レメゲトン・プルソン

古の悪魔達は、今はまた別の力を獲得した、かも。
その、別の力とは!!。
※「レメゲトン」カテゴリのスタンスについて
【プルソンさんのソロモン時代】
ライオンの頭を持つ男性の姿をしていて、手にヘビを持って、熊に乗って現れる。
子供の姿で登場することもあるという。
隠された財宝を見つけ出すほかに、過去と未来のことを召還者に教授する。
【現在のプルソンさん(予想)】
ヘビそのものが現在のプルソンである。
プルソンに言わせてみると、現在の姿とソロモン時代の姿は全く変わっていないという。
そのことが示すのは「ライオン男の手に持たれていたヘビがプルソン本体で、ライオン男と熊はたまたま」ということである。
プルソンは続ける。
「なんか知らんが、たまたまライオン男に捕まっていたとき、召還されてしまったから、これですよ」
プルソンは、ライオン男に持たれている印象の流布が、気に食わないのだ。
「しかもそいつが、なぜか熊にまたがるんだもの。もうわけが分からない」
プルソンにとって、ライオン男も熊もなじみではないのである。
「そもそも、そんなにライオン男がいないでしょう」
「それに、そんなやつにまたがらせる熊もよく分からない」
「もう本当に、わけが分からない」
本来の姿というべきか。
プルソンは特に何の展開も発生せずに、熊にまたがったライオン男から解放され、現在に至る。
「そりゃあ誰だってライオン男のほうに目がいきますでしょうよ」
「それにしても、何もなしにただ自分を放して去っていったのも、困りますよ」
「自分を放して去るとき、すっごいゆっさゆっさなってました」
「熊は乗りにくいのか、すごくゆっさゆっさしなくちゃ乗れないみたいなんですよ、彼」
「そんなんだったら、熊なんかに乗らなきゃいいのに、って思ってましたけど、今はちょっと懐かしさもありますね」
「ただ本当に、わけが分からなかったけど」
能力はもちろん、脱皮した皮を財布の中に入れておくとお金のたまる事で、現代では特に召還しなくても春先、勝手に目の前に現れたりする。
ただし悪魔なので、ヘビだからといってもいじめたりするといけない。
プルソンをいじめると、どんなに財布の中にヘビの皮を入れておいても、全てかわはぎに変わってしまうため、結果的にお金が貯まらなくなってしまう。
財布にかわはぎが入っていると外食ばかりしてしまうという効果もプルソンは発揮しているため、お金はたまらないし太るしと、かなり悪魔的な仕返しとなり、注意。
「ヘビをいじめると下腹が育つ」
現代版プルソン研究家、談。

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