A「今日来た客、面白かったよなー。」
B「あれだろ?。鳳凰の間の。」
C「だ、誰?。」
A「ムカデ。ムカデが客として来たんだよ!。」
B「それだけでも面白いのに、いきなりアレだもんなー。」
C「な、何?。」
A「ここに着いたはいいけど、玄関でずいぶん靴脱ぐのに手間取ってな。」
B「それで、女将が手伝おうとしたら、どう言ったんだっけ?。」
A「大丈夫。手は足りてる、だもんなー。」
B「ククッ。女将、顔真っ赤にしてたぜ。」
A「アイツが手袋ほしがったら、何組必要なんだろ。」
B「手袋と足袋、何個だろうなー。」
A「あれでいて、結構お金持ちらしいな。」
B「人の何倍も働けるんだろう。」
A「夜の玄関先で靴が見つからないフリしてみようぜ。」
B「そうしたら、何円燃やさなくちゃいけないんだろ。ははっ。」
A「そうそう!!。それに、二人三脚はどうするんだろ。」
B「その前にどこまでが手で、どこまでが足かってとこだろー。」
A「殴りつけるフリしてみようぜ?。」
B「顔をかばおうとしたとこまでが、手ってわけか!!。」
A/B「ひゃははは・・・。」
C「それでそれで!!。手足もいで仏壇の引き出しにしまっておけば、おばあちゃんが数珠と間違えんじゃね!?。」
A/B「えっ・・・。」
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ムカデって賢いよね。
目を離すとすぐ逃げるー。