人生西高東低

ごっつ背中にぶつぶつできた。
どうしよう。触りたい。
でも、背中を丸めてぶつぶつを触る姿は、とても残念だ・・・。
元来、肌が弱いらしい。
風呂上りのあせもを見ると、どうも自分の汗に負けてるみたいだ。
一時期、誰かが僕にメッセージを送っているのかっていうくらい、ヘンな形のかぶれが出た。
僕はひそかに「人間味あふれる聖痕」と呼んでいた。
なんか、自分の皮膚がヘンにかぶれたりしたとき、無性に触ったり、なぞりたくなる人は多いという統計がアカシックレコードにある。
触ってみて、「うわ?。皮膚!!。」って感じ。
もちろん、重度だとそんなことは言っていられないけど、
こういう感じには、少なからず人間の持つ「自失に対するあこがれ」みたいなものが見え隠れする。
その手の話でよく出てくるのが、絶叫マシーンだろう。
今思ったけど、すごいネーミングだ。
いつだったか、先生がバンジージャンプをしているところを見たが、
あれほど先生が空中を上下するさまを見るのは初めてだった。
人間は、あれほどぶらんぶらんしてはいけない。
まぁ、ともかく自失の念というものは誰にでもあるものだ。
背を丸めるのも、ごく自然なことだ。
そんな想いをこめて、カップめんにお湯を注ぎました。
こんなときのカップめんは、3分間にフタがよく開く。

I・テンパランス

「えっ、ガルガンチュアって、コン・バトラーVのでしょ?。」
アヌビスは思わず聞き返してしまいました。
昼休み、タドルとアヌビスは自分が読んでいる本について話していました。
タドルが「ガルガンチュア物語」の話を始めたとき、アヌビスの頭の中は基本的に超電磁ヨーヨーだったのです。
そんな状態でタドルの話を聞いてもいまいちピンと来ず、アヌビスは聞いてしまったのです。
タドルは笑いました。
「コン・バトラーVのは、オリジナルじゃないよ。」
でも、笑うタドルを見て、アヌビスは思いました。
ガルガンチュアのことって、自分はV(コン・バトラーVのこと)だと思っていたけど、ガルガンチュア物語っていうのもあるんだ。
そして、むしろそっちがソースみたいだ。
でも、これって、僕にとっては両方とも全く優劣がつけられない、重要な情報じゃないかな・・・。
そのときから、アヌビスは全ての情報が等価であると考えてしまうようになりました。
天秤にかけるものなどないのだ、と。
頭の中にあった情報は、気付かないうちにでも、順位付けがされているもの。
アヌビスの頭の中は色々な情報が飛び交い、その多くは重要度が上げられてしまいました。
それに比例して、彼は、何だか頭の中の何かの水位が上がったような気がしました。
朝、アヌビスが目覚めると、布団から出るには少し辛い気温であることに気付きました。
すると、今日は寒いという気持ちに追随して、今日の日替わり弁当がささみフライであること、スピードワゴン×安達祐実、仕事の会議が今日あること、アウルベアが卵生であるらしいこと、などが思い出されました。
アヌビスは、思わずぽつりとつぶやきました。
「この世界の空気は、とても濃厚だったんだ。ぼくは、おぼれそうだ・・・。」

ペンと剣と司会業

「うわぁ!!。今回の怪獣は手ごわい!!」
「然しものヒトシくんも、今回は危ないかも知れない・・・。」
「ああっ!!。やっぱり不利みたいだ!!。やられてしまう!!。」
「おい、あれを見ろ!!。」
「か、輝いている・・・!!。」
「あ、あれが、伝説のスーパーヒトシくんなのか・・・。」
「いけー!!。スーパーヒトシくん!!。気持ち3倍だ!!。」
「待て。怪獣の方も仲間を呼んだぞ!!。」
「いかにスーパーヒトシくんでも、この数では・・・。」
「おい、あれを見ろ!!。」
「今度は、超スーパーヒトシくんが来てくれた!!。」
「待て。怪獣の方もじゃんじゃん来てるぞ!!。」
「ヒトシくんも負けてない!!。今度はメカヒトシくんだ!!。」
「超合金ロボヒトシくん!!」
「続いて新世紀ヒトシくん!!」
「ヒトシくんV3!!」
「ヒトシくんマン!!」
「ネーデルヒトシくんは掃いて捨てるほどだ!!」
「ヒトシマン!!」
「ヒトデマン!!」
「海辺のヒトシ!!」
「不思議の国のヒトシ!!」
「ヒトシ狩り!!」
「でも、怪獣もてんこもりだ!!」
「あっ、最後に輝くあのいぶし銀は!?。」
「クサノヒトシだ!!」
長官「ヒトシくんたちのボス、クサノヒトシが来てくれたのだね?。」
部下「はい。むやみな筋肉で、勝てるかと。」
長官「では彼に、「どこか別の星にでも行ってから続きをするように」と、双方を説得するように伝えてくれ。」

