?????
希少価値というもののせいで、時として本質を見逃してしまうことがある。
「これは牛一頭から2つしか取れない、「とるて」という部位です」
我々は焼肉屋でこぞって「とるて」を注文するだろう。
しかし、このとき重要なことを忘れている。
「牛一頭につき1つしかない、命というものを取ってしまっている事を」
?????
「この絵本、どうでしょうか。命の大切さを問うた内容ですけど」
「うーん。ちょっと悲しすぎるかな」
?????
希少価値というもののせいで、時として本質を見逃してしまうことがある。
「これは牛一頭から2つしか取れない、「とるて」という部位です」
我々は焼肉屋でこぞって「とるて」を注文するだろう。
しかし、このとき重要なことを忘れている。
「牛一頭につき1つしかない、命というものを取ってしまっている事を」
そして牛はほとんどの部位を有効に活用されました。
?????
「このあいだのアドバイスを反映させてみました」
「うーん。それほど改善できてないかな」
?????
希少価値というもののせいで、時として本質を見逃してしまうことがある。
「これは牛一頭から2つしか取れない、「とるて」という部位です」
我々は焼肉屋でこぞって「とるて」を注文するだろう。
しかし、このとき重要なことを忘れている。
「牛一頭につき1つしかない、命というものを取ってしまっている事を」
こうしてエリとノボルは幸せに暮らしました、とさ。
?????
「もう、これでいこうと思います」
「うーん。で、牛はどっちなの?」
カテゴリー: 物語
仮たちのヴァルハラ宮殿
死してなお、ひろむはその忠誠心を忘れることなく、のぶの背中を守ることに尽力した。
のぶ「最近、熟した人妻からのメールが減ったんだ」
=====
ひろむ「ここは・・・」
こんにちは。
ここは、架空の次元で存在し得たものだけが選ばれ訪れる。
そして終の宿となる場所。
ひろむ「あの世って、ことか・・・」
あなたの作品は確か・・・。
ひろむ「武将島耕作です」
戦国ものなのに、背中の守り方、すごいですね。
ひろむ「ケータイありますからね」
しかも、保護対象は減ったメールを気にしている。
ひろむ「登場人物なんてものは、たいてい作者の意のままですから。不服があったとしても、ね」
そうそう。
あなた、作者が作ったプロフィールでは「枠にとらわれない人物」となっていますけど、あれはやりすぎでしょう?。
ひろむ「というと?」
あなたが刺客に切られたあと、のぶに言った最後の言葉ですよ。
ひろむ「ツーにも出られるかな、ですか」
とらわれなさすぎでしょう?。
ひろむ「確かに、最後に言うには、ちょっと冒険ですね」
ひろむ「でも、しょうがない。ストーリーですから」
ひろむ「ケータイを持つ武将を登場させる作者。疑問も感じないで迷惑メールを楽しむ武将。面白いんですけれどね。実際登場する身になってみると」
大丈夫。
お二方ともにいづれも、あの世とこの世でこんな感じのツッコミを入れられますよ。
ひろむ「じゃあ、それまでのぶを待ってなくちゃいけないのか・・・」
明日の予定
【司会】
さて、「恐怖の体験」の時間がやってきました。
では佐藤さん、お願いします。
【佐藤さん】
これは、僕の友人のことなんですけれど。
彼、一時期すごく暇で、もう本当に暇で暇で仕方がないころがあったんですね。
今では「休むことのできるのは、フォークとナイフを使わなくてはならない西洋料理の時間だけさ」と言っているように、すごく忙しいんですけど。
そんな彼の部屋から、一冊のスケジュール帳が出てきたんです。
彼自身の。
そう、それはあの暇で暇でしょうがなかった頃のスケジュール帳なんですよ。
それを懐かしさもあってか、彼はナイフを置いてそれをぱらぱらめくり始めたんです。
そうしたら彼は恐ろしさのあまりそのスケジュール帳を落としてしまいました。
【司会】
どうしたんでしょう?。
【佐藤さん】
そのスケジュール帳、全ての日に「明日」と書かれていたんです。
