カメの水槽付近にゴキブリのいることが判明。
どうも水槽付近が暖かいから、みんな集まってきているらしい。
僕はゴキブリがあまり好きではないので、それが集まるのも困る。
とはいえ、例えばそのゴキブリをカメに与えてみたとしたら、おそらく彼らはゴキブリを食う。
しかし、ゴキブリを食べた瞬間、僕のなかでそのカメはもはやゴキブリであって、僕はゴキブリがあまり好きではない。
カメの水槽用に、棚を買ってくる事にした。
その棚はキッチン用具にありそうな金属性で通気がよいもの。
水槽自体は暖かいだろうが、身を隠す場所ができないようにし、ゴキブリの安住を阻止する狙いがある。
ということでさっそく購入、組み立て。
その棚には恐ろしい重量の水槽、カブトムシの幼虫、そしてねこが通れるように何も置かない段。
そんな構成で、部屋のすみにある。
今までカメを置いておいたところが寂しくなったが、まあいい。
ゴキブリも集まらないだろうし、部屋のすみにカメとカブトムシの幼虫が集まっていると考えると、何だか楽しそうだから。
「我が家の部屋のすみには、カメが3匹とカブトムシの幼虫が集まっています」
楽しそうだ。
おや、カブトムシがもう成虫になっているようだ。
・・・ゴキブリやないか。
投稿者: nimbus7942
ひらめき
何か、ひらめきのようなものがあったはずなんだ。
街灯もない公園で、懐中電灯にぱっと照らされたちかんへの注意を喚起する看板のような。
その内容は分からないが、ちかんへの注意についてのことなんだというのは分かる。
先ほどのひらめきは、何かおもろいことについてだった気がする。
「こんなに酔わせて、どうする気?」
「おーい、まだ全身麻酔、足らないぞ」
これじゃなかった。
何かぱっと、ひらめきが過ぎ去り。
ただ、そのしっぽのようなものが見えたはずなのだ。
俺のおせち
豆:まめに働く
昆布:よろこぶ
えび:腹部を勢いよく下に曲げ、大きく後ろへ飛び退いて逃げる
これだっけかなぁ。
えびのしっぽではなかった気がするがなぁ。
スケジューリング
実は今日は2013年の1月5日で、小学生のときのノストラダムスほどの恐怖と高揚感をマヤには感ずることもなく、うかうかと、きなこもちも食わずに、あぁ2013年ですかという気分。
何を2012年の11月日付のところを書いているのだと思わないでもないが、それに加えて毎年、誰に頼まれるでもなく、それほど面白くもないカレンダーが全くできていないというのも、色々考えようとする心を削ぐ。
そんな、まっとうな人間にしてみれば至極当然な、しかし僕としては少々ふぬけたこの感じを打破するには手帳を買うしかないと思った。
手帳があれば、1日ごとに書く場所があるから、コンスタントにそれを続ける事ができそうな気がする。
今まではのっぺらとしたメモ帳だったから、何か考えたんだか考えていないんだか、分かりづらかったのではないか。
手帳があれば、おもろいことどんどんひらめく。
ということででかい文房具屋へ。
僕は布のカバーでチェック柄のものが欲しかったが、いまいちそういうのは見つからない。
たくさんの手帳があるのだが、どれも目的のものとは呼べないものばかりだ。
そうなるといよいよ気に入った手帳がないと今年は何もできないような気がしてきて焦ってくる。
街はそこらに放置されているゴミにすら電球が装飾されていると錯覚しそうなくらい、イルミがとてもネーションしている。
いろいろ焦ってくる。
結局、今のメモ帳もほとんど白紙である事だし、メモ帳にメモできないんなら、手帳に毎日何か書くというのもできないだろうとありがちな見切りをつけることにした。
そういえば、去年も似たような事をやっていた気がする。
それは婚活に値しないよベスト10
婚活に値すると思われそうな行動ベスト10
手抜きでやっています。
=====
婚活初心者にありがちな、婚活にはならないのに婚活に値すると思われがちな行動が特集されている「婚活」月刊誌を、諸都合により入手しました。
=====
「月刊 片利共生 11月号」
思わずやって、自己満足におちいる!!
婚活初心者行動ベスト10!!
