続・別のいきもの

昨日からのつづき
【あらすじ】
「別のいきもののように」と表現される人間の部位には、手、首、足などがある。
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シモネッタさん系を除けば、「別のいきもののように」なる部位は上記のものくらいではないだろうか。
一方、人間の体の中には「別のいきもののように」なってはいけない場所もある。
例を挙げてみよう。
・あいつの背骨が、まるで別のいきもののように動き出したんだ。
・僕の腕の血管が、別のいきもののようにうごめいた。
このように、そもそも動かないものが「別のいきもののように」動いてしまうと、それはおそらく、本当に別のいきものなのであって、エイリアンである。
また、こんなのはどうだろうか。
・別のいきもののように、胃液が出てきた。
・別のいきもののように、鳥肌が立った。
確かにそんな状態になることがあるかもしれないが、自律的にコントロールされているものについて「別のいきもののように」動かれても、ぴんと来ない。
自律的ってのが、少なからず「別のいきもの」的だから。
さらに、この例では
「なぜ胃液がそう分泌されたことがわかったのか。」
「結局、そのいきものは鳥なのではないか。」
といった気になる点が露呈し、別のいきものについての言及はなおさら重視されない。
これらは「別のいきもののように」で表現されないもしくはされにくい部位であるといえる。
それはどちらかというと意識的に動く部分が、あたかもその制御を受けていないかのような振る舞いを見せるとき、使われるのだ。
次回、煩雑に「別のいきもの」をいじる。

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