昨日からのつづき。
【あらすじ】
5月27日にディズニーシーに行ってきた。
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先日「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の建物はそれほど「アラビアアラビア」していないという旨のことを書いたが、その理由が「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」から出て少し歩いたとき、分かった。
隣の建物がとんでもなく「アラビアアラビア」しているのである。
ここは一体何なのだろうか。
その疑問を解決することなく、シーマニアはずんずん歩いて行く。
それにしてもここはめまぐるしく風景が変わって面白い。
吊り橋と遺跡を見てきたと思ったらアラビア。
少し向こうには印象派の絵画のようなオブジェクトが見え隠れしている。
遺跡を対岸にして歩いて行くと、レトロというにはあまりにも整列を強制させるホームが目立ちすぎる駅に到着した。
これに乗って次の目的地に向かうらしい。
ホームには大きな絵があり、1960年代の少年誌に書かれているような近未来の都市が描かれている。
何かのアトラクションのことのようだ。
列車を待つ間それを見ていると、シー教官が隠れミッキーのことを教えてくれた。
確かにその絵の一部に、偶然とは思えない形の3つの円が。
待ち時間を退屈させない意味もあるのだろうか。
大したシーである。
隠れミッキーのくだりもあったためか、さほど待たずに列車が来た。
2両編成のかわいらしい列車である。
地上から少し高いところを通るその列車は車窓がなく、座席も両サイドではなく中央にある。
だから眺めがいいのがわかるし、開放感もある。
中央線もこうすればいいのに。
対向車線を走る列車から、男の子が手を振ってくれた。
この「知らない人が手を振ってくれる」は、このあとも度々訪れる、シーならでは光景。
ここでは普通のことなのだろう。
中央線もこうだったら、僕だって日常生活で手を振る。
相手はわからないだろうが。
そんな「マチのほっとステーション」が起きたりもしながら、列車は到着する。
「タワー・オブ・テラー」。
ああなんかこれから起こること分かるわ。
そんな出で立ち。