応援

初々しさは、6割で。
?入学生、新人応援詩?
詩・7942
混ぜ物のない青は 4月の空さ
雲ひとつさえ 浮いていない
ん? あそこに 浮いているだって?
あれはため息 学校に行きたくない人の
あれはため息 会社行くのめんどい人の
その分お前たちが がんばっていけ
何か持ったり
行列に並んだり
4割分 がんばっていけ
濃く静かな青は 4月の海さ
発泡スチロールひとつさえ 浮いていない
ん? すごく漁船が 浮いているだって?
あれはため息 学校に行きたくない人の
あれはため息 会社行くのめんどい人の
その分お前たちは 社会出たがり派でゆけ 
目のあった瞬間、満面の愛想笑いができたり
愛想笑いの流れで他愛のない会話ができたり
4割分 がんばっていけ
深い怨念と憎悪は あちらの知らない人からさ
笑みなんて 浮かべていない
ん? なんでそんなに 怒っているかだって?
あれは愛人問題 奥さんに気付かれたことの
あれは食卓 醤油入れにほとんど醤油が入っていなかったことの
その分お前たちが がんばっていけ
夢と希望
人情と思いやり
4割分 がんばっていけ
追記
少々楽しすぎの感あり。

「応援」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    素晴らしい!
    今度は「刑務所応援歌」を作ってください。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    何を取捨するのか。
    刑務所という、特殊な人間模様があるものなので難しそうですが、やってみましょ。

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