遊具に値する睡眠2

昨日から。
【あらすじ】
電車で座ってたら、隣の人が熟睡して、寄りかかってきた。
その寄りかかりさまを、周囲も気になりだしてる。
そのとき、何をするべきか。
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【普通】
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◆電車の揺れを利用し、一気に五分にもっていく。
寄りかかられたということは、自分の座席領分が侵されているということです。
これを取り戻すためには相手を押し戻す必要がありますが、露骨にやるのも考えもの。
周りの人が見ていますよ。
「迷惑なのはわかるけど、あんなに露骨に押し戻さなくてもねぇ」
おばちゃんの声が聞こえるよ。
ということで、駅付近での電車の揺れを利用しましょう。
半寝状態を周囲にアピール(うつむく、電車の揺れに逆らわない)し、駅付近の揺れで一気に相手を押し戻すのです。
アクションが大きいので、相手も気付いて体勢を整えてくれることも期待できます。
これは、誰も傷つけない行動として有用です。
また、何度かやると「あ、こいつまた寝るだろうから、少しだけ多めに押し戻しておこう」という予測ができ、相手との駆け引きが楽しめます。
◆不動をキープ。相手が完全に寄りかかりきったところで、いきなり体をどかす。
相手を完全に油断、寄りかからせておいてから体をどけ、相手をびっくりさせる。
かなり対敵性の高い行動です。
どんなに相手が重くても、そのときは不動をキープしなくてはなりません。
そうしないと「落差」がでません。
しかし、それで相手を信用させてしまえば、こっちのもの。
体をどかしたときの相手のびっくり具合から、その体あずけ度がわかったりします。
「おまえ、見ず知らずの人に、どんだけ体あずけとんねん」と。
また、これで起きた寝人は「いかん、だいぶあずけてた」と気付くことが多く、再発防止にも役立ちます。
ただし、この行動で相手が起きなかった場合。
自分の姿勢がつらくなるばかりでなく、あなたの隣の人が「あ、こいつ」となる可能性があるので、注意です。
次回、普通じゃないほう。

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