「次は現金でお願い。」

部屋の前で、猫が悲しそうに鳴いている。
猫のきもちが全て分かるわけじゃないけど、この声のは、分かる。
ドアを開けると、「ミミ」が靴下をくわえて座っていた。
猫を飼ったことがない人でも、「猫は自分がとった獲物を、飼い主に見せに来る」というような話を聞いたりしてはいないだろうか?。
たぶん、それなんだろう。
ねずみやら何やらがあまりいない昨今、猫たちは靴下や帽子でなんたらレーションを発散しているのだろう。
だが、ある人はこんな風に解釈していた。
「自分の獲物を見せに来るというよりは、その獲物をあげようとして、鳴いて呼んでいるんだよ。」
こっちが本当なら。
僕ら、養ってもらってるやん。

走ると、気持ちいいな。

よく買うジュースに、パック状のものがある。
横を見ると、なにやら「真ん中を持たないでください。中身が出ることがあります。」みたいなことが書いてある。
因果、というものがある。
過去の行いが「因」として、それが「果」として表われる。
家庭、教育現場などで「行き過ぎた規制」が取り上げられることは既に多い。
「あれしちゃいけません。」
「これしちゃいけません。」
こんな時代だから。
「真ん中を持ってみてください。」と書いてほしい。
「真ん中を持ってみてください。中身が出ることがあります。」
文章的にも大丈夫だ。
そして、真ん中を持ってみて、中身が出ちゃえばいいのである。
「あっ。真ん中持つと、中身出るんだ・・・。」
まぁ、ちょっといきなりだから、
「真ん中を持ってみましょう。中身が出ることがあります。」
でもよい。
ややプラス思考だ。
とにかく、こういう危険の少ないところから因果を学ぶべきなのだ。
例を挙げてみよう。
「一度にスプレーし過ぎたら、べたべたになるんだ・・・。」
「肌についた時、速やかに洗わなかったら、こんなんなるんだ・・・。」
「目に入ったとき、すぐに洗い流さなかったら、こうなるんだ・・・。」
「爪きりで硬い針金を切ろうとしたら、こうなるんだ・・・」
「動物園の猿のオリに接近したら、こうされるんだ・・・」
「はさみの刃の間に指を置いといたら、・・・・・・・・・・・・」
「海辺で沈みゆく太陽を見ていたら、こんな気分になるんだ・・・」
・・・
おーい。
やっぱり規制も必要ね。
文中の人。
一緒に海辺、走るか。

こどもの はなしを ききなさい。

?お前が先生の話聞いてる時の顔、アフリカの置き物みたいだぞ?
歌/歌詞/音符付け:nimbus7942
♪と と と と 父ちゃん
♪お箸にもー 養成ギプス 付けといて
♪スザンナ 放課後 勉強中
♪ポールは バスケを やり始め
♪ニック
♪18才ーーーーーーーーーー
♪(18才ーーーーーーーーーー)
♪メリーは
♪首だけーーーーーーーー
♪(首だけーーーーーーーー)
♪と と と と 父ちゃん
♪月だとね ひげの成長 遅くなる
♪うさぎの ジャンプは 見ものだね
♪カエルも 連れて 行きたいね
♪彼も 連れて 行きたいね
♪でも彼に「さかさ絵」という言葉は
♪禁止ワードだーーーーーーーー
♪(禁止ワードだーーーーーーーー)
♪でも彼自体は
♪いじりがいがあるーーーーーーーー
♪(いろいろとねーーーーーーー)
♪と と と と 父ちゃん
♪どうしても 伝えたい 空耳アワーがあるんだ
♪街角 流れる 空耳アワー
♪胸の 高鳴り 止まらない
♪でも実際に聞いてもらわないとまず
♪伝わらないーーーーーーーー
♪(伝わらないーーーーーーーー)
♪マネするわけにもいかず
♪日本語とかーーーーーーーー
♪(面白いところとかーーーーーーーー)

天と地の認識合わせ

タカユキ。
その者、平民の出でありながら才能に恵まれ、若くして関西一手を引き受けるまでにのぼりつめる。
概してこのような者は傲慢であるのが常だが、タカユキに至っては例外。
特にその謙虚さは府に留まらず、州にまで及んだ。
ゆえに天分を得た。
輝くティアラと緋の衣をまとい、袖には大福。
ニシキヘビのズボンを身につけ、片足ずつにセグウェイが許される。
左手にはニンテンドーDS。右手にはニンテンドーDSのペン。
左につくは、美人秘書。
右につくは、自動販売機。
それでいて、あれこれ考えていればよいというものだった。
記者
「で、今、どのような気分ですか、タカユキさん!!。」
タカユキ
「うーん。よくそんなことを考えるんですけど。
たぶん、こんな気分って、虫除けスプレーかけられた、蚊の気分っスよ。」