【司会】
・・・と言いますと?。
【佐藤さん】
いいですか。
そのとき、彼はすごく暇でした。
だから、明日の予定なんてなかったんです。
でも、ひとつだけ確実なことがありました。
それは、明日が「明日」である、ということです。
暇な彼にとって、明日のスケジュールは今日から見ての「明日」であること以外になかったんです。
だから、ずっと「明日」と書かれていたんです。
【司会】
そうなると、もし彼が暇なうえにものぐさで、明日の予定なんか立てないで、その日その日でスケジューリングするような人であったなら・・・。
【佐藤さん】
もちろん、スケジュール帳には「今日」という文字に埋め尽くされていたでしょう。
【会場】
こっ、こわぁー
断絶
ちょっとあなた。
ええ、あなたです。待ちなさい。
あなた、うちに何か御用なんですか。
ないんですか。
だったら、携帯電話で話しながらうちの前を歩かないでいただけないですか。
うちのことを言われているようで、気持ち悪いじゃないですか。
そうでしょう。
何をうちの報告をしていると思わせてるんですか。
ああ、ちょっとあなた。
あなたもうちに何か御用なんですか。
ないんですか。
なら、人の家の前で玉のような汗をかかないでください。
何をかいているんですか。
何をかくことがあるんですか。
ジョギングですか。
なら立ち止まるのは、うちの前は外してくださいな。
はずかしいでしょう。
玄関先にはあはあ言っている人がいると。
変な噂が立つじゃあありませんか。
はい、いま通った人。
うちの前を通るときに物を食べないでください。
え、別にゴミとか捨ててない。
いや、そういうことではなくて。
玄関を出ると目の前に大きく口を開けた人が見えるなんて、いやじゃあないですか。
不吉じゃあないですか。
それに、なんだか大きく口を開けているのは、ばかみたいじゃあないですか。
そんな人がうちのシンボルとして有名になったら、困るじゃないですか。
それにしても、あなたたち。
何ひとのうちの前で集まっているんですか。
うちに用のないことはわかっているんです。
早く通り過ぎてくださいな。
やっぱり変な噂が立つじゃあありませんか。
僕はあたえた。
神「ふう。」
神々「どうしたの!?。どうしたの!?。」
神「また与えちゃいました。」
神々「誰に!?。誰に!?。」
神「声の出ない薄幸の美少女に。」
神々「何を!?。何を!?。」
神「美しい歌声を、ね。というか、そこで混雑しているときにレジに並ばないで買い物できるタイミングとかを与えても、だめでしょう?。」
神々「そうだね!。そうだね!。」
神「まあ奇跡という方向で、恋人経由で与えました。」
神々「僕も与えたい!。」
神々「僕も!。」
神「うーん。枠あるかなぁ。」
神「恋人の乗る飛行機を遅らすやつは、もう担当が決まってたし。」
神「気の合う友達だと思っていたのが、調べたら血のつながった兄弟でしたってのは、交代制でやってるし。」
神「同姓同名関係は、もう予定組み終わっちゃっているしなあ。」
神々「与えたい!。」
神々「与えたい!。」
神「うーん。でも、たぶんみんな、喜んでもらえるからやりたい!!って思っているんだろうけど、実際のところ、喜んでもらえないことの方が多いよ。」
神々「どういうこと?。」
神「だって、毎日多くの人に、今日を元気に生きることっていうことを与えているのに、あまり喜んではもらえないんだもの。」
神々「なにそれ!!、もう締めたい感じなの!?。」
神々「締め!?、締め!?。」
神「本当にどうも申し訳ありませんでした。少々性急でした。」
※
僕はまとめた。
僕はくぎった。
僕はうたった。
天岩戸 その2
昨日からの続きです。
【あらすじ】
「身体を拭くとき、タオルを生きているかのように動かす小学生」の調査中。
=====
今回の件の依頼者は言った。
「その小学生が体を拭いているとき、まるで天女のようであるらしいのです。でも、そのことを他の人に言っても、信じてもらえないのです。」
