんだよ。
俺、こんなところでは終わらないから。
今、充電中なんだよ、充電。
あっお前、メロンばっかり取りすぎじゃね?。
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ことわざの意味を、だいたい40パーセントくらいは表せているのではないだろうか。
ここで、このことわざを言い換えてみよう。
鍋の中のブイヨン、大海を知らず。
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別にいいじゃねぇか、なぁブイヨン。
広ければいい、ってもんじゃないよ。
鍋の中だって、重要だよな。
海、あぶないらしいし、海。
え、お前、まさか海に行くんじゃないだろうな。
だって、お前、海じゃ、さすがに希釈されすぎだろうが。
いないのとほぼ同じなんだぞ。
うん、大丈夫だって。おいしいって。
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蛙もブイヨンも、ほどほどがんばれ。

露出、強。

夏の町で出会った人の中で、一番露出度の高かった人物。
それは残念ながら女性ではなく、おじいちゃんでした。
そんな事実を今思い出し、愕然とする男性が案外多いのではないか。
「確かにそうだった。かなりセクシーな女性もいたが、かなりセクシーなおじいちゃんもいた。」
おじいちゃんは女性に対して、防御する箇所が少なくて済むため、どうしてもセクシーさで、優位だ。
しかも、本人は露出度のことを意識していない。
天性の悪っ子である。
ただ、救いというか、残念というか。
助かるところは、まず誰もおじいちゃんにドッキーンとならないことである。
そんな人ばかりだったら、もう「えの素」だ。
しかし、ドッキーンとしてしまう人もいるはずだ。
そんな人は、町中で一瞬たりとも油断してはならない状態が続くことに。
多くの無関心と鋭く細い緊張のはざまに、半裸おじいさんはいる。

歯ごたえ

この星はかつて、生命が躍動する奇跡の象徴だった。
しかし、星全体を覆うほどの影をまとうその悪には、なんら価値のない奇跡でもあった。
汝、ただ食われるのを待つ者也や。
発端となった国はかつて、礼儀を忘れぬ高度な文化を携えていた。
しかし、もはやその発端がいつ起きたのかすら、探し出すことはできない。
汝、その手に武器を持つ者也や。
秋の訪れたとき、その欲求を満たすためだけに、音もなく動き出す。
人類には、もう何の手立てもないのだろうか。
クイズ地球まるかじり THE MOVIE
近日非公開

もうすぐ万博

本日のディスカッション
「サイボーグを作る」
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中略
?サイボーグの作り方について会議中?
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「ということで、我々の部費ではサイボーグ無理、となったわけですが、ひとつ問題があります」
「なんですか?」
「今度の文化祭にサイボーグを出展することにしちゃっています」
「明日ですね」
「はっきり言って、本日の会議がどのような結末になろうとも、サイボーグをでっち上げることだけは決まっていました」
「どうしましょう」
「…白井、ただ座っているだけでいい」
「わかりました」
「となると、あとはどのように白井をサイボーグっぽく見せるかだな」
「とにかく動くとボロが出るから、周りのアイテムでかもすんですね」
「うまいですね、ボロとロボをかけるなんて」
「やはり、万人が納得するのは燃料缶を横に置いておくのが、いいな」
「でも、同様にデフォであるコードと、なんとなく競合しません?」
「油か。電気か、か…」
「白井、どっちだ」
「エントリープラグみたいなので、お願いします」
「他には何かあるかな」
「ほっぺにネジを付けるのはどうでしょう」
「何か、口から部品を取り込んだように見えますね」
「ナイスだ、新入部員」
「でも、ネジでいいんでしょうか」
「うーん。ナットとか、あるしね」
「白井、どうだ」
「殻は取り入れません。中身だけです」
「ほっぺにネジをつけるとして、他には」
「朝起きると、OS立ち上がり音がするのは、どうでしょう」
「いいけど、白井は座っているだけだしな」
「じゃあ、通常は目をつむっておいてもらって、用意したマウスをクリックすると、立ち上がり音とともに目を開ける、というのは?」
「もう時間がない。どうにか準備できそうだから、これも採用だね」
「よし、これだけやれば、文化祭レベルとして、誰も怒らないだろう」
「よかったですね」
「じゃあ明日、白井頼むぞ」
「コチラコソ オネガイシマス」
「おぉ、白井。さっきより、よくなってるぞ…」
「おぉ・・・」
・・・当日。
文化祭は、うまく行き過ぎました。

卒業文集 6番

卒業文集
6番 カーリー・スー
お父さんは夜、タンスに体あたりをします。
新しいしごとのれんしゅうなのです。
「あたりやのしごとは、かどにたいする考えで、すべてきまるとおもう」
お父さんがしごとのことを言います。
お父さんが「車にあたったあと、その車がにげたら、ハイリスクハイリターンになるんだろうな。このしごとは」と言いました。
わたしがよくわからないというと、お父さんは、あたりやをやったときに車がにげたとき、その人を見つけられたら、よりたくさんお金がもらえそうだけど、見つけれなかったらお金がもらえない、ということを言いたいのだと言いました。
わたしは、そのとおりだと言いました。
あそびにきていたきくち君が「あたった車がにげたとき、だれが一ばんわるいの」とお父さんにきいたら、「おじさんも、くるまのひとも、じだいも、みんなわるいんだ。」と言いました。
わたしは、そのとおりだと言いました。
きくち君は、わるい人にはなりたくない、と言いました。
わたしは、もっともだと言いました。
わたしがそつぎょうしたら、お父さんにもっとかどのいいタンスを買ってあげようとおもいます。