天下の0.9LDK

昨日のブログで「天下の台所、大坂」のことを取り上げ、そのなかで「天下の0.9LDK」という旨の記載をした。
もちろんその必要性は「台所」がポイントなのだが、一方で「LとD」の部分はどう考えればいいのか。
ふと足を止め、ガラスに映る自分の姿に、ああ歳をだいぶとってきたなとため息をついてしまった。
僕はほとんど大阪に行った事がないため、街の雰囲気から「LとD」を考える事はできない。
「道頓堀付近は俺のリビングだ」
おそらく「よく知っている場所だ」「庭みたいなものだ」なのだろうが、せっかく大阪なのだから、以下のほうがいいだろう。
「道頓堀付近は俺のダイニングだ」
大阪は美味しいものが多いため、これならある程度「よく知っている場所だ」が失われない。
一方で「外食が多いです」と聞こえなくもないが。
そもそも「天下の台所」を「0.9LDK」にする必要もなかった。
「0.9K」でも問題ないはずなのだ。
しかしいきなり「0.9K」だと、よくある「LDK表記」のことなのかどうか、分かりづらいと思った。
「K」を野球の三振やストライクのことであると勘違いされると「0.9K」とは、これまたどう考えればいいのか。
「9割はアウトだが、1割の確率でセーフとなる」
なんだこのサービス精神は。
一方、同じ内容なのだが、こちらはかなり疑問の生じさせない、明快な表記となる。
「野茂英雄 ドクター0.9K」
90%は三振を奪う、脅威のドクター誕生である。

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