サンクチュアリ

今日は吉祥寺の喫茶店で読書。
なぜかというと、今日、5月5日の日にだけ、そこのブレンドコーヒーには「しょうぶ」が入っているのである。
違う。写真うつりの良い女の子くらい違う。「しょうぶ」と思っていたのはカプチーノに付いてくるシナモンロールだ。
ともかく、昨日はみんなと釣り、今日は読書と、GWをぜいたくに楽しみ中だ。
この日のためにとっておいた本を左手、父さんが残した熱い想いを右手にいきつけの喫茶店へ。
コーヒーは安くても600円以上。喫茶店はこんなものかもしれないが、「ネスカフェ」で日々をおくる人間にとってはスペシウム光線直撃の高さである。だが、今日はしょうがない。
酒に肴があるように、コーヒーには本がある。
紅茶?。うーん。
引き分けっ!!。
ということでとにかく読む。虫メガネで焦点合わせるような、本を焦がすくらい読む。目を放した先にカメラがあったら念写できてるんちゃうんかというくらい読む。
ほにゃららコーヒーで鼻と喉をうるおす。
時々、ガトーショコラをお迎えにあがる。
ほんとかどうか知らないが、酒の達人はとにかく酒を飲むため、肴をにらみながら何杯もいくそうだ。
また、とてつもなく塩辛い料理を肴にしたりする。
「塩辛いから少しずつしか食べられない。酒がすすむ。」
塩自体をなめながら酒を楽しむ人もいるという。
さっきの例えと違うけど、僕は本を読むためにコーヒーをなめ、ケーキを削っていくわけだ。
「もったいないから少しずつしか口にしない。本がすすむ。」
読み終わり、心地よい陶酔と脱力が。
この手の感覚を表現するには、彫刻刀と手ごろな木さえあれば経験できる。中学校などで、ひたすらに木を削っていたら、いつの間にか授業が終わってた、という経験を持つ人は結構多いのではないだろうか?。
外はまだ暑い。けど、無粋じゃあない。
夏だ。
今日は何だか文章が違う。昔の井上陽水を聞きながら書くと、こうもなるのである。
ちなみに、彫刻刀云々のところは、さくらももこのエッセイにも書いてあった。なんかハズいので、強制終了。

「サンクチュアリ」への1件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    俺はコーラが360円トカ書かれてるとイラっとする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です