自意識過剰健康法

最寄り駅からうちまで、およそ15分。
一期一会。
なんてことはない距離だけど、こころに残るイベントがおきるには十分。
僕の前を歩く人々の中に、彼女はいた。
駅を離れるにつれ、周りは静けさを強める。彼女を取り巻いていた人たちは帰るべき方へ向かいだした。
前には、彼女独りになった。
はいー早歩きなったー。
どうしてこうも怪しまれるのか。謎である。
5m、10m、20m。
この状態では、ビビらせた罪として、悪いのは僕になる。
僕がお前をどうするっちゅーねん!!。
なにか?、
改札に定期をうまく入れられなかったのが怪しいの?。
電車で外を凝視しているのがいかんの?。
麦チョコばっか食べてたのがだめなの?。
と、心の中でいちゃもんつけつつ、「今うまいこと言った」と納得する僕。
そんな彼女はずいぶん先の角を曲がった。
そんな逃げんでもねぇ。
とか考えつつその角にさしかかったとき、コンビニがあることを思い出しました。
よし。ジャイアントコーン買お。
・・・!!!!!
まだ逃げてる!!。

「自意識過剰健康法」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    世が世ですしね~しかも、一応東京都ですから。それで不細工だったら本当にアレだよね

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    不細工って、字で見るとすごいことになってんな。

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