食欲の飽き

最近は比類なき万能感と、ぞうきんをしゃぶっているような暗澹たる気分が交互にやってきて、いわゆるそれって躁鬱?。
そう言える分にはどちらでもないんだろうけど、とにかく困っていることはある。
「そううつ」も絶対書けないだろうけど、そもそも「あんたん」ってこんな字なの?。
ということではなく、昼ご飯がラーメンばかりなのだ。
あれは困る。
何が困るかって、飽きる。
ラーメンに飽きて仕方がない。
故に冒頭のセリフは、ラーメンを食べない時の万能感。
飽きているのに豚バラチャーシュー追加の大盛りを頼んでしまって、それを前にしたときの暗澹たる気分。
そのことを詠っているのだと、今分かった。
それにしても贅沢な話である。
ラーメンに飽きるなんて思いもしなかった。
大盛り頼んじゃっているのだから、何だ好きなんじゃないという感じもする。
しかし飽きている。
そしていつも同じお店へ、いつもの顔で行っているのもいやだ。
顔が覚えられてしまう。
こっちは飽きているというくらいだから、味を覚えているのだろう。
そうなると、店主がこちらの顔を覚えてしまうのも、時間の問題だろう。
確かに僕はラーメンに飽きている。
だが「あの人最近来ないね」とも思われたくない。
何かいい方法はないだろうか。

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