おいしいコーヒーのいれかけかた2

昨日からの続き。
【あらすじ】
「入れたばかりのコーヒーすらあった」というフレーズの「急に人がいなくなった感」。
他にもないか。
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お昼ごはんにかったい鶏肉を食みながら、一緒に食べてた人と考えました。
「爪楊枝の先がぬれている」
急にいなくなった度合い:小
いわゆる「まだあたたかい!!」と同じ感じ。
「補助席に子供を乗せた無人の自転車がすーっ」
急にいなくなった度合い:高
これはだいぶ急にいなくなった。
危ないので、どうせなら自転車を降りてから消えたいところ。
「ボディソープのポンプの押す所がゆっくりと元に戻る」
急にいなくなった度合い:高
押し込んだときまではいたのに。
これが出たとき、「急に人のいなくなることは、怖いことなんだね」と結論づけられました。
「おんぶしていた子供が、まだ浮いている」
急にいなくなった度合い:高
何気に、この子もすごい。
「やまびこだけが帰ってきていた」
急にいなくなった度合い:高
完全に山の神を怒らせた結果くさい。
「こんぶのダシがちょうどいい感じになっている鍋があった」
急にいなくなった度合い:中
本来ここを逃してはならないわけだが、いなくなった。急である。
「あと1ピース入れれば完成するジグソーパズルが置いてあった」
急にいなくなった度合い:小
パズルをあてがう時間もなく、いなくなった。
「子供が楽しげに、母親の上着らしい服を手に引いておもちゃコーナーへ向かう」
急にいなくなった度合い:高
一方で、母親の空蝉の術の可能性もあり。
「飲んでいたスープが宙に、食道と胃を形作っていた」
急にいなくなった度合い:高
体内に取り込もうとしているものすら置いて急にいなくなるとは、なんだか律儀。
「トイレの水面が揺れている」
急にいなくなった度合い:中
最初はこれが思いついているものの中でベストでした。
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さっそく使ってみよう。
「私が少しだけ目を離したあいだに、彼女はこつ然と消えてしまった。あまりに突然だった」
「そこには、おんぶされていた子供が浮いてすらいた」
・・・まず子供をとらえてみるところから始まりますな。

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