とにねむすみー

みるみる理解できる略語リスト。
ニート:
Not in Education, Employment or Trainingの略語。
無気力で働く意思のない若者を指すように使われることが多い。しかし、本来の意味には、病気などの理由により就労、就学できない者も含まれているため、使用には注意が必要である。
ヴェスバー:
Variable Speed Beam Rifleの略語。
ほとんどの人には「お前何言ってんだ」という顔をされることが多い。しかも言いづらく、この言葉をちゃんと扱えるようになるのは7歳からである。人間が使用すると、使用された方も使用したほうも周辺の人も大変なので、使用には注意が必要である。
GNP:
gross national product 国民総生産の略語。
ある一定期間にある国民によって新しく生産された財(商品)やサービスの付加価値の総計である。GDP(国内総生産)と似ているため、格好のアレである。
筋トレ:
筋肉トレーニングの略語。
夏が近づくとあらゆるメディアで取り上げられるが、どうせならもう少し早く取り上げてくれればいいのにと思う。また、略語とは言えそのまま使った方がむしろ普通なので、「筋トレしなくちゃ。あ、筋肉トレーニングの事ね。」と断ると、ちょっと面白いのではないかと思う。
おにこたく:
お兄さんいい子たくさんいるよの略語。
おとなのマナー。
みなおはてん、ちょーゆうばな:
みなさんおはようございます。今日はいい天気ですね。えー、今朝の朝礼は、みなさんに「勇気を持つすばらしさ」について話したいと思いますの略語。
校長先生のあいさつ。
校長先生は、この略語をフォーマットとして、「ゆう」あたりをカスタマイズして良いことになっている。
ごま:
ごちそうさまの略。
僕がよく使う。

寒い時代

我が家の前の坂道を下って、5分ほどすると田園地帯。
川も近くを流れる、ほのぼのスポットです。
帰りが遅くなったりしたとき、僕はよく、このひらけた場所に来てバイオリンを弾きます。
嘘です。
軍用の双眼鏡で違法駐車している車の調査をボランティアの名目でやってます。
嘘です。
「愛し合ってるかーい!!」って叫びます。
心の中でね。
ともかく、なんかわからないけどよく来る。
でも、何か感じる。
・・・うしろめたさだ。
そう。
理由もなしに夜中の土手でじっとしているのは、この時代では、後ろ指さされ組なのである。
警官とすれ違うだけなのに感じる、あれだ。
しかも、明日は土手前の広場で「どんと焼き」という祭りも行われる。
そのセットが目の前にあるのである。
いたずらとか、放火が怪しまれるタイミングだ。
ぼけーっとしているところを誰かに見られた、とする。
もしその後、火がつけられたりしたときは、目撃者のクリフォードさんは僕のことを話すだろう。
「えーと。まず鋭い光が土手を照らしまして。すると、男がその光に包まれて降りてきたんです。えぇ、タンスの高さくらいの。
そして、土手に座ったかとおもうと、「愛し合ってるかーい!!」と叫びました。
手にはバイオリンと軍用双眼鏡、それに光線銃を持っていました。
そう、手は三本でしたね。」
クリフォードの野郎め!!。
全然違うじゃないか!!。
もちろん、僕は何もヘンなことはしないけど、疑われないに越したことはない。
僕がいた痕跡は消しておくか・・・。
ところが。
おならのにおいが消えるのを待って帰路に発とうとした時、目撃されてしまった!!。
クリフォードじゃないけど、2人乗りしたアベックだ!!。
まずい。
何故か、この後に放火等が起こることが前提だけど、まずい。
いまから、犯罪者じゃないように振舞う?。
だめだ。
この時間にここにいることで、既に3ポイント獲得してしまっている。
それにもう自転車はだいぶ遠い。
「警備も大変だなぁ!!」って言うか!?。
ちょっと不自然かな!?。
まぁ、ブログとしては「愛し合ってるかーい!!」がベストなんですが。
ということで、今日も僕は元気です。

ジャンプを迫る不良と、ともだち。

今、300円という、やたら高いガチャガチャを回しているところだ。
「ロビンと100人の友達」みたいなタイトルのやつ。
姉が集めているものなのだが、あまり店頭にはない。
故に、見つけてしまうと「買ってこう」という気分にもなるのだ。
ロビンという未来少年みたいな風貌をした者が、100人の友達と未来を救う。
当たらずも遠からず、といったところか。
ガチャガチャとしての300円は
・浪費
・100円ずつ入れる時の喪失感
・人の目線
など、人として多くのものを失う。
それにしてもロビン。
君には、本当に100人も友達がいるのかい?。
「ロビン」で検索しても、たいがい「ロビン・マスク」ばかりだよ?。
とか思っていたら、ちゃんといるようだ。
うーん。
もしガチャガチャが続いたら(現在第2弾まで)、すばらしく事が円滑に進んだとしても、3万円かかることになる。
こんなかかるんだったら、HOMESTAR買うよ・・・。
でも、こういうのは、ズラ?っと並んでいる方が楽しいものだ。
それに、友達が300円で買えるっつうなら、ねぇ?。