「どうかその小学生を見つけだし、私が嘘をついていないことを証明してください。」
昨日来た、その小学生を知っているという内容のメール。
さっそく俺はそのメールを送信してくれた男の子に会うため、徳島県に向かった。
その「いかにも小学2年生です」といった風貌のたかし君は、俺に人見知りもせず、にこやかに詳細を話しはじめた。
「で、体を拭くときにタオルが生きているっていうのは、どういうことなんだい?」
たかし「そのままだよ。プールの時間が終わった後、着替え室で体を拭くんだ。みんなもタオルは上手だけど、その子だけは、ちょっと違うんだよ。」
「ちょっと待って。タオルが上手だっていうのは、どういうこと?」
たかし「この辺だと、体を上手に拭くことを、タオルがうまいって言うんだ」
「タオルが下手な人ってのは、あまりいなさそうだけどね」
たかし「そうでもないよ。背骨に沿った部分なんて、よく拭き残すでしょ」
「いろいろ難しいんだね、地方って。」
たかし「とにかく、その子は他の子のタオルさばきとは違うんだよ」
「たとえば?」
たかし「うーん。なんだかタオルと踊っているみたい」
ここまでくれば、普通はそのさまを確認して依頼者の報告ですむのだが、その確認が難航する。
「探偵がプールの着替えを見せてくれと言ってきた」
こういうこと。
学校側の許可が得られないまま、というか、そりゃ得られないよねというのを体現したかのごとく、こうして俺は着替え室の掃除用具入れに身を潜めている。
その外では、プールの授業を終えた小学生たちが、今まさに体を拭きはじめていた。
換気のためか、用具入れ上部に薄くあけられた穴から周囲を観察する。
しかし、タオルと踊るような小学生は確認できない。
新たに入ってくる子もいなくなり、依頼内容とたかしの話を過大にとらえすぎていたかと反省しそうになったとき、俺の、すなわち用具入れのすぐ前が騒がしくなってきた。
「ほら、あっちゃんの舞が始まったよ」
その声とともに、着替え中、もしくは着替え終わった小学生たちがわっと用具入れの前に集まりだした。
どうやらターゲットが用具入れの目の前にいるらしく、しかもタオル生き中らしいのだ。
だがなんとしたことか。
そこはちょうど俺から死角となっている場所で、どうにも見えない。
俺は考えた。
このシチュエーションは、俺変質者で満場一致だ。
でも、ここでもし小学生たちに見つかったとしても、何とか言い逃れて退散することができるんじゃないだろうか。
用具入れをそっと開けつつ、タオルが生きていることを確認
そのときもし見つかってしまったとしたら、「あ、まちがえちゃったー」と言いながら部屋を出る。
これでいこう。
考えが浅かった。
息を潜めたままでいるべきだった。
俺は忘れていた、担任というものを。
目の前の子を見ようと用具入れを開けたとき、用具入れ横にいた担任と目が合ってしまった。
しかも、だ。
その担任は、知った顔。
この案件の依頼者だった。
その担任は俺を見て少し驚いたようすだったけど、すぐににっこりと笑って、ポケットから携帯電話を取り出した。
天岩戸
「トカゲに尾を切らせない男」を無事探し出し、相応の報酬を得た俺。
そんな俺のもとに、また依頼が来た。
「身体を拭くとき、タオルを生きているかのように動かす小学生」。
これまた難儀な、だが不足のない相手だ。
ということでさっそく行動開始。
ところが調査を続けても、なかなか情報が集まらない。
これは!、と思うような情報の確認をしに行っても、それは生きているとは形容できないタオルさばきだったり、香木みたいなおじいさんだったりと、俺と依頼者を落胆させた。
2ヶ月が過ぎ、今日も依頼者へのさえない調査状況を報告しようとしたとき、一通のメールが来ていることに気づいた。
小学生をターゲットとした総合サイト「おとなひよこクラブ」。
「身体を拭くとき、タオルを生きているかのように動かす小学生」についての募集をしていたのだ。
