魔法の材料

当ブログに、ときどき「グレイプニル」というワードでやってくる人たちがいます。
「グレイプニル」というのは、何かの神話に登場する魔法の鎖とか足かせとか。
なんかごっつ強いやつがいたので、そいつを捕らえておくために村の小さな仲間たち(ドワーフ=ドヴェルガという、日本人らしくない名前)が作ったらしい。
この言葉を検索している人について、僕はこう考える。
「グレイプニルを、作る気だ・・・。」
幾人かは、この魔法の鎖を本気で作ろうとしている。
そう確信する。
なぜかというと、この魔法の鎖の材料が、やたら詳細に知られているから。
せっかくなので材料を記す。
猫の足音
魚の息
女性の髭
熊の腱
山の根
鳥の唾液
・・・だ。
諸説、作り方などは知らないけど、これで魔法の鎖ができます。
よかったね。
物語としてこういうのは、なんか知ってるけど、実際には手に入らないもの、を挙げるのが普通。
・昔の人にとって猫は足音を立てないものだと考えられていたようだ。
うちのねこは、夜中にとっすとっす歩く。
ゲッツ!!。
・昔の人にとって魚は息をしないものだと考えられていたようだ。
古代魚(ゴダイゴ)のいくつかや、肺魚は店でも買えるんだろうか。
保留ゲッツ!!。
・昔の人にとって女性は髭が生えないと考えられていたようだ。
女性の髭の話はよくあるが、身近にはいなさそうだ。
ポイントは、うぶ毛と髭の境界線だろう。
「あなたの鼻の下のうぶ毛をください。」
怒られそうだ。
まぁ、材料入手の順番としては最後の方で。
いよいよとなったら、だな。
うぶゲッツ!!。
・昔の人にとって熊は腱がないと考えられていたようだ。
昔の人は、熊をなんだと思っていたのだろう。
リラックマかなにかと思っていたのだろうか?。
(リラックマに腱はないのは確実だからだ)
それとも、ないのか・・・?。
熊に腱・・・。
なにはともあれ、うまくいけば。
猟友会ゲッツ!!。
・昔の人にとって山は根がないと考えられていたようだ。
これは「山の根」は大きすぎて、人間には扱えないよ、という考え方だろう。
とりあえず、小学校のときの同級生、山根くんの連絡先を見つけ出すのは、そう難しいことではない。
山根くんサクリファイスゲッツ!!。
・昔の人にとって鳥は唾液を出さないと考えられていたようだ。
こりゃ、あの「ツバメの巣」と考えていいのだろうか。
これが入ってるお手ごろ即席スープがあったような気がするけど、もっと量が必要なら、この材料がネックか・・・?。
一度は飲んでみたいゲッツ!!。
ということで、このブログを書いた僕について、僕はこう考える。
「俺も、作る気だ・・・。」

「魔法の材料」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    様々なゲッツにウマイなぁと思いました。
    猟友会がお気に入りです。あ、ゴダイゴも。
    オレはヒゲが濃いのであげますよ。うぶゲッツじゃなくて、ヒゲッツですな。
    作ってください。

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