順番

まな板の上ではぶたにくを最後に切る。
これについて何か書こうと思っていたのだ。
例えば豆腐ようとぶたにくがあったとすると、果たして本当に豆腐ようが先でいいのか。
あるいは何らかの理由でまな板を切る必要に迫られたとき。
ここは先にぶたにくでもいいのではないだろうか。
しかしそんなことどうこうの前に「まな板の上ではぶたにくを最後に切る」自体が面白くなってきた。
「まな板の上ではぶたにくを最後に切るのじゃ」と言う。
「魔法のほこらへゆくには、海沿いを南に進むのじゃ」
「そしてまな板の上ではぶたにくを最後に切るのじゃ」
または「まな板の上にはぶたにくを最後にすりこむ」と言う。
「漂白剤で殺菌しておいて」
「そしてまな板の上にはぶたにくを最後にすりこむんでおいて」
「まな板の上ではぶたにくを最後に切るのだ?」というのもある。
「まな板の上ではぶたにくを最後に切るのだ?」
「そして世界を闇と恐怖に包み込むのだ?」
とりあえずどうってないことも面白くする、言い方のうまい人になりたい。
今年の目標。

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