好青年

最近は使われるのだろうか「好青年」。
道端を掃除しながら、道行く人にあいさつ。
サワヤカ男前で、電車ドア付近に立ってしまったら、誰も降りなさそうな駅でも、率先して道を開けるため、下車する。
いつも肩には小鳥がとまっており、足元をリスが忙しそうにまとわりつく。
声を発すれば、それは美しい旋律となり、周りの人々を魅了。
歩いたあとには、色とりどりの花びらが落ちているという。
ところで今回は好青年の「好」についてだ。
なんなんだ、好。
意味は分かるが、そう使っていいのだろうか。
もちろんいいんだよな、ということで、使ってみようと思う。
「青年」だけでなく、「敵(好敵手)」などで使えるのだ。
他で使えないはずはない。
1:好怪盗
いわゆる「義賊」の類いではないだろうか。
漫画などで時おりみられる「快盗?」と同義だろう。
盗みはするが、そのあとにはもっといいものを置いたりする。また、現場には花びらが散乱しているため、好怪盗の犯行であることが分かり、冴羽獠似の刑事がくそうと言う。
2:好失速
自転車や車での話なら、使いやすい。
好失速が事故を未然に防ぐのだ。
後ろの車が急ブレーキにならないように、知らせるようにテールランプを点灯させる前の車。
好失速である。
また、ほどほどの成績のヤツが、何故か中間テストであまりいい点を取れなかった。
と思ったら、週末テストではクラス上位の成績に。
これも好失速のいい例である。
3:好アルカリ
アルカリ電池はどれも同じはずだが、なにやらやたらもつヤツがいままでいなかっただろうか。
メーカーが従来品に、ひそかにしのばせた新製品に違いない。
我々はその、やたらもつ電池に対して「ナイス好アルカリ」と呼ぶ。
なかなか使えるようだ、「好」。
「好々爺」なんて、ダブルパンチだもんな。
みんなも要所で使ってみよう!!。
ところで、「好」は「プレー」という言葉にも使用される。
そのため、「珍青年」というものもあることは、想像に難くない。
珍青年。
ズッコケ三人組とズッコケ中年三人組の間くらいのメンツだろうか。

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