両親の田舎が九州熊本で、夏休みに車で行ったことがあります。
熊本でもかなり田舎のほう。見たこともないヤモリが生息する地域です。
そんな地方の、お店も車でないといけないような場所に祖母の家がありました。
そこへ向かう途中。
山道を走っていると後方からすごい速さの熊が接近してきました。
間違えました。
後方からすごい速さの車が接近してきました。
「たぶん、親類が危篤なんだ・・・。」
車を脇にとめ、その車をやり過ごしてから数分後、また同じような車が。
「熊本は危篤者が多いな・・・。」
また車をとめて、急ぐ車をやり過ごすこと数回。
もちろんその日は熊本県特有に見られる「一斉危篤日」というわけではありません。
知人によるとこの辺は遊び場がなく、車に金をかけて「峠攻め」で暇つぶしをするのだ、とのこと。
確かに当時は何もありませんでした。
東京から来た私達家族は、何をしていいんだかわかりません。
話は「中学以来音信不通で、10年後くらいに偶然道端で会った初恋の人」くらいに変わります。
「ハシシュ」という麻薬を使って、この世の楽園を再現した人たちがいたそうです。
その人たちは若者をそこに連れ込み、そこでセレブな対応を受けさせます。
そしてある日、ウハウハな若者をいきなり追放。
あの楽園に戻りたくば、誰某を暗殺してこい、と。
暗殺者養成学校(九月入学受付中)というわけらしいです。
さて、東京という楽園(?)からあえて追放されてきた我らはどうしたか。
海にくりだしました。
本当に近くに海があってよかったと思いました。
とにかく何にもない。物理的にも精神的にも。
何せこの地は、海岸線を全裸の男性が犬を散歩しているようなワンダーランド。
服もないらしい。
みんなー。海外行かなくても、ヌーディストビーチがあるぞー。
(さすがに普段はないらしく、祖母はビビっていたが。)
何年か経って、再び祖母の家へ。
15分くらい離れたところにできた「ジャスコ」に、我が家族は騒然としました。
滞在の何日間、「ジャスコ」に入り浸ったことは言うまでもありません。
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県内で一番売れてないジャスコがあります。田舎者にはオアシズだけどね!?あれ?いっけなーい!オ・ア・シ・ス
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オアシズ。
ガンダム好きとお笑い好きでは捉え方が違うね。