10位
触れただけで指のサイズが分かるように、日頃太さの異なる棒を触り続ける。
9位
キャバクラで、すごくがんばる。
8位
たいがいの女性を、目で追う。
7位
思い通りの場所に、滑らせたカクテルグラスを止める訓練。
6位
相手のプロフィールを逃さないため、ポケットの中で筆記する訓練。
5位
「結婚してください」を噛まないようにするための発声練習。
4位
12星座占いを毎朝暗記。
3位
コピー機に、相手の欄が空白の結婚届をよく忘れる。
2位
「名字変えたいわー、名字変えたいわー」が口ぐせ。
1位
薬指に指輪のない事を強調するため、薬指以外の指の付け根にいつも絆創膏を貼る。
これが初心者婚活者です。
夜を見ておけ。
せっかく流星群というイベントがあるにも関わらず、近頃はそんなニュースを見かけてもさほど心躍らなくなってしまった。
興味がないわけではないのだが、まあ時間もないし。
明日もあるし。
そして前にそんなことがあったとき、想像していたよりも流星少なかったし。
と邪魔な慣例、経験のいくつかが、そこらに寝転がらせる事を遮る。
特に「そこらに寝転がる事」自体が、市民権を得ていない。
それを実行すると、その7割は酔っぱらってしまった事による愚行。
1割はのぞき。
1割は発作。
最後の1割なのだ。
「あ、流星群を眺めているのか」と納得してもらえるのは。
確かに、交通事故のニュースでは「道に寝ていた人を轢いてしまった」みたいな内容のものがある。
あれはなんとも言えない気持ちになるもの。
泥酔を理由に、道路などで寝転がってはいけないのである。
しかし、道路でなくても。
例えば家の屋根やアパートの屋上などではというと、これはのぞきと間違われやすい。
奇妙な事に、星を見る事とのぞきというものの行為は、それほどかけ離れたものではない。
のぞきだと通報されてしまうと、そうではないことの証明は難しそう。
「星を見ていたんです」
「でも、星を見ていたという事は、例えばオリオンの裸体を見ていたということでもあるんじゃないのかね」
俺は何を言っているんだろう。
ともかくどこかで寝転がるというのは、時間的にも社会的にもなかなかしづらい世の中である。
だから、なんとか流星群を理由にそれをすること自体は、相当気分がいいはずだ。
足かせ時代
最近、靴を買ったのだが、少々性急だった。
この靴は、大きすぎる。
我が家はそろいもそろって手足のサイズが小さい。
故にデザインなどよりも自分のサイズに合っているという点を重視する傾向にある。
しかし今回、なんとなく大丈夫だろう。
試着してもそれほど問題なさそう。
そんな理由で、でかい靴を買ってしまった。
でかいとは言ってもその種類では最小だったが、だめだった。
短時間ならまだいいのだが、うろうろしようものなら足のいろんな部分が擦れ、傷を負ってしまう。
特に靴の入り口部分は、僕の足に足かせをしていたかのような傷を作った。
足首を一周、痛々しい傷。
靴を履いていて足かせの傷ができてしまうとは何事だろうか。
しかし一方で、この傷は、足かせというものがかなり辛い拘束具であることを再認識させてくれる。
そもそも鉄の輪っかが痛そうな上に、おもりがついてるんだから、それはもう「足首に傷つくくらいなら、動かなくていいや」という気分にもなる。
逃げる先がたまたま坂の下のほうだった場合、球状のおもりを転がしてしまう事でむしろ「動く事を強要」できるかも知れないが、もちろんそれもひとつの「拘束」の形であることに間違いなく、わざわざこうして書く事でもない。
いやだね、足かせ。
それにしても、僕はさっき「拘束具であることを再認識させてくれる」と書いたが、「認識」したことはその前にあるようだ。
いつだったか、僕が足かせをしていた時期は。
あだ名10
くそう。
こんなあだ名だったら、自分自身が風水のラッキーアイテムになれたのにのコーナー。
◆サーカス
用法:
「サーカスのプリントだけ、足らないよ」
由来として考えられるもの:
体育祭のときがすごい
ビーカーやフラスコをジャグリングして、先生にすごく怒られた
納豆を、トルコアイスのように混ぜたくる
◆うわずみ
用法:
「うわずみ、放課後に職員室まで来なさい」
由来として考えられるもの:
腹黒そう
ウィンナーコーヒーの上に乗っている泡だけをすする
灰汁を許さない
◆小腸しぼり
用法:
「今日の給食、しぼりが好きなやつばっかじゃん」
由来として考えられるもの:
ストマッククローのことをずっと小腸しぼりと呼んでいた
精肉店の息子
お腹が痛い時、皮膚の上から腸をつまんでいる
◆ワルツ
用法:
「日直のときに出す紙のやつ、ワルツのやつって内容濃いよね」
由来として考えられるもの:
会議を滞らせることで有名
ロールケーキみたいなエクステをしている
