丸メガネを探そう その1

丸メガネを結構前から探しているのだが、なかなか見つからない。
その見かけから需要は高いと思うのだが、近所や駅ビルのメガネ屋さんを見ても、ない。
なぜなんだ。
僕はたいがいメガネをかけて生活している。
確かに視力は低く、メガネをかけないと終始にらみをきかせている表情になるともっぱらの噂なのだが、メガネをかけるとよく見えるし、はずすと見えない。
そのどちらもあんがい楽しめる体質なので、メガネに関しては100パーセント楽しい思いのできる生物である。
そんななか、使用していた黒ぶちメガネのふちがきれいに切れた。
接着部分だったのだろう。
見た限り、修復は難しそうだ。
こういう場合、次のメガネはおおよそ銀ぶちの細いメガネを買う事になる。
黒ぶちメガネの太いフレームではなく、鼻金具の付いた銀ぶちメガネの鼻の感触を思い出すのである。
故に銀ぶちメガネが壊れたら、あの鼻の痛さを回避すべく、黒ぶちの太さを思い出す事になる。
しかし、この黒ぶちメガネ破損時に丸メガネの事を思い出した。
そうだ、僕は丸メガネが欲しかったんだ。
ただ、漫然と。
だから丸メガネが欲しい事を思い出すことがあまりなかった。
ちょうどというには悲しいが、愛用のメガネが壊れてしまったので、それを探す事にした。
調べてみると、結構愛用している人が多いらしく、何か心強い。
どうやら都心にあるようだ。
さっそく行ってみた。

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