A「え、夜に爪切ると、どうなるって?。」
B「だからー、親の死に目にあえないって言われてるよ。」
A「ふーん。そうなんだ。まぁ、いいか。俺は今、切りたいんだ。」
C「あれ?、うちのいなかだと、切ったやつが近いうちに死ぬ、って言われてる。」
A「近いうちに親と俺、みんな死ぬ!!。」
ということを思いついたのですが、この話にはアヤシイところがあります。
それは「自分の死んだ状態」は、「親の死に目にあえない状態」であると言えるのか、という点。
もしそうだとするとAは、近日死んだタイミングで自動的に「親の死に目にあえない」状態も達成できたこととなる。
すると、以下のように、全員がその契り(?)を果たすことができる。
A:爪切る
B:親の死に目にあえない
C:Aは死ぬ
また、Aの「みんな死ぬ!!。」という心配も無用となる。
Aが死んだ後、ほどよい時間がたってから、親は「あいつは、親の死に目にもあえないヤツだったよ・・・。」
と思いながら天寿をまっとうすることができるのだ。
ところで、僕は「親の死に目にあえない」というのは、その当人は生きていて、親が死ぬときにその場所に立ちあえない、というニュアンスを持つものと思っていたのだが、どうなのだろう。
このニュアンスで正しいのであれば、Aは夜の爪切りで家族全滅の覚悟をしなければならない。
「爪を切る」ことでAは近いうちに死ぬのだが、そのとき既に「親の死に目にあえない」経験を踏んでおかないと、Bが永遠に達成できなくなるからだ。
ところでこの話、どうなんだろうか。
そろそろ、Aは爪を切るのを断念してくれるだろうか。
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夜に口笛を吹くとヘビが来るっていうのもホントにヘビが来た人がいるんでしょうか?
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夜に口笛を吹くとヘビが来るっていうのも、つまるところ、何にも起きなかったってことですからねぇ。