別のあだ名が「鈴木ゼロカスタム」
◆半額
用法:
「半額のチャリ、まじはえぇ」
由来として考えられるもの:
スーパーの半額シールを筆箱に貼っている
とにかく臓器を売ればどうにかなると思っている
あらゆる方面で、人の2倍働く
木村
ここ数年の間に、めきめきと「近所のたこ焼き」がうまくなってきたような気がする。
なぜなんだ。
以前は作り置きで蒸気をふんだんに取り込み、煮過ぎたがんもどきのようになっていたものだ。
しかし今では、たこ焼きを専門でやっていないフードコードのひと店でも、すごくおいしいたこ焼きが供される。
思うに、銀だこの影響がかなり大きかったのではないかと推測される。
ただ、一方で「おいしいたこ焼きの作れる機械がリーズナブルな値段で提供されてきた」という理由もありそうだ。
まあどちらにせよ、蒸気を吸い取りまくった、キムコのようなたこ焼きはもうあまり見かける事ができない。
それを懐かしく感じないわけでもないのである。
それにしても、僕はよく「キムコ」を思い出す事ができた。
使用した事はないが、確か脱臭目的で冷蔵庫に忍ばせる商品名だった気がする。
あと、小学校に「キムコ」というあだ名の友達がいたような気がする。
おそらく「木村某」。
あなたの身近にもいなかっただろうか、「キムコ」。
それも、懐かしく感じないわけでもないのである。
五分五分
僕にはウィンドウショッピングという文化があまりなく、しれっと店内に入って、一周したらさっと出てくる。
そんな感じで時間をうまく潰す事のできない難民である。
ただ、それが悪い事ばかりなのかというとそうでもなく、気に入ったものがあれば迷う事なくそれを買う。
その潔さたるや自分がほれぼれするほどで、おいおいそんなに何も考えずに買っていいのかい、と自問してしまうほど。
先日も、都内の電気機器とメイドが五分五分の場所にて、帽子屋を発見した。
僕は最近、とにかく布状のイスラム帽を探しているからそこでも探そうと思ったが、一瞥して既にそれがないのがわかった。
ならばもうここに用はないと立ち去ろうとしたとき、ひとつ目を奪う帽子があった。
それはツバのある、いわゆるキャップ的なものだが見てくれはワーカーキャップのように素っ気ない。
ただ、耳を隠すひらひらがついていた。
これはすぐ買った。
なぜかは分からないが、気に入ってしまったのだ。
おそらく、僕の気に入った点は耳を隠すやつのついている帽子は、たいがいもこもこしたやつだが、これはもこもこしていない。
その一点に尽きる。
僕の考えでは、寒くもないのに耳を隠す必要はない。
それなのに、たいがいの耳を隠すひらひらが付いている帽子は、それがもこもこしている。
イヌイット的な、例の帽子の類い。
冬ならともかく、あれがもこもこと主張している帽子を、僕はあまり好かない。
何をもこもこしているのか、と。
そんな中、その店で見つけた帽子のひらひらはあまり主張がない。
見てくれも地味だし。
どうであれ、その日はこの帽子の出費により他の何物もスルーしなければならない事態となってしまったのだが。
そもそも、耳を隠す必要があるのかと言えば、なかなか難しい。
ただ、よく見ると、耳は驚くほど官能的な形をしている。
だから、それを出したい日も、隠したい日もあるというのは、そう不自然な事ではない。
ねこカフェ
こないだ、ねこカフェに行ってきていたことを思い出した。
そこは都内某所の何階かにあるところで、ねこと戯れるだけの場所のわりには混んでいる。
そこに1時間だか2時間だか、滞在したのである。
我が家には結構ねこがいて、自宅がねこカフェと言えなくもない状況なのだが、まあねこを飼っている人ならわかるだろうが他の家のねこはまた別にかわいく見える。
そこにはもう十数匹のさまざまなねこがいて、それぞれ初見なものだから全く飽きない。
ただ、やはり客商売だからだろうか。
彼彼女の、我々人間に対する余裕と言うか落ち着き感というか。
そういうものはハンパなかった。
自宅で磨いたねこじゃらしテクニックもまったく通用せず、ほとんどのねこは「凛として寝ている」。
付き合いのいいやつは少しだけかまってくれるが、それも誰かの「ささみのおやつ」に反応。
そそくさと去っていく。
そう、ここでは「ささみのおやつ」は絶大な効力を発揮する。
どんなに(ねこ視点で)冴えない風貌の輩であっても、300円で「ささみのおやつ」を手に入れるだけで、ねこたちの羨望のまなざしを集める事ができる。
他の人と遊んでいるねこを、うばうことができる。
そんなに飢えていることもないはずなのだが、ともかくここのねこたちは「ささみのおやつ」である。
あれ、茹でた直後にほぐそうとすると、熱くて大変なんだよなと思いつつ、冷めたおやつでねこを釣る。
その舌は、ささみの熱さをより、知らなそうだ。