イノシシについては全然わかんない。
ただ、キバがすごいこと。
近所にイノシシの肉を提供するラーメン屋があること。
野生のイノシシにはダニがいっぱいついているらしいこと。
そしてファイナルファンタジー5で「ワイルドボー」という名称で登場していたこと。
このくらいだ。
この中でも感慨深いのがダニについて。
ある小説、エッセイで、狩られたイノシシから大量のダニが逃げ出すシーンが描かれていたことがある。
それは異様感、あるいは死出の旅を暗喩しているとも言える。
しかし何よりも、大量のダニという点だ。
獣に付くダニというのは、布団や衣類に付くような、目に見えないくらい小さいダニではない。
「木の実?」と思えるくらい大きく、なんかテカってる。
それが大量に、イノシシの死骸から出てくるのである。
「ママ、死んだイノシシから大量の木の実が出てきたよ!!」
聞きようによっては胃の内容物のことを話しているようで、気持ち悪い。
「ママ、死んだイノシシから大量の赤い水が出てきたよ!!」
血というものを子供にどう教えればいいのか、よくわかりません。
「ママ、死んだイノシシからお経が聞こえてきたよ!!」
あーなんかわからないけど、ヌシとかだよたぶん。