7月回収業者。

以下2011年 カレンダーの回想です。
2011年 カレンダー
【7月1日 夢のような過密人口密度を実現するため、まずは肩車の練習。】
:肩車されている人分の面積を考慮されたら意味ないですが。
【7月2日 自殺マニュアルをいつも持ち歩いているから日常生活ができる、という青年が、あぶらとり紙で小鼻の横を拭う。】
:そんな切実青年でも、あぶらは気になる。
【7月3日 埠頭にあるビットに足をのせている船乗りたちがビットの名前を知らない以上に、そもそも足をのせている船乗りがいない。】
:結構いろいろ調べたけど、正直「ビット」でいいのか、わかりませんでした。
【7月4日 温泉街ではめをはずすというのは、とにかくのぼせることだよと言った、父の少し寂しげな表情。】
:父、はめをはずしたらしい。
【7月5日 転がっていったオレンジを拾ってもらうドラマチックな展開だったが、拾ってくれた人はもう皮むき終わってる。】
:なかなかスマートな感じ。
【7月6日 授業にメリハリが欲しいため、まずは基本のウォーターヌース式から。】
:最近、電車の中でモンスターインクばかり見ています。
【7月7日 はやくドアを舐めまくって、向こうのお菓子の国へゆこう。】
:子供たちの決死のなめまくり。
【7月8日 吸引力の衰えないサイクロン脂肪吸引機のせいで、餅以上のものが取れてしまいました。】
:内容として、わざわざ脂肪吸引機にしなくても掃除機で十分だったという、例。
【7月9日 ギルで生活していた人のための、社会復帰へのカリキュラム。】
:ファイナルファンタジーはやってないな。
【7月10日 あの子に傘を貸してあげよう思っていたのに。雨上がりのうらめしい三浦君が、突如として魅力的なダンスを踊り始めました。】
:そっとしておいてあげましょう。
【7月11日 石の裏環境はだんごむしの独壇場であることが、小2のときの観察でわかりました。】
:もしかしたら、今ではだんごむしも触れないかも。
【7月12日 男前の早瀬か、足の速い長谷川か、器量の石川か。今年の日本シリーズは目が離せない。】
:どうやら、いろんな日本シリーズがあるみたいだ。
【7月13日 呼吸デビューができたんだから、公園デビューくらい。】
:と玄関で言っていたりする奥さんはちょっと怖い。
【7月14日 節約だと言ってふとんに入ってきたけど彼は雪男だから、それっていわゆる体温の搾取。】
:の、のろけるなよ!!と言いたい。
【7月15日 歴女である恋人が言うところによると、俺は2039年没。】
:昔の人のは「??」で表現される事もあるから、「?」でいいのに。
【7月16日 「この雌豚が!!」というお前は雄豚ということで、なんだか丸く収まりそうでよかったじゃん!!。】
:のろけるなよ!!と言いたい。
【7月17日 ポルターガイスト&憑依と間違えてしまいそうな貧乏揺すりをする父が、自慢です。】
:圧倒的な貧乏揺すりなのだろう、父。
【7月18日 練習に練習を重ねたおかげで、汗っくさいミルフィーユのできあがり。】
:「あせっくさい」「あっせくさい」のどちらなのだろうと、ちょっと悩みました。
【7月19日 お見合いの場をもりあげるためのプライベート古今東西が、裏目に。】
:ちょっと奥のほうまで踏み込んだやつが一人いたのだろう。
【7月20日 カセットの入れ方も忘れてしまった回収業者が、思い出のラジカセを無造作に積み込む。】
:ノスタルジーな感じもしますが、特にそうでも。
【7月21日 画像検索で「いびき」を検索し、一番「画像名:いびき」がぴったりくると思われる画像を、明日までに報告。】
:「お、これはいびき」というのがあるといいですね、寝顔とか。ただいびき顔と認められた人というのも、なんだか失礼な話ですが。
【7月22日 超高層ビルから落下して地上に接するまでのあいだに、ポケモン全部言えるかな?。】
:ま、これ以上の何かはない。実験のようなもの。
【7月23日 おそらく人の行き来がそうさせるのだろう地下1階の風のぬるさ。】
:けっこう、地下1階に風が流れる感じを不思議に思ってます。
【7月24日 この望遠鏡は高性能だから、どうにかピザハット静かの海支店の陰が見える。】
:地球のほうから注文するのは、かんべんしてやるか。
【7月25日 「肝だめし 好きな女の子と手をつなぐ 肝だめし」と真顔でいう父が、自慢です。】
:まさか、父じまんシリーズが形成されているとは。どちらにしても叩きたくなる父ですね。
【7月26日 参照先のアドレスが幼稚園のときのブリーフのゴムのところに書いてあった謎の文字列と同じだったので、その頃からの謎がやっと解けた。】
:ちゃんと文字列の内容を覚えておいて、本当によかった。
【7月27日 アトリエに半月引きこもっていた父が自慢げに家族に差し出した物は、結果的にはサンバイザーでした。】
:それあるよ、と言えない家族の愛。
【7月28日 真夜中の程よいよっぱらいたちの笑い声を聞くことで、邪気が払われた気分。】
:程よくないと、ただうるさいだけですけど。
【7月29日 「向田先生の授業で寝てしまうと、後日プロジェクターで「夢の入り口の顔」をアップでさらされるから気をつけましょう」。校長先生からの連絡でした。】
:それがいびき顔だったら、もう宿題終わり。
【7月30日 ごらんください。ロミオがジュリエットの屋敷の通用門で、逢い引きの順番待ちをしています。寒そうですね。】
:図解されちゃった。
【7月31日 誰もいない小道の静けさと青白い月明かりが、僕に公道ムーンウォークの練習をする勇気をくれる。】
:しかしただ後ろ向きに歩いているだけのようだったり。

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