百科のひとつ その2

昨日からの続き
【あらすじ】
ことわざって昔のギャグだったかも。
では、今のギャグはことわざとして伝えられるのか。
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流行語大賞というものがある。
詳しくないが、流行語を決め、何かの辞典にそれを載せるのではなかったか。
そして結構、決定した流行語はギャグ的なものであることが多いはず。
しかし昔の流行語大賞の発表シーンや辞典を見た時、我々はどう考えるだろう。
なつかしっ。
これだけではないだろうか。
昔はよかったんである。
昨日記載したように、娯楽。
少なくとも現在のような即効性と規模の点において、抜きん出た娯楽がなかったのだ。
昔の人は米のとぎ汁を飲んだだけで酔っぱらったという(※うそ)。
そんな金額の書かれていない小切手のような連中にとって、言葉遊びは後世へ伝える義務を決心するくらいのことだった。
しかし現在。
流行語は短い生涯を終え、なつかしっになる。
辞典に載ったのだとしたら、辞典というものは突き詰めるとたくさんの人のなつかしっを集めたものと言える。
「辞典は人の思い出です」
多くの取捨を通じて、あの厚さで足りているわけだから、記載物はすべて、生粋の思い出である。
これからはこころして五十音コーナーを眺めていきたい所存。

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