それについてのメールだった。
「ぼくのクラスに、タオルが生きていることで有名な女子がいます」
調査は好転した。
つづく。
(次回、特に盛り上がらずに終わります。。。)
有姿実行のポーズ
では今日は、昨日のおさらいから、新しいものも含めて。
ヨガのポーズをやってみましょう。
まず、「三日月」のポーズ。
はい。
次に、「英雄」のポーズ。
はい、苦しいですけど、がんばって。
次。「三角」のポーズ。
はい。いいですね。
「弓」のポーズ。
はい、次。
「猫」のポーズ。
はい。よくできました。
では、ここからは新しいものも含めたポーズをやってみます。
では。
「船」のポーズ。
はい。これは前のやつですね。
次、「キン肉マンが空を飛ぶとき」のポーズ。
はい、合ってますよ。はい。
次、「かえる」のポーズ。
そう、そうです。
次、「シーソー」のポーズ。
はい。
次は「孔雀」のポーズ。
そうです。
じゃあ次「かかし」のポーズ。
「先生」
「なんです?」
「気になってるんですけど、僕らはいつごろ着陸できるんですか」
苦節四半世紀
たかし7歳
たかし「おじさん!!、僕の離した風船を取ってくれようとしたのはうれしいけど、手の届かなかったからって銃で撃つことないじゃないか!!」
おじさん「あきらめやすいと思ってのことだ」
たかし「ファイナルバスターで、死んじゃえ!!」
たかし15歳
たかし「おじさん!!、勝手に部屋に入って、隠してたエロ本を机の上に置くなんて、ひどいじゃないか!!」
おじさん「何らかのアピールになると思ってのことだ」
たかし「ファイナルバスターを食らえ!!」
たかし32歳
「もうほんと、おじさんにすすめられて結婚したけど、家族を持ってわかったのは、家族を養う大変さと、YesNoまくらの意味だけだったよ!!」
おじさん「よかったじゃないか」
たかし「覚悟は、できているな?」
たかしの母「たかし、やっと技をマスターしたのね」
たかしの父「おじさんも草葉の陰から喜んでいるぞ」
何かが起こりそうだよストーリー ノクターン
ヒロユキが12歳の頃、そのいとこのヨシミは、割ぽう着が黄色く変色していたっけ。
サトシはそう思った。
ヨシミの同級生のカズヒロは洗剤のコマーシャルで「除菌ができる女医」というのを、なんだか当たり前じゃない?って思っていたし、カズヒロと苗字が同じなタカヤは、高架下の屋台でいい気分になっていた。
スカートの下にジャージをはいている女子高生に接近することが趣味だったトモミはタカヤのことを知らなかったが、サランラップはなるべく2?3回は使いまわしたいと思っていたし、その弟のツバサはホルモン剤のことを調べだした。
そんなツバサと同じ雰囲気のハムドが、PS3の電源ボタンがどれかわからなかった頃、学校の一緒だったシンジは人にネクタイを結んであげることが、ナミは飲み会でのみ、いじられキャラに転身することが得意だった。
ナミの豹変振りをいかがわしく思っていたハルゾウは「ものさし、必要なときに限ってねぇ」と言っていたが、その将棋友達のゲンジは、基本的に無傷だった。
ゲンジの指を舐めたことのあるオサヨは気の強い女性で、何言っているのかわからないくらい早口だったけど、それを愛おしく見ていたヘイハチはよく頷いていた。
この二人はドラゴンボールさながらフュージョンしちゃって。
オサヨなんてゲンジを完全に取り込もうとしていたけど、その結果、あしゅら男爵みたいになっていた。
その時代、ショウジは野球の審判をしていて、早く帰りたいときは基本的にアウトにしていたが、ピッチャーをやってたトモキは、ボールを投げる瞬間に「ズヒューン」と口で言っていた。
そんな僕らが、CDを出すことになりました。
よろしくお願いします。
注
何かが起こりそうだよストーリー
何かが起こりそうだよストーリー リターンズ
何かが起こりそうだよストーリー プレリュード
何かが起こりそうだよストーリー プロローグ