全てを終わらすことのできる言葉というのに、ずいぶん前に触れた。
いろいろ 1
いろいろ 2
先月あたりに思いついたのが「ルビーせしめてフランスへ」だ。
※「周期表第1族元素」の覚え方のひとつ
「香奈は小さい頃から夢だった化学者になっただけでなく、とても美しく成長した。そんな彼女も、ルビーせしめてフランスへ(オリジナル)」
どうだろう。
ちゃんと終わっているのではないだろうか。
「失恋をやさしくなぐさめるかのように、やさしい雨が降り出した。そんななかを僕は、ルビーせしめてフランスへ(オリジナル)」
「星々の香気を追って、旅を始めねばならない。私はリーの細い手を取った。ルビーせしめてフランスへ(中島らも 永遠も半ばを過ぎて)」
みんなもいろんなフレーズに「ルビーせしめてフランスへ」を、心の中でつけてみよう。
僕はこう、日々の生活における会話の最後にこの rcf (ルビーせしめてフランスへ)を心の中でシミュレーションしてみたところ、おおよそ2割、面白かった。
正直なところ、この「周期表第1族元素」の覚え方については、その最初が水素(H)、現状ラストがフランシウム(Fr)ということで、どうしてもその内容は「エロいが、最後はフランスへ行く」で落ち着いてしまう。
結果、遊びの範囲はそう広くない。
しかし、今回のようにさまざまなフレーズに合わせることで夢が広がり、かつアルカリ金属の一部を覚えられるというのは、けっこう有意義ではないだろうか。
さあみんなも、ルビーせしめてフランスへ。
エロめに。